「8ガロンって、実際にどれくらいの量なの?」と疑問に思ったことはありませんか?アメリカやイギリスの料理レシピ、農業・園芸情報、工業製品のスペック表などを調べていると、ガロンという単位に出くわすことがよくあります。
日本ではリットルが一般的なため、ガロンと聞いてもなかなかイメージしづらいものです。しかもガロンにはアメリカガロンとイギリス(英国)ガロンの2種類があり、それぞれ数値が異なるため、混乱してしまう方も多いでしょう。
この記事では、8ガロンが何リットルになるのかを中心に、バケツやタンク、植木鉢の号数、プランターのサイズ感、さらには水・牛乳・コーラといった身近な液体に置き換えたイメージまで、幅広く解説していきます。変換・換算の方法やコツもあわせてお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
8ガロンは約30.3リットル(米)または約36.4リットル(英)
それではまず、8ガロンが何リットルになるのかという結論からお伝えしていきます。
・1アメリカガロン = 約3.785リットル
・1イギリスガロン = 約4.546リットルしたがって、8ガロンの場合は次のとおりです。
・8アメリカガロン = 約30.28リットル(≒30.3L)
・8イギリスガロン = 約36.37リットル(≒36.4L)
アメリカガロンとイギリスガロンでは、約6リットルもの差が生じます。どちらの単位を使っているかによって結果が大きく変わるため、情報の出所がアメリカなのかイギリスなのかを事前に確認することが大切です。

日常的によく目にするのはアメリカガロンであることが多いため、本記事では主にアメリカガロンを基準に解説していきます(イギリスガロンも適宜比較して紹介します)。
アメリカガロンとイギリスガロンの違いを押さえよう
アメリカガロン(US gallon)は、アメリカ合衆国で日常的に使用される体積の単位です。燃料の消費量やジュースの容量表示など、幅広い場面で使われています。
一方、イギリスガロン(Imperial gallon)はイギリスや旧英連邦諸国で使われてきた単位で、アメリカガロンよりも約20%大きい体積を表します。現在はイギリスでもリットルが主流となっていますが、慣習的にガロン表示が残っている場面もあります。
どちらを使っているかわからないときは、情報の発信国を確認するのが最も確実な方法です。アメリカ発の情報であればUSガロン、イギリスや旧英連邦発であればImperialガロンと判断するとよいでしょう。
8ガロンの換算式と計算の流れ
ガロンからリットルへの換算は、シンプルな掛け算で求められます。
リットル = ガロン × 3.7858ガロン × 3.785 = 30.28リットルイギリスガロン → リットルへの換算式
リットル = ガロン × 4.546
8ガロン × 4.546 = 36.37リットル
計算が面倒なときは「ガロン数 × 3.8(アメリカ)」または「ガロン数 × 4.5(イギリス)」と概算しておくと、暗算でもスムーズに求められます。
主なガロン数とリットル換算の早見表
8ガロン前後の換算値を一覧表にまとめました。参考にしてみてください。
| ガロン数 | アメリカガロン(リットル) | イギリスガロン(リットル) |
|---|---|---|
| 1ガロン | 約3.79L | 約4.55L |
| 2ガロン | 約7.57L | 約9.09L |
| 4ガロン | 約15.14L | 約18.18L |
| 6ガロン | 約22.71L | 約27.27L |
| 8ガロン | 約30.28L | 約36.37L |
| 10ガロン | 約37.85L | 約45.46L |
| 15ガロン | 約56.78L | 約68.19L |
| 20ガロン | 約75.70L | 約90.92L |
8ガロンはバケツ・タンク・植木鉢・プランターに換算するとどのくらい?
続いては、8ガロンを身近な容器のサイズに換算するとどのくらいになるのかを確認していきます。
約30リットルという量が、具体的な生活用品のサイズ感に当てはまるかどうかをイメージできると、ガロンという単位がグッと身近に感じられるはずです。
バケツに換算すると何杯分?
家庭でよく使われるバケツは、一般的に10リットル前後のものが主流です。大型のバケツでも15〜20リットル程度が多いでしょう。
8アメリカガロン(約30.3L)をバケツ(10L)で割ると、約3杯分に相当します。大型バケツ(15L)であれば約2杯分。大型ポリタンク(20L)でも、1本では足りず1.5本分程度になります。
8ガロン(約30.3L)÷ 15L(大型バケツ)= 約2杯分
アウトドアや農作業で水を運ぶ際には、「バケツ3杯分ちょっと」とイメージするとわかりやすいでしょう。
タンクに換算するとどのくらいのサイズ?
ウォータータンクや灯油タンクは、18L(18リットル)や20Lのポリタンクがよく使われます。8ガロン(約30.3L)はこれらのタンクと比べるとやや大きめ。
市販の18Lポリタンク(通称「一斗缶」相当)では1本と少しにあたります。20Lのポリタンクと比べても約1.5本分です。農業用の大型タンク(100L〜)と比べると、約3分の1以下のサイズ感といえます。
キャンプ用のウォータータンクは10L前後のものが多いため、8ガロンはキャンプ用タンク3個分に近いサイズと覚えておくと便利です。
植木鉢(号数)とプランターに換算すると何号?
園芸の世界では、植木鉢のサイズを「号」という単位で表します。1号 = 直径約3cmが基本で、号数が増えるほど大きくなります。
容量の目安を号数と対応させると以下のとおりです。
| 鉢の号数 | 直径の目安 | 容量の目安 |
|---|---|---|
| 8号鉢 | 約24cm | 約5〜6L |
| 10号鉢 | 約30cm | 約8〜10L |
| 12号鉢 | 約36cm | 約15〜18L |
| 15号鉢 | 約45cm | 約30〜35L |
8ガロン(約30.3L)は、15号鉢にほぼ相当する容量です。プランターに換算するなら、標準的な65型プランター(容量15L前後)2個分に近いサイズ感になります。
大型のプランターや深型プランター(25〜30L)を使っている方にとっては、1個ぴったり分のイメージで捉えるとよいでしょう。
8ガロンは水・牛乳・コーラ等の身近な液体で換算するとどれくらい?
