ビジネスにおける公的な文書を書く場合などには、出来るだけ適切な日本語の表現をとるといいです。
ただ、名詞につながる形容詞として、どのようなに使い分けをすべきかわからないケースも多くあります。
例えば、「効果」や「リスク」などの名詞に続く言葉として「高い」というのか「大きい」というのか、どちらを使用すればいいのか迷ったことはないでしょうか。
ここでは、これら効果やリスクといった名詞に続く表現が「高い」と「大きい」のどちらがいいのかについて解説していきます。
目次
「効果」に対して「高い」「大きい」のどっちを使うべきか【低い、小さい?】
結論から言いますと、効果という名詞に続く表現としては「高い」も「大きい」も両方とも使用します。
つまり、これらの対義語である低い、小さいも使用でき、「〜の効果が低い」「〜の効果が小さい」と表現するのです。
ただ、統計的なデータを確認したところ「効果が大きいの方がよりしっくりくる」という結果になっています。
以下の通りです。
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/162.htmlより引用
そのため「効果」という言葉に対しては、「高低」で表現するよりも「大小」で表現する方がより自然といえるわけです。
ただ、普通の会話などにおいてはそこまで厳密に言葉を選ばなくていいため、効果が「高い」「大きい」「低い」「小さい」のどれでもいいといえます。
効果が高い、低いを使った例文
それでは、例文を確認して「効果が高い、大きい」の使い方を確認していきましょう。
・薬を飲んだらすぐに体調が良くなったので、この薬の効果は大きい
・田んぼにかかしを置いたら、カラスがよって来なくなったため、かかしの効果は高いといえます
などと予想する場面で、この表現をとることが多いといえます。
リスクは高い?大きい?のどっちを使うべきか【低い、小さい?】
それでは「効果」だけでなく「リスク」につく場合には、高いと大きいのどちらかがいいのでしょうか。実は「リスク」という名詞に続く表現としては「高い」も「大きい」も両方とも使用します。これは「効果」と同じです。
よって、これらの対義語である「低い」「小さい」ももちろん使用でき、「〜のリスクが低い」「〜のリスクが小さい」などと表現できるのです。
ただ統計的なデータを確認したところ、こちらの「リスク」方では「リスクが高い」や「リスクが大きい」もほぼ同程度で使用することがわかっています。
以下の通りです。
http://www.lingua.tsukuba.ac.jp/ippan/TWPL0/TWPL06_32/4_nabatame_nagai2013.pdfより引用
まとめ
ここでは、「効果」や「リスク」に続く形容詞は「高い」「大きい」「低い」「小さい」のどれが続くのがいいのかについて解説しました。
「効果」では大きいと表現する方が一般的というデータがあるのに対して、リスクでは「高いも大きいも」ほぼ同じ程度で表記するということがデータでわかっています。
ただ、会話などで使用する際には、どれを使ってもいいといえるわけです。
適切な表現方法を学び毎日の生活に役立てていきましょう。