38インチという数値を見たとき、どれくらいの大きさなのか、すぐにピンとくるでしょうか。
テレビやモニターの画面サイズ、ジーンズのウエスト表記、そしてギターのサイズなど、私たちの生活の中で「インチ」という単位は様々な場面で使われています。日本で一般的なセンチメートルやミリメートルに換算すると、具体的にどのくらいのサイズになるのか、正確に理解している方は多くないかもしれません。
38インチは、大型テレビやウルトラワイドモニター、メンズのズボンサイズ、そしてギターの全長としても使用される数値です。海外製品を購入する際や、オンラインショッピングでサイズを確認する際に、インチ表記を理解していないと、想像していたサイズと異なる商品が届いてしまうこともあるでしょう。
本記事では、38インチをセンチメートルとミリメートルに正確に換算し、テレビやモニターの実際の画面サイズ(アスペクト比4:3、16:9、16:10それぞれの場合)、ウエストや靴、ギターのサイズとしての38インチについて、わかりやすく詳しく解説していきます。
それでは、まず38インチの基本的な換算値から確認していきましょう。
目次
38インチは何センチで何ミリか?基本換算
38インチをセンチメートルやミリメートルに正確に変換するための基礎知識を押さえることが大切です。それでは、換算の仕組みと具体的な数値について解説していきます。
38インチの正確な換算値
38インチは96.52センチメートル、965.2ミリメートル
に相当します。
【38インチの換算値】
38インチ = 96.52cm
38インチ = 965.2mm
38インチ = 0.9652m
この数値は、1インチが正確に2.54センチメートルと国際的に定義されていることに基づいて計算されています。38に2.54を掛けることで、正確に96.52センチメートルという数値が導き出されるのです。
約96.5センチメートル、つまりほぼ1メートル弱と覚えておくと便利でしょう。1メートルまであと約3.5センチメートルという長さです。
日常的な感覚としては「約97センチメートル」あるいは「1メートル弱」と理解しておけば、サイズ感をイメージしやすいはずです。90センチメートルを大きく超えると、かなりの長さがあることが実感できます。
インチからセンチメートルへの換算公式
インチをセンチメートルに換算する計算は、非常にシンプルな掛け算です。
【基本的な換算公式】
センチメートル = インチ × 2.54
ミリメートル = インチ × 25.4
38 × 2.54 = 96.52cm
逆にセンチメートルからインチに換算する場合は、センチメートルを2.54で割ります。例えば、97センチメートルは97 ÷ 2.54 = 約38.19インチとなるでしょう。
スマートフォンの計算機能を使えば、誰でも瞬時に換算できるのです。海外の通販サイトで商品を購入する際や、輸入家電のサイズを確認する際に、この換算公式を知っておくと非常に便利です。
計算結果の小数点以下は、用途に応じて適宜丸めることができます。概算値として「約96~97センチメートル」と覚えておけば、日常生活では十分でしょう。
38インチと近いサイズとの比較
38インチのサイズ感をより明確にするため、前後のサイズと比較してみましょう。
| インチ | センチメートル | 差分 |
|---|---|---|
| 37インチ | 93.98cm | -2.54cm |
| 38インチ | 96.52cm | 基準 |
| 39インチ | 99.06cm | +2.54cm |
1インチ違うごとに約2.54センチメートルの差が生じます。37インチから38インチへは約2.54センチメートル、38インチから39インチへも約2.54センチメートルの増加です。
1インチの差が約2.5センチメートルの違いを生むことを理解しておくと、サイズ選びがスムーズになるでしょう。テレビやモニターでは、この差が画面サイズとして体感できる違いとなります。ウエストサイズやギターのサイズでは、フィット感や演奏性に影響を与えるのです。
38インチは1メートルに非常に近い長さで、39インチになるとほぼ1メートルに達します。
38インチのテレビ・モニター画面サイズ詳細
