広島弁

広島弁でありがとうございますは何というのか

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最近では県民性と紹介するテレビがの放映や、住む場所の自由の拡大によって、さまざまな地方の特徴を知ることが多くなりましたよね。

例えば、私の妻は広島出身であることもあり、よく広島弁を聞くようになりました。広島弁では、「じゃろ」「じゃけぇ」などの表現が有名ですが、別の広島弁にはどのようなものがあるのでしょうか。

ただ、映画の「父と暮らせば」などで標準語の「ありがとう」もしくは「ありがとうございます」のことを「ありがとうありました」という言葉にしているのを聞きました。

いまでも、広島弁ではありがとうございましたを「ありがとうありました」と表現することはあるのでしょうか。

この広島弁について、以下で解説していきます。

目次

いま広島弁でありがとうありましたとはいわない

広島出身で25年以上継続して住んだことがある妻に聞いたところ、いまでは「ありがとうありました」とはほとんど使用しないとんことです。

基本的に、標準語と同じであるありがとうもしくは、ありがとうございますということが気温です。

いまの高齢世代の方でも基本的には使用しません。ただ、いまのおばあちゃんの母、おばあちゃんのおばあちゃん世代では、聞いたことがあるようです。

広島弁のありがとうとは標準語イントネーションが異なる

ただ、同じありがとうであっても、標準語と広島伝では言葉の強弱が異なります。

具体的には、広島弁ではありがとうの「と」が最も強調される言い方なのです。

例えば、~してくれたことに対して、「~してくれんさった。ありがと↑う」というようなイメージです。

以下の音声を参考にしてみてください。

言葉が平たんにはりがちな標準語と比べて、温かみを感じることができるのもこの広島弁一部の地域を除いた西日本全般のイントネーション)の良さともいえるでしょう。

ただ、ありがとうございますでは、同じイントネーション

一方で、ありがとうございますとなると、標準語も広島弁も同じになります。

日本語って難しいですね!

「ありがとうございます」と「ありがとうありました」は同じ語源

このように、「ありがとうありました」という表現方法は、現代では使わないことを解説しました。

それでは、そもそもなぜ「ありがとうありました」という言葉ができたのでしょうか。実は「ありがとうございます」と同じ語源から来ています。

ありがとうございますは「有り難い(ありえないような)奇蹟が目の前の起きています(御座います)」ということが本来の意味です。

 

 

 

 

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