普段量料理などを行う際に、よく大さじや小さじを使うことがあるでしょう。
ただ、「大さじを使おうと思ったのに壊れてしまって、小さじしかない」などの状況に遭遇するケースもあるといえます。このような場面で大さじと小さじを代用して使おうと考えたときには、どのように対処するといいのでしょうか。
ここでは「大さじ一杯は小さじ何杯分か」「大さじと小さじの変換方法」について解説していきます。
目次
大さじ一杯は小さじの何倍か?
まずは、大さじが小さじ何杯分に相当するのかを考えていきます。
大さじとは、以下のような計量する際に使うスプーンの大きいものを指します。
そして、大さじ1杯の容積(体積)は15ml(cc)と決まっています。
一方で、小さじとは同様に粉体などを計量するための製品であり、以下のようなものを指します。
そして、大さじと同様に小さじ一杯は5ml(cc)と定義されています。
ここで、大さじと小さじの体積を比較すると、「15÷5=3という計算」により、大さじ1杯は小さじ3倍分に相当するといえます。
逆に、小さじ1杯=大さじ1杯の1/3倍と変換できるのです。
つまり、大さじの代わりに小さじを使用するのであれば、大さじの3倍の量を入れればいいわけです。
大さじと小さじの変換方法
それでは、大さじと小さじの変換に慣れるためにも、計算問題を解いてみましょう。
例題1
大さじ2杯分は小さじでは何杯に相当するでしょうか。
解答1
上の定義式を元に計算していきましょう。
2 × 3 = 小さじ6杯分に換算することができました。
逆に、小さじから大さじへの換算も行っていきましょう。
例題2
小さじ9杯分は大さじでは何杯に相当するでしょうか。
解答1
こちらも、上の換算式を元に計算していきましょう。
9 ÷ 3 = 大さじ3杯分と求めることができました。
なお、大さじ1杯分を小さじで代用する際は正確な量が測れないため、このような場合では目分量で対応するといいです。
まとめ
ここでは「大さじ1杯は小さじ1杯の何倍に当たるか」「どう変換するのか」ということについて解説しました。
大さじ1杯は15ml(cc)であり、小さじ1杯は5ml(cc)です。よって、15÷5=3という計算により、大さじ1杯は小さじの3倍であることがわかります。
よって、大さじX杯分を小さじに変換するには「×3」を行えばよく、逆に小さじを大さじに換算するのであれば「×1/3」とすればいいといえます。
大さじも小さじも良く使用するものであるため、きちんと各々が何倍分に相当するのか理解しておきましょう。