続いては、水や牛乳、コーラといった身近な飲み物や液体に換算した場合のイメージを確認していきます。
30リットルという量を具体的な商品数に置き換えると、グッと実感しやすくなります。
ペットボトルや水で換算すると何本分?
最もわかりやすい比較は、コンビニやスーパーでよく見かけるペットボトルでの換算です。
1.5Lペットボトル = 約20.2本分
2Lペットボトル = 約15.1本分
「2リットルのペットボトルが15本」と聞くと、かなりの量に感じられますね。スーパーなどで売られているミネラルウォーターの段ボール箱(2L×6本入り)が約3箱分に相当します。
お風呂1杯分(約200〜230L)と比べると約7分の1程度の量ですが、飲料水としてはかなりの備蓄量といえるでしょう。
牛乳・コーラ・ジュースに換算すると?
日本の紙パック牛乳は200mL・500mL・1000mLが一般的です。8ガロンをこれらで換算してみましょう。
| 商品・容量 | 8ガロン(約30.3L)の換算数 |
|---|---|
| 牛乳(200mL紙パック) | 約151本分 |
| 牛乳(1000mL紙パック) | 約30.3本分 |
| コーラ(350mL缶) | 約86.6缶分 |
| コーラ(1.5Lボトル) | 約20.2本分 |
| コーラ(2Lボトル) | 約15.1本分 |
| オレンジジュース(200mL紙パック) | 約151本分 |
350mLの缶コーラが約87缶分というのは圧倒的な量感です。パーティーや大きなイベントで飲料を準備する際の目安として覚えておくと役立ちます。
ガソリンや灯油など工業・生活用液体に換算すると?
ガロンはもともと燃料の単位としてよく使われていたこともあり、ガソリンや灯油などとの比較も重要です。
ガソリン携行缶(5L)= 約6.06本分
ガソリン携行缶(10L)= 約3.03本分
ウォッシャー液(2L)= 約15.1本分
アメリカでは自動車の燃費を「マイル/ガロン(MPG)」で表示するため、ガロンと燃料は非常に密接な関係です。普通乗用車の燃料タンクが40〜60L前後であることを考えると、8ガロンはタンクの半分強から半分程度に相当します。
ガロンからリットルへの変換・換算方法とコツを解説!
続いては、ガロンとリットルの変換をより簡単に、より正確に行うためのコツや覚え方を確認していきます。
計算が苦手な方でも、いくつかのポイントを押さえておけばスムーズに換算できるようになります。
暗算で使える便利な「近似値」の覚え方
正確な換算値を毎回計算するのは大変です。そこで、日常的に使えるシンプルな近似値を覚えておきましょう。
イギリスガロン → 1ガロン ≒ 約4.5リットル(正確には4.546L)8ガロン(アメリカ)→ 8 × 4 = 32L(実際は約30.3L)
8ガロン(イギリス)→ 8 × 4.5 = 36L(実際は約36.4L)
「1ガロン ≒ 4リットル」と覚えておけば、掛け算一発で素早く概算できます。多少の誤差(約5〜6%)はありますが、日常の目安としては十分に使えます。
正確な値が必要な場合は、必ず正しい換算係数(3.785または4.546)を使って計算してください。
換算を間違えないための確認ポイント
ガロンからリットルへの換算でよくある失敗は、アメリカガロンとイギリスガロンの混同です。以下のポイントを必ず確認しましょう。
情報の出所がアメリカ(US)なのかイギリス(UK/Imperial)なのかを最初に確認することが基本です。アメリカの製品スペックや料理レシピには「US gal」、イギリス・旧英連邦の資料には「Imp gal」または「UK gal」と表記されていることが多いでしょう。
また、インターネットで検索するときは「8 US gallons to liters」「8 Imperial gallons to litres」のように明示して検索すると、正確な換算結果が得られます。
スマートフォンや計算ツールを使うとさらに便利
換算が頻繁に必要な方には、スマートフォンのユニット変換アプリや、Googleの検索バーに直接「8 gallons to liters」と入力する方法がおすすめです。
Googleに「8 gallons to liters」と入力すると、デフォルトでアメリカガロンの換算結果が表示されます。イギリスガロンを調べたいときは「8 imperial gallons to liters」と入力しましょう。
「8 imperial gallons to liters」→ 36.37 liters(イギリスガロン)
単位変換ツールや計算サイトも多数公開されているため、精度が求められる業務や園芸・農業の場面ではそれらを積極的に活用してみてください。
まとめ
この記事では、8ガロンが何リットルになるのかを中心に、バケツやタンク・植木鉢の号数・プランター・水や牛乳・コーラなどの身近な液体、さらにガソリンや灯油といった工業用液体に換算した場合のイメージまで幅広くお伝えしてきました。
改めて結論をまとめると、8ガロンはアメリカガロンで約30.3リットル、イギリスガロンで約36.4リットルです。2種類のガロンが存在することをしっかり覚えておくことが、換算ミスを防ぐ最大のコツといえます。
日常生活では「1ガロン ≒ 4リットル」という近似値を使った暗算がとても便利です。正確な換算が必要な場面では、アメリカガロンなら3.785、イギリスガロンなら4.546を掛ける計算式を使いましょう。
ガロンという単位は海外の情報やアウトドア・農業・工業の場面でよく登場します。この記事を参考に、ガロンとリットルの換算をスムーズにこなしていただければ幸いです。