私たちが生活する中で、「20歳未満の方はお酒を飲んではいけない」「この乗り物には身長150cm以下の方は乗れません」などの表現を耳にすることがあるでしょう。
この「未満」と「以下」では何が違うのか、正しく理解していますか。
ここでは以下と未満の違いについて、わかりやすく解説していきます。
目次
「~以下」はその数を含む、「~未満」は含まない
以下も未満もある対象と比べて小さいことを表す言葉であることは理解していると思いますが、以下は「その対象の数値を含み」、未満は「その対象の数を含まない」と定義されています。
たとえば、A以下であれば数値のAも含むことなり、B未満であればBは含まないといえるわけです。
以下のようなイメージです。
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色々なパターンの以下と未満の違いを理解しておきましょう。
以下と未満の具体例
このように、以下と未満に違いがあるわけです。
ここで理解を深めるためにも、良く使用される-以下や-未満の例を用いて使い分けを確認していきます。
小学生以下と小学生未満の違い
上の定義より、小学生以下では小学生を含み、未満では小学生学生を含まないことになります。
なお、小学生以下の場合具体的に「いつまで」と思うかもしれないですが、注記がされていなければ「小学生全て」と考えていいす。
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中学生以下と中学生未満
対象が中学生であったとしても、以下と未満の違いに変化はありません。上と同じように考えていけばいいのです。
つまり、中学生以下は「中学生が入り」、中学生未満であれば「中学生は含まれない(小学生以下)」といえます。
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高校生以下と高校生未満
当然ながら高校生を扱う場合でも同じとなります。
つまり、高校生以下はイコール(高校生)も含まれ、高校生未満は高校生を入れないわけです。
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なお対象が言葉でなく、年齢などであってもこの以下と未満は適用されます。
18歳未満と18歳以下の違い
つまり、18歳以下は18歳も含み、18歳未満であれば18は入らないこととなります。
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以下と未満の記号の違い
そして、以下と未満では意味の違いだけではなく、記号も違います。
具体的には、X<AであればAは入らず、XがA未満であることを指していることになります。
一方で、X≦Bとイコールも含めたケースでは、Bも含まれるのでB以下となるわけです。
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このように、さまざまな対象における以下と未満の違いや、記載方法の相違点などについてきちんと理解しておきましょう。