よく学歴に関する括りとして、さまざまな用語を聞くことがありますよね。
例えば、たとえば高学歴を表す用語として、「東京一工」や「東京一工早慶(東京早慶一工)」などが代表的なものですが、最近では「東京一工岐阜」や「大東京一工岐阜」という新たな括りも出ていています。
今後はこの「東京一工岐阜」や「大東京一工岐阜」が主流になる可能性もなくはないため、きちんと理解しておくといいです。
ここでは、これらの学歴に関するまとめの言葉である「東京一工」や「東京一工早慶(東京早慶一工)」や「東京一工岐阜」や「大東京一工岐阜」の意味について解説していきます。
目次
東京一工の意味や難易度は?エリートなのか?
学歴における東京一工とは、「東京大学」「京都大学」といった国立の難関総合大学に、「一橋大学」と「東京工業大学」といった国立の難関単科大学を併せたいわゆる高学歴(エリート)を表した用語といえます。
東京大学、京都大学の地名度は高く、誰もが知っている大学といえますが、一橋大学と東京工業大学は入試の難易度が高いにも関わらず、地名度はそれほど高くないです。早稲田や慶應のような派手さがないことも、この原因の一つといえるでしょう。
おおよその東京一工の難易度の目安としては、東京一工>早慶・旧帝大(国立)>マーチ・日東駒専・産近甲龍等とイメージするといいです。
東京一工の割合は?
そして、東京一工の人数の割合はおよそ1~2%に相当します。
これは、2019年付近びおける東京一工の合格者数約10000人弱であり、大学全体への入学者は60万人であることから、1 ÷ 60 = 1.67%と求めることができるためです。
東京一工早慶(東京早慶一工)の意味や難易度は?エリートなのか?
さらに、上述の東京一工に私大の最難関大学である「早稲田大学」「慶應大学」を加えたエリート大学の括りを東京一工早慶(東京早慶一工)と呼ぶこともあります。
こちらの学歴用語もいわゆる入試での難易度が高い大学の総称といえます。
なお、早稲田や慶應大学は知名度もかなり高いため、東京一工早慶とまとめることで、一橋大学や東京工業大学の方の知名度が上がり、逆に嬉しいことといってもいいでしょう。
「東京一工岐阜」や「大東京一工岐阜」
さらに国立大学である岐阜大学を、最難関大学の東京一工と併せて「東京一工岐阜」と表現することがあります。
これは、基本的に岐阜大学に通う人の自虐ネタのようなものであり、「あえて」東京一工の後にそこまで入試難易度の高くない岐阜大学をつけることで、面白がっている学歴表現といえるわけです。
同じような理由として、大東京一工岐阜という、こちらもそれほど難易度が高くない大学の大東文化大学の頭の「大」を東京一工につけた、「大東京一工」や「大東京一工岐阜」というくくりも存在します。こちらもいわゆるネタの一つであると覚えておきましょう。
いずれにせよ入学の難易度の差はあるものの、どれも素晴らしい大学であることは間違いないです。
なお、学歴ではなく結局は「あなたの人生をどれだけ楽しめるか・どれだけ幸せと感じる事ができるか」の方がより大切であることも忘れないで生活していきましょう。