最近ではパワースポットブームなどの影響もあり、スピリチュアル(目に見えない世界)に関心がある方が増加しつつありますよね。
ただ、スピリチュアルをきちんと学ばずに、表面的に理解することで起こる弊害(デメリット)を起こしている方の数も上昇しているといえます。
デメリットの一つとして、「特別意識の増大(スピリチュアルエゴ)」というものがあり、これに陥る方の割合が比較的多く感じます。
ここでは「特別意識の意味」「特別意識を持つとどうなりやすいか」「特別意識をなくすための対処方法」について、解説していきます。
目次
そもそも特別意識とは?
特別意識とは、言葉の通り「自分は他の人とは違う」「自分は特別な存在なんだ」という考えを持つことを指します。いわゆる特別感のことと考えていいです。
人は誰しもどこかで「自分は、すごい」「自分は才能がある」などと考えるものです。そして、上述の適度な自己肯定感を持つことは素晴らしいことであり、自分の良さがわかっていかいと、他の人を受け入れることもできなくなるのも事実です。
ただ、自己肯定感とはかけ離れ「自分だけが特別で他に人は凄くない」「私はあなた達とは違い格上の存在である」などと、思ってしまう場合は、特別意識が強まっているといえます。
特別意識を持つとどうなりやすいか【スピリチュアル】
このような特別意識ですが、これが大きくなりすぎると「自分と違う考えの人を受け入れにくくなる」「排他的になる」など現実面で周囲に対し攻撃的になる場合があります。
結果として、周囲から反発を買いやすくなり、自身としての充実度が下がる傾向にあるため注意が必要です。
なお、心理学で言うところの確証バイアスの考え方と同様と考えていいです。
特別感を上手に昇華させる方法
そして、特別意識が高まっているときには、その症状があまり自覚できにくいのも事実です。
ただ、あまりにも特別感が高まり、それが現実的に態度や行動に出ているケースでは、あなたにとって「きついこと」が起こりやすくなります。
このあなたにとってトラブルが起こることは長い目でみると必要なことであり、単純に悪いことなわけではないです。この何かのトラブル発生時をきっかけとして「特別意識が強くなっていないか」考えるチャンスとして起こっているともいえるわけです。
このときは、冷静になって客観視するのがおすすめです。さらに、この客観視が比較的できるようになってきましたら、「今の状態に感謝する」習慣を併せて理解しておくといいです。
現状への感謝ができるようになると、自分の中の特別感が上手に昇華できやすくなります。結果としてより日常を楽しく過ごせることにつながっていきます。
ただ、上述のように特別意識は誰しも持つ感情であるため、仲良くつきあって「適度な自己肯定感」からのバランスを崩さないように気を付けましょう。
まとめ
ここでは、「特別意識の意味」「特別意識を持つことで起こりやすいことと対処方法」について解説しました。
特別意識とは「自分だけは特別」などと捉える考え方のことを指します。誰しも「自分は凄い」という気持ちは抱き、それが適度な自己肯定感につながっていることは素晴らしいことです。
ただ、一定の水準を超え、「自分以外はすべておかしい」などと他人に対して排他的になっているケースでは、特別意識の領域に踏み込んでいるともいえるのです。特別意識が強まるほどにあなた自身がつらくなりやすい傾向にあるため、注意が必要です。
そして、特別意識を浄化させ、より毎日を楽しく過ごせるようにするには、「今の現状に感謝する」という方法がおすすめです。
自己肯定感と特別感のバランスを保ち、さらに幸せな日常を過ごしていきましょう。