【Excel】エクセルの曜日の書式設定方法(日付から曜日を表示)
Excelで日付を入力しているのに、曜日までひと目で確認できず、予定表や勤怠表、売上管理表が少し読みにくいと感じることがあります。
曜日は日付の横に別列で表示する方法だけでなく、同じセルに月曜日や月と表示する書式設定も可能です。
用途に応じて表示形式、TEXT関数、WEEKDAY関数を使い分けると、元の日付データを保ったまま見やすい表を作成できます。
曜日を表示する基本ポイント
・日付と曜日を同じセルに見せるなら表示形式を変更します。
・曜日を別セルへ取り出すならTEXT関数を使います。
・曜日ごとに計算や色分けをするならWEEKDAY関数が便利です。
この記事では、日付から曜日を表示する書式設定方法と、関数を使った実務的な応用を解説していきます。
エクセルで曜日を表示する書式設定
| 日付 | 表示形式 | 表示結果 |
|---|---|---|
| 2026/10/1 | aaaa | 木曜日 |
| 2026/10/1 | aaa | 木 |
それではまず、日付が入っているセルへ曜日を表示する基本の書式設定について解説していきます。
日付と曜日を同じセルに表示したい場合は、数式を入力せず表示形式を変更する方法が最も手軽です。
表示形式の設定画面
日付が入力されたA2セルを選択し、右クリックしてセルの書式設定を開きます。
キーボード操作なら、対象セルを選択した状態でCtrlキーと1キーを押してもセルの書式設定を表示できます。
表示形式タブで分類からユーザー定義を選択し、種類の入力欄へ曜日用の書式記号を入力しましょう。
書式設定はセルに保存された日付の値を変えません。
見た目だけを曜日付きの表示へ変更するため、並べ替え、日付計算、フィルターにもそのまま利用できます。
日付を文字列として入力している場合は、この方法だけでは曜日を正しく表示できないことがあります。
セル内では日付として認識されているか、数式バーや配置を確認することが大切です。
曜日の書式記号
日本語で曜日を表示する代表的な記号はaaaとaaaaです。
aaaを設定すると月、火、水のような一文字の曜日になり、aaaaを設定すると月曜日、火曜日、水曜日のような完全な曜日名になります。
曜日の表示形式
aaa は 月、火、水のような省略表示です。
aaaa は 月曜日、火曜日、水曜日のような表示です。
ddd は Mon、Tue、Wedのような英語の省略表示です。
dddd は Monday、Tuesday、Wednesdayのような英語の完全表示です。
書式記号は半角英字で入力することが重要です。
全角のaaaを入力すると、Excelが書式として認識せず、意図した表示にならない可能性があります。
日付と曜日を同じセルに並べる設定
日付と曜日を同じセル内に表示するなら、yyyy/m/d aaaまたはm/d(aaa)のように日付用の記号と曜日用の記号を組み合わせます。
たとえばA2セルに2026年10月1日が入力されている場合、m/d(aaa)なら10/1(木)、yyyy年m月d日aaaaなら2026年10月1日木曜日と表示されます。
表示形式の中に文字を固定で入れたいときは、ダブルクォーテーションで囲みます。
入力例 yyyy”年”m”月”d”日”(aaa)
表示例 2026年10月1日(木)
予定表では短い表示、報告書では年月日と曜日を含めた表示にすると、表全体の読みやすさが整います。
【操作のポイント】曜日だけを追加したいときは、日付を直接書き換えず、セルの書式設定からaaaまたはaaaaを指定します。
日付と曜日を同じセルに表示する方法
| A列の入力値 | ユーザー定義 | セルの見え方 |
|---|---|---|
| 2026/10/1 | m/d(aaa) | 10/1(木) |
| 2026/10/2 | yyyy年m月d日aaaa | 2026年10月2日金曜日 |
続いては、日付と曜日をひとつのセルで読みやすく見せる書式の組み合わせを確認していきます。
