「B4の資料をB5に縮小したいとき、コピー機の倍率はどう設定すればいいの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
B4とB5は同じB列に属するため、倍率には明確な法則があります。
この記事では、B4からB5への縮小倍率をわかりやすく解説します。
計算の仕組みや注意点も合わせてご紹介しますので、コピー作業の参考にしてください。
目次
B4からB5の倍率は約71%(縮小)
それではまず、B4からB5への倍率について解説していきます。
B4サイズは縦364mm・横257mm、B5サイズは縦257mm・横182mmです。
B4からB5に縮小する際の倍率は、約71%が正解です。
短辺同士で計算すると182÷257≒0.708、長辺同士で計算すると257÷364≒0.706となります。
コピー機では「71%」に設定するのが一般的です。
B列は同系列なので、隣接サイズ間の縮小倍率は常に約71%(1÷√2)という固定の法則が成立します。
A列の縮小(A3→A4や A4→A5)も同様に71%で、AとBで共通の法則です。
| 変換 | 倍率(概算) | 方向 |
|---|---|---|
| B4 → B5 | 約71% | 縮小 |
| B5 → B4 | 約141% | 拡大 |
| A3 → A4 | 約71% | 縮小 |
| A4 → A5 | 約71% | 縮小 |
B4とB5のサイズ・寸法の比較
B4は257mm×364mm(約25.7cm×36.4cm)、B5は182mm×257mm(約18.2cm×25.7cm)です。
面積はB4が約935cm²、B5が約468cm²で、B4はB5の約2倍の面積を持ちます。
B5はB4のちょうど半分の大きさと覚えておくと、サイズ感をつかみやすいでしょう。
コピー機での71%設定のポイント
71%という倍率はコピー機の定番設定の一つで、「B4→B5」の自動変換ボタンが搭載されている機種も多くあります。
手動設定の場合は倍率欄に「71」と入力してください。
71%縮小は文字や図がひと回り小さくなるため、元資料のフォントサイズに余裕を持たせておくのがおすすめです。
B4からB5縮小が使われる場面
B4のテスト用紙や楽譜をB5ノートサイズにコンパクトにまとめたい場合や、大判資料を持ち運び用に縮小したい場合に活用されます。
配布コストを削減するために大判資料を小型化する実務用途でも重宝されます。
縮小後も内容が読みやすいよう、元資料のフォントを大きめに設定しておきましょう。
71%縮小の法則と用紙サイズの仕組み
続いては、71%縮小の法則とその背景にある用紙サイズの仕組みを確認していきます。
√2の法則とは何か
AサイズもBサイズも、隣接するサイズ間の比率は√2(≒1.414)になっています。
拡大:次のサイズ ÷ 前のサイズ = √2 ≒ 1.414 → 約141%
縮小:前のサイズ ÷ 次のサイズ = 1÷√2 ≒ 0.707 → 約71%
例:B4(257mm)÷ B5(182mm)≒ 1.412 → 拡大141%
縦横比が崩れない理由
A・B列の用紙はすべて縦横比が1対√2に設計されています。
この比率のおかげで、拡大・縮小してもレイアウトの縦横比が崩れません。
用紙を半分に折っても同じ縦横比が保たれるのがこの規格の最大の特徴です。
異系列間変換との違い
B4→B5のような同系列内の変換は常に71%ですが、B4→A4のような異系列間変換では別の倍率になります。
B4→A4は約82%と、71%とは異なる値です。
同系列か異系列かを確認した上で正確な倍率を設定することが大切です。
縮小コピーを上手に行うコツ
続いては、縮小コピーを上手に行うためのポイントを確認していきます。
元資料のフォントサイズを確認する
B4からB5に71%縮小すると、10ptの文字は約7ptになります。
7ptは多くの方にとって読みにくいサイズです。
縮小を前提とした資料では、元のフォントサイズを12〜14pt以上に設定しておくとよいでしょう。
試し印刷で仕上がりを確認する
本番印刷の前に試し印刷を1枚行い、文字の読みやすさと余白のバランスを確認しましょう。
余白が狭い資料は縮小後に内容が端ギリギリになることがあり、余白の確認は縮小コピーの必須作業といえます。
問題がなければ本番印刷へ進みましょう。
コピー機の自動変換機能を積極活用する
多くの業務用コピー機には「B4→B5」など用紙サイズ変換のショートカット機能が搭載されています。
これを使えば倍率の手動入力が不要になり、設定ミスのリスクをゼロにできます。
機種のマニュアルで自動変換機能の使い方を確認してみてください。
まとめ
B4からB5への縮小倍率は約71%です。
B列同士の隣接サイズ変換なので、常に71%または141%という固定の法則が適用されます。
コピー機の自動変換機能を活用し、文字サイズや余白に配慮しながら、正確な縮小コピーを実現してください。
用紙サイズの法則を理解しておくことで、様々な場面での印刷作業がよりスムーズになるでしょう。