普段何気なく生活しているとき、挨拶として「お疲れ様」を使うことが多いですよね。
ただ、私たちは何気ない挨拶として「お疲れ様〜」と言うわけですが、この「お疲れ様という言葉が嫌い、聞きなくない」という方が少なからずいます。
このように、お疲れ様が苦手な人はなぜ不快と感じるのでしょうか。
ここでは「お疲れ様を嫌いと考える原因」「お疲れ様と言わない方がいい理由」について解説していきます。
目次
なぜ「お疲れ様」と言われるのが嫌な人がいるのか
挨拶として「お疲れさま」と言われた際にそれを「嫌だ」と考える方は、「こちらは疲れていないのに疲れたという言葉を使いたくない」という意見を持っていることが多いです。
つまりまたまだ元気いっぱいでいるのに、「疲れてる」のようなネガティブなイメージで見られたり、このような言葉を聞いたりするのが嫌なわけです。
なお、お疲れ様の語源は「憑かれている」つまり、何か悪いものに取り憑かれていることを表した様子のことであり、本来の意味としてもあまり良い意味を持ちません。
よって、ため息や「疲れた〜、しんどい」などと同じように、聞いたり、発したりするだけで、ネガティブなものと本能的に感じやすいのです。このようないわゆる言霊の力的な観点からも、お疲れ様と言われることが嫌な人もいるといえます。
お疲れ様は言わない方がいい
これらの理由からお疲れ様を聞きたくない方が存在するわけですが、言葉をかける側としても「お疲れ様は言わない方がいい」といえます。
これは上述のように、お疲れ様と言われるのが嫌な方が一定数いるため、「挨拶だけで周囲を不快にさせると損」なため、お疲れ様を控えた方がいいのです。
もう一つは、お疲れ様ということで、言霊の力によって自分も「疲れた」感じになりやすいためです。
よくネガティブなことを見たり聞いたりすると「自分もマイナスの感情を抱きやすい」ということが言われたりします。実は科学的にもこれはわかっている事実であり、ネガティブな情報に触れると自分もネガティブに、ポジティブな情報に接触すると自分もポジティブに変化していくものなのです。
一日で挨拶をする回数は意外と多いため、このような理由から毎度の挨拶としての「お疲れ様」は言わない方がいいといえます。
お疲れ様の代わりの言葉
それでは、挨拶としてのお疲れ様の代わりには何を使用するのがいいのでしょうか。
私自身がよく使用する挨拶とその理由について簡単に記載しましたので、参考にしてみてください。
・こんにちは
→やはりすれ違ったときなどに「お疲れさま」ではなく、「こんにちは」を使うと相手を不快にすることや違和感がない挨拶となるのでおすすめです。
・お先に失礼します、さよなら~
→なお、帰り際のお疲れさまの代わりとしては、「お先に失礼します」「さよなら~」などというのもいいでしょう。
・お元気さまです
→なお、言霊の力の事などが好きな人に対しては「お元気さまです」などというのもいいといえます。
ただ、こちらの表現では、好き嫌いがわかれるため、この言葉に抵抗がある方には「お疲れ様です」と同様に使用しないようにするといいです。
適切にお疲れ様ですの代わりになる言葉を選び、より円滑な人間関係を構築していきましょう。
このように、挨拶の言い方も大事ですが、同時にねぎらいや感謝の気持ちなども載せつつ、気持ちのいい挨拶ができるようチャレンジしていくことがさらにおすすめです。
まとめ
ここでは「お疲れ様を言われたくない」「お疲れ様を言わない方がいい理由」「お疲れ様の代わりの言葉」について解説しました。