生き方

優しさとは何か?見せかけの優しさとの違いは?

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男性であっても女性であっても、「好きなタイプは何ですか?」と聞かれた場合、「優しい人」と答える方がほとんどですよね。

このように、ごく普通に「優しい」という表現を普段の生活で使用しているわけですが、そもそもこの「優しい」「優しさ」とは何なのでしょうか。

ここでは、私が考える優しさや偽りの優しさとの違いについて、私の意見を記載していきます。

目次

本当に優しいとは何か?偽りの優しさとの違いは?

私が思う本当に優しい人というのは「どのような状況、どのような人に対しても、態度を変えずに同じように接する人」のことを指すと思います。

つまり、特定の誰かに対して「優しくする」のは、いわゆる見せかけの優しさといえるわけです。このような特定の人への「優しさ」とは、その人にやさしくすることによって、自分自身が何かしらの見返りを受け取ることを期待して行っていることといえます。

例えば、自分が好意を持っている人だけに対して「優しくする」のは、その人から自分にも行為を持ってもらいたいという見返りを期待しているわけです。

他にも、会社において上司などの言うことに対してのみ、にこやかに優しく接することがあれば、これは上司からの評価を高めて出世することを早めようと意識しているといえます。

これはある意味、特別意識に対する考え方と同様ということができます。つまり、特定の誰かに対して特別に接することは、その人から自分自身も「特別に扱ってほしい」ために行っていることと同じなのです。

よって、このような考え方は本当の意味の優しさではなく、偽りの優しさといえるのです。

しかしながら人間であれば、誰しもこのように自分が行為を持っている人に対してのみ「優しくする」ことを、多かれ少なかれ行っているといえます。

そのため、特定の誰かに対してのみ優しく接しているからといって、それが別に悪いというわけではないとも思います。私自身もやはり多くの場面で、特定の誰かにだけ優しくしてしまっているときがあるともいえます。徐々に成長していきたいものです。

よって、私は優しさについて、以下のように考えるともっと楽しく毎日を過ごせるのでは?と思います。

・なるべくであれば特定の人だけではなく、老若男女、立場などを問わず同じように接する方が良い。

・ただ、人間は自分にとって都合が良い方に考えてしまうものなので、無理に「誰に対しても同じように接しなければいけない」と無理しなくてもいい。

・ちょっとずつ成長して、優しさを身に着けていけばいい。

と思います。

なるべく思いやりを持って優しくする(同じように接する)方がいい

このように、なるべく誰に対しても同じように接することができるのが優しさと私は思うのですが、このとき誰に対しても思いやりが無かったり、無愛想だったりと、悪い方に同じように接していては当然ながら「優しい」ということにはならないでしょう。

つまり、どんな状況でも、どんな相手に対しても同じように「思いやりを持って接する」ことが「優しさ」と思います。

ただ、毎日忙しく生活しているような状況では、いつでも、相手に対して思いやりを持って接することは非常に難しいことといえます。

いつでも、相手に親切にすることを完璧に行うという必要はないですが、できるのであればこのような状態になるべく近づくようにしていくのがいいと思います。単純に自分自身の人生がもっと楽しいものになると私は思うからです。

相手に優しくするには、まず自分自身の過去を許し、癒すことが大切

なお、このように多くの時間を相手に思いやりを持って優しくするためには、まず自分自身に対して、優しくし、上機嫌な状態を保つのが最も大切です。

よく、自分自身のことを後回しにしって、他人に優しくするのがいいと考えている方がいますが、これは順序が逆です。自分自身が安定していない状態で他人に優しく接しようとしても、相手と上手くつながれないケースがほとんどです。

自分に余裕が無いときでは、相手からすると「何か余裕がなさそう」「何か違和感がある」などとあまり良い影響を与えられないわけです。

どんなことでもそうですが、自己犠牲をしたり、自分をおろそかにしたりすると、他人に悪影響を及ぼすことが多いといえます。自分も相手もどちらも良い状態、つまりwin-winの関係性が重要であることを覚えておきましょう。

自分自身を癒すには、過去の傷やトラウマに気づくのが大切

そして、自分自身を癒すためには、まず自分の中にある傷やトラウマなど過去の出来事が元となってできた癒せていない傷に気づくことが大切です。

その傷が自分では何かわからないような場合、あなたが周囲から何気なく言われた一言で、非常に怒ったり、悲しくなったりと感情が揺さぶられることを考えるといいです。その根本にあるのが、あなたの癒せていない部分である可能性が高いです。

例えば、体型などを容姿のことを指摘されて非常に敏感に反応するのは、その容姿に対するコンプレックスなどを癒せていないからといえます。

そして、このような過去の傷を癒す最も効率的な方法は、本気になって実際にその状況を解決することが大切です。つまり、容姿に対して何かコンプレックスを持っているのであれば、そこを克服するよう努力していくのが近道といえます。

よく「太っていても自分は素敵と受け入れることが大事」などという方がいますが、基本的に表面的には癒せていそうでも、根本の部分に暗い部分を残したままになる場合がほとんどです。

逆に、本当にそのことを受け入れられているのであれば、非常に精神性が優れた方であるため、逆にその精神性を活かした職業(自己啓発や宗教家など)のリーダーなどを目指すべきともいえます。

よって、普通の人であれば癒せていない部分を実際に解決することの方が、より効率的に自己肯定感を高められることになるのです。

そして、様々な観点から自分自身を癒せ、自己肯定感が高まることで、他者を受け入れられやすくなります。結果として、上述のような「優しさ」をもった人、つまり誰に対しても上機嫌で思いやりをもって接することができるようになっていくのです。

このように、まずは自分自身を大切にし、他者に対しても優しくなれるように、日々成長していきましょう。

「優しいと強いの関係」や「優しい人ほど他人に期待しない」の意味

なお、このようにきちんと自分の過去のトラウマなどに向き合って自分を癒せている人は、他人に対して「優しく」なれます。

と同時に、周囲からすると強い人(芯の通った人)として写ることが多いです。つまり、優しさも強さも基本的には、本質は「自分自身の触れたくない過去を考え、きちんと癒せているかどうか」にあると私は思います。

そして、「他人に期待しないと毎日を楽しく生きられる」という記事でも記載していますが、自分と向き合い自分を大切にしている「優しい方」であれば、良い意味で他人に期待せず、自立して毎日を楽しく過ごせることにもつながるわけです。

まとめ

ここでは、「優しさとは何か」「見せかけの優しさとの違い」「優しくなるための方法」「優しさと強さの関係性」などについて解説しました。

私が思う優しい人とは、誰に対しても同じように、かつ思いやりをもって接することができる人のことを指します。そして、なるべく自分もこのような優しい人になった方がいいと思います。これは自分自身がもっと人生を楽しめるようになるためです。

そして、このような優しさを持つためには、自分の過去に起きたトラウマなどを許し、解消し、自分自身を癒すことが大切です。自分自身の傷を癒せていると、自己肯定感が上がり、同時に他者受容感も上昇するわけです。結果として、どんな相手のことも大切にできる優しさを持てるようになるわけです。

優しさを身につけ、毎日をより人生を充実させていきましょう。

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アラサーの男性です。自分が今まで経験・勉強してきた「エクセル」「ビジネス用語」「生き方」などの情報を、なるべくわかりやすく、楽しく、発信していきます。 一緒に人生を楽しんでいきましょう