カレンダーや予約一覧では、日付と曜日を同じセルにまとめると列数を増やさずに済みます。
短い予定表向けの表示
月間予定表や会議予定の一覧では、m/d(aaa)という書式が使いやすい設定です。
月と日を簡潔に示しつつ、括弧内の一文字で曜日を確認できます。
表示形式の種類欄へm/d(aaa)と入力したら、サンプル欄で10/1(木)のように表示されることを確認します。
曜日を括弧で囲むことで、日付部分と曜日部分の境目が分かりやすくなります。
月初や月末の予定を扱う表では、年を省略しても運用できるかを先に検討しましょう。
正式な文書向けの表示
社内文書、提出用の一覧、議事録の作成日などでは、yyyy年m月d日aaaaのように長い形式が向いています。
たとえば2026年10月1日木曜日と表示すれば、日付の読み違いを減らしやすくなります。
書式例 yyyy”年”m”月”d”日”aaaa
年、月、日という文字を固定で表示し、末尾へ完全な曜日名を付ける設定です。
帳票に曜日を載せる場合は、日付の表示ルールを表内で統一することが信頼感につながります。
曜日だけを太字や色付きにしたい場合、同じセル内の曜日部分だけに書式を設定することはできません。
その場合は日付と曜日を別セルへ分ける方法が扱いやすいでしょう。
コピーとオートフィルによる反映
設定済みのセルを下方向へコピーすると、表示形式も一緒にコピーされます。
日付の連続入力を行う場合は、最初の日付を入力し、セル右下のフィルハンドルを下へドラッグすると便利です。
日付が連続して増えれば、曜日も自動で月、火、水のように切り替わります。
日付は連続した数値として保存されています。
そのため1日後の日付は、元の日付に1を足す計算で求められます。
A3に翌日を表示する数式 =A2+1
表示形式はコピーしても日付の計算結果を邪魔しないため、連続するスケジュール表に適しています。
【操作のポイント】日付と曜日を同じセルに表示するときは、一覧の幅に合わせてm/d(aaa)とyyyy年m月d日aaaaを使い分けます。
TEXT関数による曜日の別セル表示
| A列 日付 | B列 数式 | B列 結果 |
|---|---|---|
| 2026/10/1 | =TEXT(A2,”aaa”) | 木 |
| 2026/10/2 | =TEXT(A3,”aaaa”) | 金曜日 |
続いては、日付と曜日を別の列に分けて表示するTEXT関数の使い方を確認していきます。
曜日を独立したセルに表示すると、曜日列だけを中央揃えにしたり、土日だけを色分けしたりしやすくなります。
TEXT関数の基本式
1行目に見出しがあり、A1に日付、B1に曜日というヘッダーを設定した表を考えます。
A2に日付が入力されているなら、B2には=TEXT(A2,”aaa”)と入力します。
TEXT関数の書式
=TEXT(値,”表示形式”)
値に日付セルを指定し、表示形式にaaaまたはaaaaを指定します。
この数式のA2は曜日を求めたい日付が入ったセルです。
二つ目の引数である”aaa”は、日付を一文字の曜日として文字列へ変換する指定です。
TEXT関数の結果は日付ではなく文字列になる点を理解しておきましょう。
曜日を表示するだけなら問題ありませんが、結果を日付計算へ使う用途には向きません。
オートフィルで数式をコピーする操作
B2の数式を入力後、セル右下に表示される小さな四角形へマウスポインターを合わせます。
ポインターの形が黒い十字になったら、必要な最終行まで下方向へドラッグします。
するとB3では=TEXT(A3,”aaa”)、B4では=TEXT(A4,”aaa”)のように、行番号だけが自動調整されます。
数式を最初のデータ行で作成し、オートフィルで展開するのが入力ミスを減らす基本です。
完全な曜日名と英語表記
木曜日のように完全な日本語の曜日を表示したいときは、=TEXT(A2,”aaaa”)を使います。
