自動車に乗っている方は、車の維持費としてさまざまなコストがかかりますよね。
車検代や駐車上代などは基本的に変えることが難しいですが、ガソリン代は比較的容易に削減することができます。例えば、燃費を上げる走行方法をするといった具合です。
そして、ガソリン代を抑制するには「そもそもガソリン代や燃費(1Lあたりの走行距離)」などの計算をできた方がよく、ここではこれらの算出方法を確認していきます。
目次
ガソリン1Lあたりの走行距離の計算方法【1リットルで何キロ】
まず、ガソリン1リッターあたりの移動距離のことを燃費といいます。
この燃費の数値が大きければ大きいほど、少ないガソリンで長い距離を走行できることになります。結果として、ガソリン代を浮かすことができるために、燃費がいい車を選んだ方がいいというわけです。
この「1リットルで何キロか」を計算するためには、実際に移動距離/使用したガソリンの量と行えばいいのです。
実際には使用したガソリンの量は、車内に装備されているガソリンゲージに着目するといいです。
そして、ガソリンの量に対応した走行距離は、ガソリンが満タンから半分になったときなどに「何キロ走行していたのか」を確認するといいのです。
以下で実際にガソリン1Lあたりの移動距離を求めていきましょう。
燃費の計算を行ってみよう
ある自動車では、ガソリン5Lで100km走行できたとします。このときのリッターあたりの走行距離(燃費)はいくらになるか計算します。
ここで、上の換算式から求めると、燃費=100/5=20km/Lと求めることができるのです。
燃費、走行距離、ガソリン1Lあたりの値段からガソリン代を計算する方法
このようにしてガソリン1Lあたりの移動距離(燃費)を求められます。
そして、燃費の目安がわかると今度は走行距離とリッターあたりのガソリンの価格がわかれば、使用したガソリンの値段(ガソリン代)を求めることができるのです。
具体的には、ガソリン代=走行距離÷燃費×1Lあたりのガソリンの価格=ガソリンの使用量×1Lあたりのガソリンの価格を計算できます。
それでは、実際にガソリン代を求める練習問題を解いていきましょう。
ガソリン代の計算問題を解いてみよう
それでは、ガソリン代を求めていきます。
例題
ある車の燃費は25km/Lであり、今回ドライブで100km走行しました。なお、ガソリンの値段が150円のとき、かかったガソリン代はいくらになるでしょうか。
解答
上の定義式に基づいて、ガソリン代を算出していきます。
すると、100÷25×150=600円が今回の走行でかかった分の、ガソリンの値段になるのです。
ガソリン代の計算はさまざまな場面でよく必要となるため、きちんと理解しておきましょう。
まとめ
ここでは、「リッターあたりの走行距離(燃費)の求め方」や「ガソリン代の計算方法」について解説しました。
燃費は、走行距離を使用したガソリンの量で割った数値のことを指します。基本的に、車についているゲージを元に、移動距離とガソリンを使った量の対応を確認するといいです。
そして、ガソリン代はこの燃費を使用し、走行距離÷燃費×1Lあたりのガソリンの価格で求めることができます。
燃費やガソリン費用の計算をマスターし、ガソリン代の節約の目安に活用していきましょう。