建物や物体の名前をはじめとして、多角形の名称が使用されるケースがよくあります。
例えば、アメリカの本庁舎の名前はペンタゴンと呼ばれていますが、これは実は五角形のことを意味した名称なのです。他にも楽器などの名称でトライアングルがありますが、これは三角形を意味しています。
これらトライアングルやペンタンゴンなどの多角形のカタカナ文字表記(英語)は有名ですが、他の多角形(何角形)のカタカナ表記は何というのか理解していますか。
ここでは、3角形、4角形、5角形などのN角形(多角形)の英語表記について確認していきます。
目次
トライアングル、スクエア、ペンタゴンとは?3角形、4角形、5角形の呼び方
トライアングルと呼ばれる名称の楽器があるように、以下のような三角形のことをトライアングルと呼びます。
さらに、四角形はスクエアと呼び、あなたもご存知のように以下のような形状をしていることがわかります。
なお、先にも述べたように五角形のことはペンタゴンと呼ぶのです。アメリカの本社超のペンタゴンは以下のような五つの頂点の形(五角形)をしているのです。
そして、実はペンタ以上のN角形では、ギリシャ数字と連動しています。五角形では、ギリシャ数字の5を表すペンタンの語尾を一部削り、-ゴンをつけると5角形を意味するペンタゴンとなるわけです。
この理屈のもと、6角形以上の呼び方を考えていきましょう。
ヘキサゴン、へプタゴン、オクタゴン【6角形、7角形、8角形は英語でなんという?】
このような理屈から六角形はヘキサゴンとなります。
さらに、ギリシャ数字で7はへプタを意味していることから、7角形はへプタゴンとなるのです。
同様に、8角形についても考えていきましょう。タコの英語はオクトパス(足が8本)であることから、ギリシャ数字で8はオクトであることがわかります。よって、8角形はこのオクトにゴンがついた形の、オクタゴンとなるわけです。
ノナゴン、デカゴン、ドデカゴン、ポリゴンとは?【9角形、10角形、12角形、多角形は】
さらに9角形について考えていきます。ギリシャ数字の9はノナンとよぶため、9角形はノナゴンとなるのです。
続いて、10角形についても考えていきます。10はギリシャ文字でデカンであるため、デカゴンが10角形にあたるわけです。デカゴンは何となく面白い感じがしますよね。
このデカゴンは以下のような図形となります。
なお、12角形ではドデカゴンと、デカゴンの進化系のような名前となるのです。また、これらのような多角形の総称のことを英語では、ポリゴンと呼びのです。
カクカクした形状のポケモンでもにポリゴンというキャラクターがいましたが、これもこの多角形の英語表記のポリゴンから来ていると考え得られます。
良く科学の分野では、上のようなギリシャ文字での表記を使うことが多いため、きちんと理解しておきましょう。
まとめ
ここでは、三角形から10角形(12角形も)までの多角形の英語表記について記載しました。
三角形はトライアングル、四角形はスクエアであり、それ以上の多角形では対応するギリシャ数字にゴンをつけたものとなります。
具体的には、5角形がペンタゴン、6角形がヘキサンゴン、7角形がへプタゴン、8角形がオクタゴン、9角形がノナゴン、10角形がデカゴンとなるのです。なお、12角形のことはドデカゴンと可愛げのある英語となります。
なお、これら多角形の総称のことをポリゴンと呼にことも覚えておくといいです。
様々な科学関連の用語を学び、より人生を楽しんでいきましょう。