英語で表示したいときは、=TEXT(A2,”ddd”)でThu、=TEXT(A2,”dddd”)でThursdayのように設定できます。
ただし英語の表示結果は、WindowsやExcelの地域設定の影響を受けることがあります。
日本語の曜日列を作る数式
=TEXT(A2,”aaa”)
完全な曜日名を作る数式
=TEXT(A2,”aaaa”)
曜日を別セルに出しておけば、後から列を非表示にしたり、曜日だけを抽出したりする作業も容易です。
【操作のポイント】TEXT関数で曜日を別列へ出す場合は、B2に数式を入力してからフィルハンドルで最終行までコピーします。
WEEKDAY関数による曜日番号の活用
| 日付 | 数式 | 結果 |
|---|---|---|
| 2026/10/1 | =WEEKDAY(A2,2) | 4 |
| 2026/10/4 | =WEEKDAY(A3,2) | 7 |
続いては、曜日を番号として取得し、判定や集計へ利用するWEEKDAY関数を確認していきます。
表示だけが目的ならTEXT関数や表示形式で足りますが、土日判定や曜日別集計には数値を返すWEEKDAY関数が役立ちます。
WEEKDAY関数の戻り値
WEEKDAY関数は、指定した日付が週の何番目に当たるかを数値で返す関数です。
=WEEKDAY(A2,2)と入力すると、月曜日を1、火曜日を2として、日曜日を7として返します。
WEEKDAY関数の書式
=WEEKDAY(シリアル値,種類)
種類に2を指定すると、月曜日が1、日曜日が7になります。
日本の業務では月曜日から金曜日を平日として判定しやすいため、種類に2を指定する方法がよく使われます。
種類を省略すると日曜日が1、土曜日が7になるため、数式の条件を作る際は注意が必要です。
土日を判定する数式
月曜始まりの番号を使うと、6以上なら土曜日または日曜日と判定できます。
たとえばC2へ=IF(WEEKDAY(A2,2)>=6,”休日”,”平日”)と入力すると、A2の日付に応じた判定結果を表示できます。
土日判定の数式
=IF(WEEKDAY(A2,2)>=6,”休日”,”平日”)
WEEKDAYの結果が6または7なら休日、それ以外なら平日を返します。
曜日名ではなく番号を使うと、表示言語に左右されない条件式を作れます。
祝日も判定したいときは、別途用意した祝日一覧とCOUNTIF関数を組み合わせる方法が一般的です。
曜日別の集計と並べ替え
曜日をTEXT関数で月、火、水と表示しただけでは、文字列順に並べ替えたときに月曜から日曜の順にならないことがあります。
WEEKDAY関数の結果を補助列として用意しておけば、1から7の数値順で自然な曜日順へ並べ替えられます。
曜日別の売上を集計する場合も、曜日番号を条件にしたSUMIFS関数やピボットテーブルが便利です。
見せるための曜日列と、計算のための曜日番号列を分けると、表の管理が安定します。
【操作のポイント】土日判定や曜日順の並べ替えが必要なら、表示形式だけで済ませずWEEKDAY関数で補助列を作成します。
曜日表示と条件付き書式の組み合わせ
| 日付 | 曜日 | 判定 |
|---|---|---|
| 2026/10/3 | 土 | 休日 |
| 2026/10/4 | 日 | 休日 |
続いては、曜日表示に条件付き書式を組み合わせ、土曜日と日曜日を見やすく色分けする方法を確認していきます。
土曜日と日曜日の色分け
日付がA列に並んでいる表では、対象範囲を選択してから条件付き書式の新しいルールを設定します。
数式を使用して、書式設定するセルを決定を選び、土曜日用には=WEEKDAY($A2,2)=6を入力します。
書式では文字色を青系に設定すると、一般的なカレンダーに近い見え方になります。
日曜日用には=WEEKDAY($A2,2)=7を設定し、文字色を赤系にすると区別しやすくなります。
列記号Aだけを固定する$A2という参照にすると、行ごとの日付を基準に表全体へ色を付けられます。
曜日列だけに書式を付ける設定
