「願望を実現したい」「より運気を上げたい」などの理由で、神社に行く方が多いです。
ただ、口コミで「実は神社に行ってお願いしてはいけない」ということを聞くことがあります。
この神社参拝時に願い事をしてはいけないという噂は本当なのでしょうか。
ここでは「お参りの時に願望を伝えてはいけないのか」ということについて解説していきます。
目次
神社での参拝時に願い事をしてはいけないのか
このお参りの時に、願い事をしてはならないという噂は、半分本当、半分嘘といえます。
このお願いをしてはいけないというのは、「目標達成のために自分自身で何もしていないのに、神社でお願いごとをすれば何とかなる」という他力本願な姿勢が良くないことをして表しています。
つまり「願望実現のために自分自身でさまざまな対策をとり、できるべきことはやったので、上手くいくようサポートをお願いする」という形の願い事であれば、してもいいのです。
よって、あくまで自分のできる限りのことをして、後は援助してもらうために、参拝するのであれば、願掛けをしていいのです。
このようなケースであれば、「お願いをしてはいけない」どころか、願い事をした方が現実的にも願望実現の可能性が高くなるのです。
お願いというより、感謝と自分への宣言をするといい
このように願い事をすること自体は問題ないのですが、参拝時にはまず感謝を伝えるとよりいいです。
「願い事を叶えたい」という気持ちが強すぎる場合、裏を返すと「願望実現できていない自分には価値がない」という潜在意識を大きくしてしまう場合があります。
と同時に達成できていない今の状況への感謝をわすれたり、周囲への不満にフォーカスしてしまうケースがあるのです。結果として、願望実現がしにくくなる傾向となります。
このような状況を避けるためにも、まず神社にて願い事をする際は、まず今のあなた自身が持っているものに焦点をあて、感謝の気持ちを伝えるといいです。
今病気することなく普通に健康で暮らせている、家族や友達がいる、生活できるお金がある、スマホやパソコンを持っている、ゆっくりできる時間がある、草木や花を見て綺麗と思える心がある、などなど何でもいいです。
普段何気なく生活しているとこれらのことを「普通のこと」と捉えがちですが、上記のことが普通にできるだけでも実際は非常にありがたいことなのです。
このような「ありがたいな〜」という感謝の気持ちを神社での参拝時に伝えるといいです。
今あるものに対して感謝をした上で、次にこうしたい、こうありたいという願望を伝えることによって、より願望実現が加速されていきます。
これは、神様の視点から考えると、「こんな些細なことにこの人は感謝できるんだ」「もっとこの人の願いを聞き入れていこう」という流れになるためです。
また、先にも述べたように願い事を伝えるときは他力本願にならないためにも、「お願いというよりも自分に宣言する、覚悟を決める」というニュアンスで伝えると、より願望実現の効果を高くすることができます。
まとめ
ここでは「神社参拝時に願い事をしてはいけないのか」ということについて解説しました。
神社にてお参りするときには、お願いをしてはいけないわけではなく、他力本願で丸投げするような願い事の仕方が良くないといえます。
そのため、自分でできることは対処した上で、願い事をすることは問題ないです。
また、神社を参拝する際には、まず感謝の気持ちを伝えた方上で、かつ「自分への宣言、覚悟」に近いニュアンスで願い事を言うようにしましょう。
適切なお参り作法を身につけ、より運気を挙げていきましょう。