育毛・AGA治療

えごま油は育毛に効果的か?薄毛の改善に効くえごま油の摂取方法【髪に塗るはあり?】

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AGA(男性型脱毛症)に悩む方であれば、生活習慣の改善や育毛時・発毛剤の使用などによ
って薄毛の改善を試みることが基本です。

中でも食生活を見直すことによってハゲを回復させることは、比較的容易にできる方法で
あるため、積極的に行う方がいいです。例えば、最近注目を浴びているオイルである「えごま油」は体にいいと注目されていますが、薄毛対策の観点からはどうなのでしょうか。

ここでは、えごま油はハゲの回復に効果的なのかについて、その成分の観点から解説してい
きます。

目次

えごま油は育毛への効果があるのか

結論からいいますと、えごま油は薄毛の改善に有効的といえます。これはえごま油の多くの
割合を構成しているオメガ3脂肪酸(リノレン酸)が特にAGAの回復につながるためです。

具体的なえごま油の構成成分は以下の通りで、63%程度がこのオメガ3脂肪酸であるリ
ノレン酸に相当するといえます。

https://www.nisshin-oillio.com/oil/healthy/a_linolenic.htmlより引用

他には、微量のオレイン酸(オメガ9脂肪酸)、リノール酸(オメガ6脂肪酸)なども含有しています。

そして、私たちが体にいい食生活を意識していない場合では、ほとんどの方がオメガ6脂肪酸(リノール酸)の過剰摂取となっています。具体的には、目安摂取量の5~10倍程度以上の量を取っているといえます。

これは、単純に身の回りの多くの製品にリノール酸がたくさん含まれているためです。たと
えば、以下のようなパン、チョコレートやクッキーなどのお茶子、スナック類、ジュース、揚げ物などのお惣菜などです。

そして、リノール酸を取りすぎている状態では「血管膜や細胞膜を硬化させすぎる」「慢性性的な炎症作用を引き起こす」といた症状を引き起こします。血管膜が硬くなるとその栄養を取り込む機能が低下します。

髪の毛の成長に必要な栄養素は、血管を通り血管膜を介して毛髪に移動していくため、「血管膜の働きが悪い」と毛母細胞に十分な栄養が届かず、抜け毛の増加にがつながるのです。

さらに細胞膜の硬化では、髪の成長を促す細胞である「毛母細胞」自体の機能も悪化することとなり、これもまたAGAが進行しやすくなるわけです。

さらには、炎症作用とは普通「風邪などの歯が体内に入りこんだ際に、これらを撃退するために働くもの」ですが、リノール酸を摂り過ぎるとこの機能が慢性的に継続して発生するようになるのです。

すると、常に正常な体内の細胞などまでを攻撃することになり、これは頭皮環境を悪化させたり、脱毛を促進させたりするといえます。このような理由から リノール酸の摂りすぎは薄毛が進行するのです。

このとき、リノール酸と逆の働きをするえごま油(以下写真)のリノレン酸(オメガ3脂肪酸の一種)を摂取すると、リノール酸のハゲへの悪影響を抑制できるのです。

具体的には、「細胞膜・血管膜を柔軟にする」「血行を促進させる」「炎症作用を抑制させる」などの効果が得られるといえます。結果としてAGA治療への効果が期待できるのです。

薄毛改善のためのえごま油の摂取方法

それでは、ハゲの回復のためには、えごま油をどの程度摂取するといいのでしょうか。

えごま油には、上述の通り 64%がオメガ3脂肪酸(αリノレン酸)含まれており、上述のような個包装タイプのえごま油1パック(3g)には、おおよそ 3×0.64=約1.9g 程度のなαリノレン酸が存在することになります。

このときオメガ3脂肪酸の1日あたりの摂取量としては、成人男性でおよそ 2.0~2.4gとされています。

https://www.californiakurumi.jp/health/omega3より引用

そして、この上述のえごま油に含まれるオメガ3はハゲに効く1日目安摂取量のおよそ90%程度となるのです。

なお、この「オメガ3脂肪酸」とは性格にはαリノレン酸だけでなく、DHA・EPA なども含まれています。ここで、αリノレン酸とDHA・EPAはバランスよく(半々程度)採取した方がより薄毛の改善等にいいといえます。

このとき、αリノレン酸の一部がDHA・EPAに変換されますが、その変換率は低いため(1割程度)、別途DHA・EPAを摂取した方がより育毛効果が期待できるわけです。

そのため、えごま油でαリノレン酸の摂ることに加えて、サバやイワシといった青魚やDHA・EPA サプリメントから摂取するとより薄毛の回復に効果が望めるのでおすすめです。

酸化したえごま油は逆にはげるリスクを高めるので注意

このように、適切に摂取すると、えごま油には髪に毛の成長にとっていい効果があるわけですが、「酸化しやすい」という欠点があります。これは、化学構造的に二重結合とよばれる反応性が高い部位を持っていることが理由であり、根本的に変えることはできません。

そして、酸化したえごま油(専門用語では過酸化脂質を多く含む)を摂取すると逆にAGAが進行したり、体に良くなかったりするので、摂取しない方がいいです。

えごま油が酸化しているかどうかを見極めるには、

・においが魚臭くなっていないかか
・味の生臭さがひどくなっていないか

を基に判断するといいです。かなり酸化が進んでいるものでは、これらがかなりきつくなっているため、すぐにわかります。

なお、えごま油を酸化させないようにするには、

・瓶のえごま油であれば開封後はなるべく早めに使用する
・使ったらふたをきちんと閉めて、冷哉庫に入れる
・もともと個包装タイプ(以下写真)を使用する

などが挙げられます。

新鮮なえごま油を適切に摂取することによって AGA対策を行っていきましょう。

毎日えごまオイル(3g*30袋入)【イチオシ】

まとめ

ここでは、えごま油の育毛効果についてその成分の観点から解説しました。

現代人は基本的にリノール酸(オメガ6)の過剰摂取になっている方がほとんどであり、ハゲ
げやすい方であればこれが大きな原因で抜け毛の増加につながることになります。

このとき、えごま油に含まれる「αリノレン酸(オメガ3)」を摂取すると、リノール酸の悪影響にによるAGAの進行を抑制することができるのです。結果として、薄毛の改善につながります。

なお、えごま油の摂取だけではなく、他にも直接的なAGA治療(育毛剤や発毛剤、サプリ
の使用なども合わせるとより髪の量を増やしやすくなるので、適宜活用していくといいです。

えごま油の摂取や各種育毛対策を行うことによって、薄毛を克服していきましょう。

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アラサーの男性です。自分が今まで経験・勉強してきた「エクセル」「ビジネス用語」「生き方」などの情報を、なるべくわかりやすく、楽しく、発信していきます。 一緒に人生を楽しんでいきましょう