曜日がB列に表示されており、B列だけを色分けしたいケースもあります。
その場合は曜日名の文字列ではなく、日付があるA列を基準に条件付き書式を作ると確実です。
TEXT関数の結果である土や日を条件にすることもできますが、表記が変わるとルールを修正する必要があります。
土曜日用の条件式
=WEEKDAY($A2,2)=6
日曜日用の条件式
=WEEKDAY($A2,2)=7
日付を基準にした設定なら、曜日列の表示形式をaaaからaaaaへ変更しても条件付き書式はそのまま使えます。
祝日一覧との併用
休日管理では土日だけでなく、祝日も同じ色で表示したい場合があります。
別シートに祝日の日付を登録し、COUNTIF関数で一致を調べる条件を追加すると、祝日も自動で強調できます。
祝日一覧を定期的に更新する運用にすれば、毎年の予定表を作り直す負担を抑えられます。
条件付き書式は日付の値を変えずに視認性を高められるため、スケジュール管理と相性の良い機能です。
【操作のポイント】土日色分けは曜日名ではなく日付セルを基準にし、WEEKDAY関数の番号で条件を指定します。
曜日が表示されない場合の確認項目
| 状況 | 主な原因 | 確認方法 |
|---|---|---|
| aaaが文字のまま表示 | 日付が文字列 | 日付へ変換 |
| 数式がエラー | 参照セルが空白または文字列 | 入力値を確認 |
続いては、曜日が想定どおりに出ないときに確認したい代表的な項目を解説していきます。
日付が文字列になっているケース
セルに2026/10/1と見えていても、Excelが日付ではなく文字列として扱っている場合があります。
文字列のときは表示形式をaaaへ変えても曜日に変わらず、aaaという文字がそのまま表示されることがあります。
セルを選択して数式バーを確認し、左寄せ表示になっている場合は文字列の可能性を疑いましょう。
日付の形式がそろっていないデータを貼り付けた後は、日付として認識されているかを最初に確認します。
TEXT関数の結果が想定と異なるケース
TEXT関数で曜日を出すときは、二つ目の引数をダブルクォーテーションで囲む必要があります。
=TEXT(A2,aaa)のように入力するとエラーになるため、=TEXT(A2,”aaa”)と入力します。
また、参照先のA2が空白の場合や日付でない文字列の場合も、意図した曜日を返せません。
数式をコピーした後に参照位置がずれていないかも確認しましょう。
地域設定と表示言語の影響
dddやddddを使った英語表記は、ExcelやWindowsの言語設定によって表示が変わる場合があります。
日本語の業務表で曜日表記を統一したいときは、aaaまたはaaaaを使うと分かりやすいでしょう。
海外向けの資料では、表示を確認したうえでdddやddddを利用するか、TEXT関数で固定の文字列を返す設計を選びます。
複数人で共有するファイルでは、表示環境の違いを考慮して、曜日の表記ルールを決めておくことが重要です。
【操作のポイント】曜日が表示されないときは、まず元のセルが本当の日付として認識されているかを確認します。
まとめ エクセルの日付から曜日を表示する書式設定方法
Excelで日付から曜日を表示するには、目的に合わせて表示形式と関数を選ぶことが大切です。
日付と曜日を同じセルに表示したいなら、セルの書式設定でaaa、aaaa、m/d(aaa)などを指定します。
表示形式は日付の値を保ったまま見た目だけを変えられるため、最初に試したい方法です。
曜日を別の列に表示するなら、=TEXT(A2,”aaa”)のようにTEXT関数を入力し、オートフィルで下へコピーします。
土日判定、曜日順の並べ替え、条件付き書式には、月曜日を1として返す=WEEKDAY(A2,2)が便利です。
曜日が出ない場合は、元データが日付ではなく文字列になっていないか、書式記号や数式の入力に誤りがないかを見直しましょう。
見やすい曜日表示を整えることで、予定表、勤怠表、売上表などの日付情報をより正確に活用できます。