普段何気なく生活している中で、さまざまな人との関わりがありますよね。
そして、ちょっとしたことに対しても「ありがとう、ありがとうございます」と言う人と、言わない人に大きく分かれているといえます。
同様に「ごめんなさい」などの謝罪の言葉であっても、すぐに言える人と言えない人に二極化していると私は感じます。それでは、ありがとうやごめんねを言える人と言えない人の違いはなんなのでしょうか。
ここでは、なぜ感謝や謝罪を出来る人と出来ない人がいるのか、ありがとうやごめんねを言うと毎日がより楽しくなる仕組みについて解説していきます。
目次
感謝したり謝ったり出来る人と出来ない人の違い【ありがとうやごめんなさい】
ありがとうやごめんねが言えない人は、基本的に「自己肯定感が低い人」傾向にあります。自分のセルフイメージが低いと、表面上は良く見えるようにふるまっていたとしても、実際のところは「どうせ自分なんて」と思いやすく他者に対しても否定的になりがちです。
結果として、感謝の言葉を言うことやや謝ることに抵抗を感じ、行動できないわけです。
そして、自己肯定感が低くなる要因には、さまざまなことが関係しています。
・育った家庭環境
・学校での環境
・今まで起きたトラブルをどう乗り越えてきたか
・小さな成功体験を成し遂げてきたか、またそれを認めたり、褒められてきたか
・それを自分でどう受け止めて、どう対処してきたのか
などが挙げられます。
結局のところ、色々な試練があるけれど「自分は自分のままでいい」と思える能力を培ってきたかどうかがポイントとなってきます。
これらが、ありがとうやごめんなさいをすっと言えるかどうかの違いといえます。
ありがとうやごめんねは言った方が得
なお、これら感謝や謝罪の言葉は言った方がより毎日を楽しく過ごすことができます。
たとえば、あなたが何か「ものをとって」とたのまれたたときに「相手がありがとう、ありがとうございます」と一言いっただけでと、気持ちいいやりとりができたと感じますよね。
そして、今度もしあなたが何かしてもらった際、「こちらもありがとうと言って、もっと仲良くなろう」などと思えるわけです。このようにして良いスパイラルができやすくなります。
一方でありがとうやごめんねを、言わなかったら、当然ながら「なんか感じが悪い」となりやすいのがわかるでしょう。
さらに言霊の力ともいいますが、いい言葉を使っているだけで、あなた自身もより楽しい、幸せな気持ちになりやすくなります。つまり、「ありがとうやありがとうございます」と言っていると、「またありがとうやありがとございますがいいたくなるようなことが発生しやすくなる」のです。
すると、上述のよう何かの試練を経験した場合、その出来事に対して「この現象のおかげで成長できた」「新たな気づきが得られた」などと感謝しやすくなります。結果として、トラブルを乗り越えられた自分や、それに対して感謝できた自分に対して、自己肯定感を得られるようになるのです。
結果として、自己肯定感もさらに上がり、他者にもより寛容になれる余裕が生まれるため、よりいっそう「ありがとうございますやごめんなさいが言える人」になっていきます。
あなたも、ありがとう、ごめんねをすっと言える人になり、毎日をより楽しんでいきましょう。