生き方

「自分の機嫌は自分で取る」の正しい捉え方

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一流の人は「自分の機嫌は自分で取る人」ということを聞いたことはないでしょうか。

この言葉を聞くと、「私ももっと常に機嫌を良くして前向きに生きて行こう」などと思えることもあるでしょう。

ただ、この「自分の機嫌は自分で取る」と意味の解釈の仕方によって、上述のように自分の心が楽になりより機嫌を良くできる場合と、逆に負担になって機嫌を損ねてしまうケースに分かれると、私は思います。

ここでは、毎日を楽しく過ごすための「自分の気持ちは自分でとるの捉え方」「自分の機嫌の取り方」について解説していきます。

目次

「自分の機嫌は自分でとる」の上手な捉え方

毎日を生活していれば、以下のように誰しも「自分が望むことが起きやすい時期」と「そうでない時期」の波は必ずできるものです。

つまり、どんな出来事でも変化しないということはありえないわけです。そして、この自分自身の望むことが実現している時期であれば、大抵の人は自然と機嫌良くすることができます。

・自分がチャレンジしていた試験に合格した
・好きな人と結婚できた
・友達に良いことが起きた

などなど、自分の望みが実現できたのであれば、基本的には上機嫌になるでしょう。

逆に、上の図の自分の自分に対する満足度の波が下がっている場面では、誰しもが落ち込みがちになります。

・チャレンジしてきた試験に落ちた
・失恋した
・大怪我をした

などが例として挙げられます。そしてこのような気持ちが沈んでいる場面に遭遇して初めて、「自分の機嫌は自分で取る」と考えだすものです。なお、気分が下がっている状況では、特に意識をしていないとネガティブになったり、他人にもあたりがちになったりします。自分自信で精一杯になってしまいますからね。

多少なら周囲に当たったとしても仕方ないといえますが、あまりにもエスカレートすると当然ながら周りの人から反感を買いやすくなるわけです。そうなると、「こっちは大変なのに」と、さらにマイナスの感情をいだき、さらに反感を買い・・・と負の連鎖につながりやすいです。

このようなネガティブなスパイラルに陥らないためにも、「自分の機嫌は自分でとる」ように意識するといいのです。

ただこのとき、「自分の機嫌は自分で取る」の捉え方の意味を間違って解釈することがあります。具体的には、「どんなときも物凄いいい機嫌でいないといけない」という極端な意味として捉えることを指します。

そうすると、上で記載した「チャレンジしていた挑戦に失敗した」ときのような辛いときでも、上機嫌でいようしてしまいます。そうなると、余計に辛くなってしまいますよね。このように、「自分の機嫌は自分で取る」という誤った解釈をすると、よりネガティブな方向に向かいがちになります。

そのため、自分の機嫌のは自分で取るという言葉の捉え方を適切にとらえる必要があり、私が考える解釈の仕方は以下の通りです。

・自分の機嫌は自分で取るは

「なるべく上機嫌を心がけよう。でも、実際問題きついときもあるから、そういう時はできる範囲で機嫌を良くして、周りにできるだけ当たらないで行こう。

このとき、機嫌がそこまで良くできなかったり、ちょっと周囲に当たってしまっても仕方ないから、自分を責めずに受け入れていこう」

という意味で捉えると、心がより楽になれると思います。

そして、周囲と関係のない1人でいるような場合では、辛い出来事を受け止めるためにネガティブになったり、機嫌を損ねてもいいのです。まずは、このような負の感情をたくさん感じて、「自分は機嫌が悪くつらくなっているな」と客観的に捉えて見ましょう。

このように、

・自分の本心を受け止めること
・周りといるときはなるべく機嫌よくしよう

とできる範囲で今の状況を改善していこうとしていれば、自然と自分の願望がかない、満足度が上がっていくものなのです。そして、このように自分も他人もいたわるような生き方をしていくと、以下の図のように自分に対する満足度の波の平均値自体が徐々に上がっていくと思います。

このような考えが、私が思う毎日をより楽しくする「自分の機嫌は自分でとる」の捉え方です。

ただ、私自身は機嫌が悪いときには、人に当たってしまうこともあり、未熟な部分も多々あります笑。ちょっとずつ成長していきたいものですね。

自分の機嫌の取り方

それでは、自分ができる範囲で上機嫌でいられる方法を以下で確認していきます。

まず笑っておく

機嫌が悪いときこそ、自分のためにまず笑いましょう。というのも、「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」という理論が科学的にわかっているためです(アズイフの法則)。

科学的といった難しい話でなく、実際笑顔を作ってみると分かりますが、「気分が良くなる」「スッキリする」ことはないでしょうか。私は機嫌が必ずよくなります。

もちろん心から笑えるのが一番いいですが、作り笑顔でもいいので出来る限り笑ってみましょう。このとき、上述のように無理しない程度で十分と思います。

自分の本心を理解する

なお、「自分が本当はどうしたいのか」ということがわかっていない場合、どうしたら自分の機嫌が良くなるのかも分からないことがほとんどです。

こうした状況では、

・自分はどんなことがしたいのか
・どういう場所だと楽しくいられるか
・どのような人と一緒にいると幸せと感じるか
・どういう時間の使い方をしたいか
・これらはなぜか

を自分自身にゆっくりと、何度も何度も問いかけてみるといいです。このときは一人になったり、森や神社など落ち着いた空間で行うのがおすすめです。

すると、つらい気持ちが和らぐだけでなく、今後より自分が幸せ、機嫌がいいと感じる環境に進みやすくなっていくと思います。

環境を変える

また自分の満足度が下がっていることとして、環境の影響を受けることが多くあります。つまり、自分に合わない環境にいることで、機嫌が慢性的に悪くなっていることもあります。

例えば、会社での職場など、嫌いな人がいない場合でも「何となく居心地が悪い」状況になってしまうのです。

このようなとき、ある程度自分の中で機嫌よく過ごせるようチャレンジしても変化しないのであれば、環境自体を変えてしまうのがおすすめです。

もちろんリスクもありますが、自分の機嫌・満足度をより良くするために転職や独立などを行うのも、とてもいいことと思います。

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アラサーの男性です。自分が今まで経験・勉強してきた「エクセル」「ビジネス用語」「生き方」などの情報を、なるべくわかりやすく、楽しく、発信していきます。 一緒に人生を楽しんでいきましょう