「A4サイズの画像って何ピクセルで作ればいいの?」と疑問に感じたことはないでしょうか。
印刷用の画像を作成する際、ピクセルと用紙サイズの関係を正しく理解することが大切です。
この記事では、A4のピクセルサイズを解像度別にわかりやすく解説します。
実際の作業に役立つ知識も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
A4のピクセルサイズは解像度によって変わる
それではまず、A4のピクセルサイズについて解説していきます。
A4の物理的な寸法は210mm×297mmですが、ピクセル数は解像度(dpi)によって変わります。
印刷用(300dpi)のA4ピクセルサイズは、約2480×3508ピクセルです。
高品質印刷(350dpi)では約2894×4093ピクセルになります。
WEB表示用(72dpi)では約595×842ピクセルになります。
| 解像度(dpi) | 横(px) | 縦(px) | 用途 |
|---|---|---|---|
| 72dpi | 約595px | 約842px | WEB・画面表示 |
| 150dpi | 約1240px | 約1754px | 低品質印刷・プレビュー |
| 300dpi | 約2480px | 約3508px | 一般印刷(標準) |
| 350dpi | 約2894px | 約4093px | 高品質印刷 |
解像度(dpi)とピクセルの関係
dpi(dots per inch)は1インチあたりのドット数を示します。
A4の横幅210mmは約8.27インチなので、300dpiで計算すると8.27×300≒2480ピクセルになります。
解像度が高いほどピクセル数が増え、印刷品質が向上します。
印刷用途に必要な解像度の目安
一般的な文書印刷には300dpi(2480×3508px)が標準的な設定です。
写真や細かいグラフィックを含む印刷物では350dpi以上が推奨されます。
WEB表示のみで印刷不要な場合は72〜96dpiで十分です。
画像作成ソフトでの設定方法
PhotoshopやIllustratorでA4サイズの画像を新規作成する場合、「新規ドキュメント」でA4を選択し解像度を300dpiに設定するのが一般的です。
GIMPやCanvaなどの無料ツールでもカスタムサイズでピクセル数を直接入力することで、A4の印刷用画像を作成できます。
用途に合わせた解像度設定を最初に行うことが、品質ミスを防ぐ近道です。
ピクセルサイズを正しく活用するポイント
続いては、A4のピクセルサイズを正しく活用するためのポイントを確認していきます。
印刷物は必ず300dpi以上で作成する
WEB用の72dpi画像を印刷すると、印刷物が粗くなりモザイク状の仕上がりになります。
印刷物を作成する際は最初から300dpi以上で制作することが重要です。
後から解像度を上げても品質は改善しないため、最初の設定が肝心です。
PDFとピクセルサイズの関係
PDFはピクセルではなくポイント(pt)で管理されており、A4は595.28×841.89ptが標準です。
PDFを印刷する際は300dpi以上で書き出し設定することで高品質な印刷物が作れます。
PDF書き出し時の解像度設定を忘れずに確認しましょう。
スマホやタブレットでA4書類を扱う際の注意点
スマホで撮影したA4書類の写真は、縦横比がA4と異なる場合があります。
スキャンアプリを使ってA4として取り込めば正確なアスペクト比と適切な解像度で保存できます。
印刷目的の場合はスキャンアプリで300dpi設定を選択するのがおすすめです。
まとめ
A4のピクセルサイズは解像度によって異なり、一般的な印刷用途では300dpiで約2480×3508ピクセルが標準です。
印刷物には300dpi以上、WEB表示には72〜96dpiを目安に、用途に合わせた解像度設定を最初に行うことが品質向上の鍵です。
ピクセルサイズと解像度の関係を正しく理解して、目的に合った高品質な印刷物を作成してみてください。