テレビやモニターの「38インチ」は画面の対角線の長さを示していますが、実際の縦横サイズはアスペクト比によって変わります。続いては、各画面比率における38インチの実寸を確認していきましょう。
画面アスペクト比の種類
アスペクト比とは、画面の横幅と縦幅の比率のことを指します。同じ対角線長でも、比率が異なれば画面の形状は大きく変わってきます。
【主要なアスペクト比】
4:3 – 従来型テレビ、古いPCモニター(正方形に近い形状)
16:9 – 現代の地デジテレビ、フルHD・4Kモニター(横長ワイド)
16:10 – ビジネス向けPCモニター(16:9より縦に余裕)
4:3は1990年代までのブラウン管テレビや初期の液晶ディスプレイで主流でした。現在では16:9が最も一般的で、映画やテレビ番組、ゲームの視聴に最適化された横長の画面となっています。
16:10は、Webブラウジングや文書作成時に縦方向にスクロールする回数が減るため、ビジネス用途で重宝されるでしょう。ExcelやWordなどの作業が多い方には、16:10の方が作業効率が高いことがあります。
同じ38インチでも、アスペクト比によって使い勝手が変わるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。映画鑑賞なら16:9、ビジネス文書作成なら16:10が適しているでしょう。
38インチの画面比率別実寸サイズ
38インチの各アスペクト比における具体的な画面サイズを見ていきます。
| アスペクト比 | 横幅 | 縦幅 | 画面面積 |
|---|---|---|---|
| 4:3 | 77.2cm | 57.9cm | 約4,470cm² |
| 16:9 | 84.2cm | 47.4cm | 約3,991cm² |
| 16:10 | 81.9cm | 51.2cm | 約4,193cm² |
38インチの16:9モニターは、横幅約84.2センチメートル、縦幅約47.4センチメートルです。デスクに設置する場合、横幅100センチメートル以上のスペースを確保する必要があるでしょう。
16:9と4:3を比較すると、横幅で約7センチメートル、縦幅で約10.5センチメートルの差があります。映画鑑賞やゲームを楽しむなら横長の16:9、Officeソフトでの作業が多いなら16:10が使いやすいでしょう。
画面面積では4:3が最も大きくなりますが、現代のコンテンツは16:9に最適化されているため、4:3モニターでは上下または左右に黒帯が表示されることがあります。YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスも16:9が標準です。
38インチモニターの設置スペースと視聴環境
実際に38インチのモニターやテレビを設置する際に必要なスペースを考えてみましょう。
画面本体のサイズに加えて、ベゼル(フレーム部分)やスタンドの幅も計算に入れる必要があります。最近のスリムベゼルモニターでは、ベゼルは左右に各0.5~2センチメートル程度まで薄くなっています。
| 項目 | 16:9の場合 | 備考 |
|---|---|---|
| 画面横幅 | 約84.2cm | 実画面サイズ |
| 本体横幅 | 約87~90cm | ベゼル込み |
| 推奨デスク幅 | 120cm以上 | 左右に余裕を持たせる |
| 最適視聴距離 | 1.5~2.0m | 画面高さの約3倍 |
デスク用モニターとして使用する場合、デスクの奥行きは60センチメートル以上、できれば80センチメートル程度あると快適です。視聴距離が近すぎると目が疲れやすくなるため、適切な距離を保つことが重要でしょう。
壁掛けにする場合は、VESA規格(200×200mmまたは300×300mm)への対応を確認しておきましょう。38インチクラスになると、重量も7~10キログラム程度になるため、壁の強度や壁材の種類も考慮が必要です。
38インチのウエスト・靴・ギターのサイズ
衣類やギターのサイズ表記でも「38インチ」は使用されます。続いては、ウエストサイズや靴、ギターのサイズとしての38インチについて詳しく見ていきましょう。
ウエスト38インチのセンチメートル換算
