生きていると「ささいな不安」から「大きな不安」までさまざまな種類の不安を感じることがあるでしょう。
人生をより楽しく、幸せに生きていくためには、不安への対処方法を知ることが重要です。不安に対する扱い方を知るだけで、生きていくのがとても楽になるからです。
それでは、あなたは、「そもそもなぜ不安になるのか」「不安をなくすことはできるのか」などの不安に関することを考えたことはありますか。
ここでは、「不安になる理由」や「不安なときに行うといいおすすめのおまじない」について解説していきます。
目次
そもそもなぜ不安という感情が出るのか
不安という感情が出てくる理由には、「潜在意識と顕在意識」という私たちにもともと備わってるいる意識との大きな関わりがあります。
潜在意識とは簡単にいうと、「あなたが深いレベルで思っている意識のこと」です。そして、言葉の通り潜在的であるために、普段の生活において意識できていないことが多いです。
ただ、あなたの人生における90%以上がこの潜在意識が元となって行動を起こしており、この潜在意識をどう扱うかどうかが「あなたの人生をより豊かに幸せにできる鍵である」といえます。
つまり、潜在意識を私達が望むものに書き換えることができるほど、あなたの願望がかなうこととなるのです(詳しい潜在意識のことは別ページにて記載しています)。
しかし、基本的に私達が起きている間に意識できるのは、人生への影響度が低い顕在意識の方なのです。そして、顕在意識とは、潜在意識レベルで「こうしたい」と感じていることに対して、抵抗する役割を持っています。
具体的には、顕在意識とは、あなたの肉体を守るために「本当にそんな行動をとっていいの」「もしかしたらこういった悪いことが起こるかもしれない」という変化を妨げ、安定さえようとすることが本来の役割といえるためです。
このように、安定を最も優先させる顕在意識が私たちにもともと備わっているために、何か普段と違う行動をとろうとすれば、多かれ少なかれ不安を引き起こすのです。
そのため、不安という感情を感じることは、悪いことでも良いことでもなく、自然に起こるものととらえておきましょう。
このような不安に対する考えを聞くと、「別に不安になってもよかったんだ」と少しほっとしませんか。ただ、これは紛れもない事実ですので、本当に安心していいのです。不安であることは人間らしく、健全な証拠です。
不安なときのおまじない・対処方法
ただ、このように不安になることは別に悪いことでもないし、人間に備わっているシステムだと頭で理解したとしても、不安を避けたいと感じるかもしれません。
このような場合にはどう対処するといいのでしょうか。何かいいおまじないはあるのでしょうか。
不安を避けようとせず、感じ切る
実は不安になりたくないと思うことで、不安を引き寄せやすくなります。先にも述べたように、どんな人でも多かれ少なかれ不安は感じるのです。
そのため、不安を避けようとせずに、不安をきちんと感じるしかないと腹をくくることが不安を軽くさせる最も効率のいい方法です。
基本的には意識して不安を感じ切り、そのときの自分に対して、「不安を感じてこわかったね」「がんばったね」といたわってあげましょう。
具体的には、「どのようなことに対して私は不安を感じているのか」「こうなったら嫌だ」ということを、直感的に書き出すといいです。不安を味わい切りやすくなるためです。
例えば、私が最近感じた不安は以下のようなものがあります。
このように、不安に感じたことを書き出し、それを掘り下げてみましょう。
例えば、「苦手な人と一緒にいる時間が長くなったら嫌」という不安に対しては、その相手が怒りっぽい性格であることが、私にとって嫌なのかもしれません。
その裏には、「人前で感情を強く出すことはかっこよくない」という価値観があり、「大人な対応でクールにしている方が素敵」という私の意見の方が正しいという考えが潜んでいることがあります。
つまり、このケースの不安では「自分の方が正しいという傲慢さがあり、回りまわって表面的に不安という形に変化しただけ」だったことに気付けます。
この部分を素直に認めて、どっちの考え方も素晴らしい部分もあるし、おかしな部分もあります。絶対的な良い悪いや正しい正しくないはないということに気づくと、自分も相手も受け入れることができるようになります。
この部分がクリアになると、不安が不安でなくなっている場合が多いです。これが、不安を感じ切るという作業です。
最後には、書いた紙自体も捨て、よりスッキリさせましょう。
改めて言いますが、不安を避けずに感じ切ってみると、不安が軽減できるのでおすすめです。
不安が現実となっても大したことはないと知る
何が起きても大丈夫です!
つまり、不安と仲良くなることが大事といえます。
また、その当時に不安になったことが現実になったとしても、なってなくても、後後考えてみるとほぼ忘れてないですか?
例えば、10年前に友達を喧嘩したとしましょう。そのとき、「同仲直りしようか」明日あいたくないないっそかかわらないでおこうかなどと
不安を感じることは悪いことではない