「A5の書類をA6に縮小したいとき、コピー機の倍率はどう設定すればいいの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
A5とA6は同じA列に属するため、倍率には明快な法則があります。
この記事では、A5からA6への縮小倍率をわかりやすく解説します。
計算の根拠や注意点も合わせてご紹介しますので、参考にしてください。
目次
A5からA6の倍率は約71%(縮小)
それではまず、A5からA6への倍率について解説していきます。
A5サイズは縦210mm・横148mm、A6サイズは縦148mm・横105mmです。
A5からA6に縮小する際の倍率は、約71%が正解です。
短辺同士で計算すると105÷148≒0.709、長辺同士で計算すると148÷210≒0.705となります。
コピー機では「71%」に設定するのが一般的です。
A列同士の隣接サイズ変換なので、縮小倍率は常に約71%(1÷√2)という固定の法則が成立します。
A4→A5やB5→B6など、同列内の一段階縮小はすべて71%という共通ルールです。
| 変換 | 倍率(概算) | 方向 |
|---|---|---|
| A5 → A6 | 約71% | 縮小 |
| A6 → A5 | 約141% | 拡大 |
| A4 → A5 | 約71% | 縮小 |
| A3 → A4 | 約71% | 縮小 |
A5とA6のサイズ・寸法の比較
A5は148mm×210mm(約14.8cm×21cm)、A6は105mm×148mm(約10.5cm×14.8cm)です。
面積はA5が約311cm²、A6が約155cm²で、A5はA6の約2倍の面積を持ちます。
A6はA5を半分に折ったサイズで、ポストカードとほぼ同じ大きさです。
コピー機での71%設定のポイント
71%という縮小率は多くのコピー機で設定可能ですが、A6という小型サイズへの縮小では文字が非常に小さくなります。
A5で10ptのフォントはA6縮小後に約7ptになるため、元のフォントサイズへの配慮が特に重要です。
試し印刷で文字の読みやすさを必ず確認してから本番印刷へ進みましょう。
A5からA6縮小が使われる場面
A5の資料をポストカードサイズのA6に縮小してDM(ダイレクトメール)や案内カードにしたい場合に活用されます。
また、A5の小冊子をさらにコンパクトなポケットサイズのA6にまとめたい場面でも便利です。
縮小後は非常に小型になるため、必要な情報に絞り込んだシンプルな資料に向いています。
A6サイズの特徴と活用法
続いては、縮小先のA6サイズの特徴と活用法を確認していきます。
A6の規格と主な用途
A6はISO 216規格に基づく105mm×148mmの用紙で、ポストカードや文庫本カバーとほぼ同じ大きさです。
ポケットに収まる最小の標準サイズとして、手軽に持ち運びたい用途に向いています。
名刺より大きく、手帳より小さいサイズ感が特徴です。
A6への縮小でよく使われる変換元
A6への縮小変換でよく使われるのは、A5(71%)・A4(50%)・B6(約82%)などです。
特にA4からA6への縮小(50%)は面積で4分の1になる大幅縮小のため、情報の絞り込みが必須です。
A5からA6への71%縮小は比較的穏やかな変換なので、A6縮小の中では扱いやすい変換といえます。
A6サイズの封筒との相性
A6サイズの資料は洋形2号・洋形3号などの封筒にそのまま入れることができます。
案内状・招待状・DM(ダイレクトメール)などの郵送物としての活用に非常に向いているサイズです。
縮小してA6にまとめることで、郵送コストの削減にもつながります。
縮小コピーを上手に行うためのコツ
続いては、A5からA6への縮小コピーを上手に行うためのコツを確認していきます。
元資料をシンプルにまとめる
A6は非常に小さいサイズのため、A5から縮小した場合は多くの情報が読みにくくなりやすいです。
縮小前に元資料の不要な情報を削除してシンプル化しておくことで、縮小後の視認性を大幅に改善できます。
必要な情報に絞り込んだうえで縮小するのがベストな方法です。
フォントサイズを大きめに設定する
A5で12ptのフォントをA6に71%縮小すると約8.5ptになります。
読みやすさを確保するためには、元のフォントを14pt以上にしておくのがおすすめです。
特に細かい注釈や表内の文字は大きめに設定しておきましょう。
試し印刷で仕上がりを確認する
本番印刷の前に試し印刷を1枚行い、文字の読みやすさと余白のバランスを確認しましょう。
A6という小型サイズへの縮小は仕上がりの確認が特に重要で、試し印刷なしで本番へ進むのは避けましょう。
問題がなければ本番印刷へ進んでください。
まとめ
A5からA6への縮小倍率は約71%です。
A列同士の隣接サイズ変換なので、常に71%という固定の法則が適用されます。
A6への縮小では文字が小さくなりやすいため、元資料のシンプル化とフォントサイズの配慮が特に重要です。
試し印刷で仕上がりを確認しながら、正確な縮小コピーを実現してください。