私たちが生活している中にはさまざまな科学技術がひそんでいます。
例えば、電力関係の消費電力量や電気的な容量の単位として、Wh(ワット時:ワットアワー)やkWh(キロワットアワー)という単位を使用することがあります。
これらの単位は状況に応じて、使い分ける必要があるため、その換算方法についてきちんと理解しておくといいです。
ここでは、Wh(ワット時)やkWh(キロワット時)の関係や、変換方法について確認していきます。
目次
WhとkWhの換算の関係式
まず、Whとは消費電力量を表す単位であり、よく電気代の請求書などに記載されているものです。
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そして、Whはワットアワーやワット時と読みます。一方で、kWhはキロワットアワーと読み、Whの接頭に1000倍を表すk(キロ)がついたものといえます。
つまり、1kWh=1000Whであり、1Wh=0.001kWhという変換式が成り立つのです。
このように、キロワットアワーとワットアワーは換算することが可能なのです。
Wh(ワット時)からkWh(キロワット時)の計算を行ってみよう
それでは、WhとkWhの換算式に慣れるためにも、練習問題にチャレンジしていきましょう。
例題1
0.8kWhは何Whとなるでしょうか。
解答1
上の換算式に従って計算を実行していきましょう。
すると、0.8×1000=800Wh と換算できるのです。
続いてもう一題練習問題を解いてみましょう。
例題2
1.5kWhは何Whとなるでしょうか。
解答2
1.5 × 1000 =1500 Whと変換されました。
kWh(キロワットアワー)からWh(ワットアワー)からの計算を行ってみよう
今度は逆に、キロワットアワーからワットアワーへの換算を行っていきましょう。
例題3
4000Whは何kWhに相当するのでしょうか。
解答3
4000 / 1000 = 4kWh換算できるのです。
さらにもう一題の演習を行っていきます。
例題4
30Whは何kWhになりますでしょうか。
解答4
計算式に従って求めっていきましょう。
30/1000 = 0.03 kWhと求めることができました。
WhやkWhは電気代の計算などに利用する単位なとと、生活に関する単位であるため十分に理解しておきましょう。
まとめ
ここでは、消費電力量の単位であるWh(ワット時)とkWh(キロワット時)の関係と変換方法について解説しました。
kWhとは、Whの頭に1000倍を表すk(キロ)がついたkWhであり、1kWh=1000Whが成立します。逆に、1Wh=0.001kWhとも換算できることを理解しておくといいです。
なお、単位換算は多くの場面で必要となるケースが多いので、きちんと扱いに慣れておきましょう。