科学的な解析を行う際にはよく単位変換が求められることがあります。
中でも流速等の単位として、mm/s(ミリメートルパーセック)とm/min(メートルパーミニッツ)の変換(換算)方法を使用することが多いです。これらの単位は両方ともよく使用する単位であるため、各々を変換できるようにしておくといいです。
ここでは、これら「mm/s(ミリメートルパーセック)とm/min(メートルパーミニッツ)の変換(換算)方法」ついて解説していきます。
目次
mm/s(mm/sec)とm/min(メートルパーミニッツ)の換算(変換)方法
まず、mm/s(ミリメートルパーセック)とは1秒(s)あたりに移動するmm(ミリメートル)の量を表す単位といえます。別の表記としてはmm/secとも記載します。
一方で、m/minとは1分(min)あたりに動くm(メートル)の量を表す単位を指します。
そして、mm/sとm/minを換算を行うには、分子と分母に分けて考えていくといいです。例えば、分子では1m=1000mmという長さの変換ができます。
さらに、分母では1min(分)=60s(秒)という計算式が成り立つことも考慮すると、1m/min=1000mm/60s=16.67mm/sという変換式となるのです。
逆に、1mm/sは何m/minかと聞かれれば、1mm/s=0.06m/minと変換することができるのです。
mm/sとm/minの換算(変換)の計算方法【メートルパーミニッツとミリメートルパーセック】
それではmm/sとm/minの扱いに慣れるためにも計算問題を解いていきましょう。
例題1
20m/minは何mm/sと変換できるでしょうか。
解答1
上の換算式に従って計算していきます。
すると、20 × 16.67 = 333.4mm/sと求めることができるのです。
続いて、ミリメートルパーセカンドからメートルパーミニッツへの変換も行っていきましょう。
例題2
500mm/sは何m/minと計算できるのでしょうか
解答2
こちらも上述の計算式に基づいて換算していきます。
500 × 0.06 = 30m/minと変換できるのです。
どちらも大事な電気抵抗の単位といえるため、理解しておきましょう。
まとめ
ここでは、m/minとmm/sの変換(換算)方法について確認しました。
・1m/min=16.67mm/s
・1mm/s=0.06m/min
となることを覚えておくといいです。
単位変換に慣れ、業務に役立てていきましょう。