ウエストサイズの38インチは、ウエスト周りが96.52センチメートルを意味しています。
【W38のサイズ】
表記: W38
ウエスト周り: 96.52cm(約97cm)
日本サイズ目安: LL~3Lサイズ相当
ジーンズやチノパンで見られる「W38」という表記は、Waist(ウエスト)が38インチという意味です。通常は「W38×L32」のように、股下の長さ(Length)もインチで併記されることが一般的でしょう。
日本のメンズサイズでは、W38はLLサイズから3Lサイズに該当します。標準的な成人男性よりも体格の良い方に適したサイズといえるでしょう。
レディースでは38インチはかなり大きめのサイズとなり、一般的にはほとんど見られません。メンズサイズとして主に使用される数値です。
38インチと日本サイズの対応関係
インチ表記と日本の衣類サイズの対応を確認していきます。
| インチ表記 | ウエスト(cm) | 日本サイズ | 体型目安 |
|---|---|---|---|
| W37 | 93.98cm | LL | 大きめ体型 |
| W38 | 96.52cm | LL~3L | 大きめ体型 |
| W39 | 99.06cm | 3L | 大きめ体型 |
W38は日本サイズのLLサイズから3Lサイズに相当しますが、ブランドやカットによって実寸は3~5センチメートルの幅があります。特に、スリムフィット、レギュラーフィット、ルーズフィットでは、同じW38でも太もも周りやヒップ周りが大きく異なるでしょう。
海外ブランドを購入する際は、インチ表記を正確に理解しておくことが重要です。実際のウエスト周りが92~94センチメートルの方に、W38はゆったりとしたフィット感を提供します。
W38のズボンやデニムを選ぶ際は、実測のウエスト周りより2~4センチメートル大きめを選ぶのが基本です。W38の場合、実ウエストが92~94センチメートルの方に最適でしょう。
リジッドデニム(生デニム)を購入する場合、初回洗濯後に約2~3センチメートル縮むことを想定して、ワンサイズ大きめを選ぶのが賢明です。一方、ストレッチデニムは伸縮性があるため、ジャストサイズでも快適に着用できます。
靴のサイズと38インチ、ギターのサイズ
靴のサイズでは、38インチという表記は通常使用されません。
靴のサイズは、センチメートル表記(日本)、USサイズ(アメリカ)、UKサイズ(イギリス)、EUサイズ(ヨーロッパ)で表されますが、38インチ(96.52センチメートル)という大きさの靴は存在しないのです。
| 地域 | サイズ表記例 | 基準 |
|---|---|---|
| 日本 | 25.0cm、26.0cmなど | 足長(cm) |
| ヨーロッパ | EU 38、EU 39など | 独自規格 |
| アメリカ(メンズ) | US 8、US 9など | 独自規格 |
ただし、ヨーロッパサイズでは「38」という数字が使われます。これはインチではなく、ヨーロッパ独自の靴サイズ規格で、EU38は日本サイズの約24.0~24.5センチメートルに相当するでしょう。
EU38は主にレディースシューズで使用されるサイズで、日本の女性の平均的な足のサイズに近い数値です。メンズシューズでは、EU38は小さめのサイズとなります。
ギターのサイズでは、38インチ(96.52センチメートル)はドレッドノートサイズやジャンボサイズのアコースティックギターの全長に近い数値です。一般的なアコースティックギターの全長は39~41インチ程度ですが、38インチは子供用や小柄な方向けのやや小さめのサイズとなります。
38インチのその他の用途と製品
38インチはテレビやウエストサイズ以外にも、様々な製品や分野で使用されています。続いては、その他の用途における38インチのサイズについて確認していきましょう。
38インチのギター詳細
ギターのサイズでは、38インチ(96.52センチメートル)という全長が使用されることがあります。
【38インチギターの特徴】
全長: 96.52cm(約97cm)
サイズ分類: 3/4サイズ、トラベルギター
適正: 子供、小柄な方、持ち運び重視
