ネットサーフィンをしていると数式に関するネタを目にするときがありますよね。意外に面白くふとクリックしてしまうことが多いものです。
中でも、四則演算「3+7×3=」「40-30÷2=」はいくつ?と質問したときに、「4!と答えるのは正しいのか」という問題が有名です。これはそもそも正解なのでしょうか。
ここでは「3+7×3=4!」「40-30÷2=4!」という計算について考えていきます。
目次
3+7×3=4!は正解 階乗との関係
この等式を普通に計算してみると、3+7×3=3+21=24となるわけです。
それでは「答えは4ではないじゃん!」と思うかもしれません。
ただ、よく見ると4の後に「!」がついていますよね。このビックリマークは、数学において階乗を表す記号なのです。
階乗とは、前につく数値×ある数値-1×ある数値-2、、と計算していき、1になるまで計算を実行する処理のことを指します。以下にのような計算式で表すことができます。
つまり、上の例における4!は4×3×2×1=24であり、普通に求めたときの値と一致するわけです。
よって、3+7×3=4!は正解なのです。
そして、この問題はこの階乗!のことを知らないことが多い文系出身の人に対するちょっとした皮肉のような意味の問題といえます。
40-32÷2=4!も正解
このようにして3+7×3=は計算されるわけですが、同様に40-32÷2=というトンチ的な計算問題も有名です。
そして、この計算ではさらにひっかけがあります。本来では、40-(32÷2)=40-26=24と引き算よりも先に割り算を実行します。
そこを間違えて、(40-32)÷2と計算してしまうと、8÷2=4で「40-32÷2=4」が一見正解のようにも見えるというわけです。
でも、本当のところは先にも述べたように、40-32÷2=24=4!が正解というトンチが効いた計算クイズとなっています。面白いですね!
まとめ
ここでは「3+7×3=4!」「40-30÷2=4!」の意味と階乗の計算方法について解説しました。
どちらの数式とも正解であり、これは右辺が4の階乗(4!)となっていることが大きなポイントです。
つまり、答えは4ではなく、4!であるため4×3×2×1=24となり、左辺を普通に計算したものと一致するわけです。
このようなトンチ的な計算問題を理解することによって、ちょっとした日常を楽しんでいきましょう!!