一般的なフルサイズのアコースティックギター(ドレッドノート)は、全長が約40~41インチ(102~104センチメートル)です。38インチのギターは、フルサイズよりも約5~7センチメートル短いため、より扱いやすいサイズとなります。
38インチサイズのギターは、以下のような方に適しているでしょう。
| 対象 | 理由 | メリット |
|---|---|---|
| 子供(10~14歳) | 体格に合わせやすい | 演奏しやすい |
| 小柄な女性 | 抱えやすいサイズ | 疲れにくい |
| 旅行者 | 持ち運びやすい | トラベルギターとして最適 |
38インチのギターは、音量や低音の鳴りはフルサイズに劣るものの、バランスの良い音色と扱いやすさが魅力です。自宅での練習用や、旅行先でも気軽に演奏したい方に人気があります。
38インチのゴルフクラブ
ゴルフクラブのシャフト長も、インチで表記されることが一般的です。
38インチ(96.52センチメートル)のシャフトは、アイアンの7番や8番で使用される長さでしょう。アイアンのシャフト長は番手が小さくなるほど短くなり、一般的に36~40インチ程度の範囲です。
【38インチのゴルフクラブ】
長さ: 96.52cm
該当クラブ: 7番アイアン、8番アイアン付近
使用場面: ミドルショット、130~160ヤード
ゴルフクラブは番手が小さくなるほどシャフトが短くなる傾向があります。7番アイアンや8番アイアンは37~38インチ程度が標準的な長さです。
5番アイアンは38~39インチ程度、ドライバーは通常43~46インチ程度が一般的なため、38インチはミドルアイアンの領域となります。
38インチのその他製品
その他にも、38インチのサイズが使用される製品をいくつか見ていきましょう。
野球のバットでは、38インチ(96.52センチメートル)は非常に長いバットとなります。一般的なプロ野球選手の木製バットは33~35インチ程度が主流ですが、38インチは特殊な長尺バットとして使用されることがあるでしょう。
【38インチが使われる主な製品】
・大型テレビ、ウルトラワイドモニター
・ズボン、ジーンズのウエストサイズ
・3/4サイズギター、トラベルギター
・ゴルフアイアン(7番、8番)
・野球バット(長尺、特殊)
・大型SUVのタイヤ外径
自動車のタイヤでは、38インチのタイヤ外径は96.52センチメートルとなり、大型SUVやカスタムトラックで使用される大径タイヤに相当します。車両を大幅にリフトアップする必要があるサイズです。
布地の幅を示す際には、38インチ(約96.5センチメートル)という規格が使用されることがあります。1ヤード(36インチ)よりも2インチ広い幅となります。
それぞれの用途で、96.52センチメートルという長さが最適なサイズとして採用されているのです。
まとめ
38インチは96.52センチメートル、965.2ミリメートルに相当します。
テレビやモニターの画面サイズとしては、アスペクト比によって実際の縦横が異なり、16:9の場合は横幅約84.2センチメートル、縦幅約47.4センチメートルです。デスク用モニターとしては大型の部類に入り、リビング用テレビとしては中型から大型のサイズといえるでしょう。
ウエストサイズとしての38インチ(W38)は、ウエスト周り約97センチメートルで、日本のLLサイズから3Lサイズに相当します。ジーンズやチノパンなど、海外ブランドの製品で見られるサイズです。
靴のサイズとしては38インチという表記は一般的ではありませんが、ヨーロッパサイズでEU38という表記があります(これはインチではなく、日本サイズの約24.0~24.5センチメートル相当で、主にレディースシューズで使用されます)。
ギターのサイズとしては、38インチ(96.52センチメートル)は3/4サイズやトラベルギターの全長として使用され、子供や小柄な方、持ち運びを重視する方に適したサイズです。
その他、ゴルフアイアン(7番、8番)の長さ、野球バット(長尺)、大型SUVのタイヤ外径など、様々な製品で38インチという規格が採用されています。
インチからセンチメートルへの換算は、インチに2.54を掛けるだけの簡単な計算です。38インチ = 96.52センチメートルという数値を覚えておけば、商品選びの際に実際のサイズを正確に把握できるはずです。