買い物にいったときに安い洗剤がいくつかあったときに、「どの洗剤が最も安いのだろう」などと考える場面があります。このとき、1mlあたりの製品の価格を比べようとします。
他にも水道料金を知りたいときには、1Lあたりの値段を計算したくなることもあります。それでは、1mLや1Lあたりのコストとは、どのように求めればいいのでしょうか。
ここでは、1ml、1Lあたりの価格の計算方法について解説していきます。
目次
1ml、1Lあたりの値段の求め方【洗剤や水道料金】
まずは、洗剤などの比較を行うときの考えの1mlあたりの値段について考えていきましょう。
例えば、洗剤の量がAml入っている製品の値段がB円であるとします。このときの1mlあたりの価格は、価格=B/A[円/ml]と表すことができます。
単純に値段÷ml量と行えばよく、以下のような計算式で表すことができます。
実は1Lあたりの値段を考えるときもこれと同じ考え方をすればよく、分母の単位をL(リットル)にすればいいのです。
水道料金の計算などでは、この1Lあたりの価格を求める場合の方が多く、以下のような換算式が成り立ちます。
このような原理で、1mlあたり、1Lあたりの価格を求めることができるのです。
どっちの洗剤が安いか 1mlあたりの値段を計算してみよう
それは、単位体積あたりの価格計算に慣れるためにも、どちらの洗剤が安いのか比較する練習問題を解いてみましょう。
例題
洗剤Aは250ml入りで200円です。一方で、洗剤Bは300ml入りで270円です。どちらの洗剤の方が値段が安いのか、1mlあたりの値段を計算し、比較してみましょう。
解答
まずは製品Aの1mlあたりのコストを算出しましょう。
上の計算式に従い、200/250=0.8円/mlと求められます。一方で洗剤Bでは、270/300=0.9円/mlとなるわけです。
つまり、製品Aの方がコスパがいいと判断できました。節約する際にはこの考え方は大事ですので、きちんと理解しておきましょう。
1Lあたりの水道料金を計算してみよう
続いて、1Lあたりの計算に慣れるためにも、水道料金の例にした問題を解いてみましょう。
例題
ある家庭での水道料金は月あたり5000円であり、このとき40000L使用していました。このときの1Lあたりの値段はいくらになるでしょうか。
解答
こちらも上の換算式に従い計算していきます。
5000/40000=0.125となります。
きちんと、mlやLあたりの価格計算に慣れていきましょう。
まとめ
ここでは、1mlあたり、1Lあたりの値段の計算方法について解説しました。
どちらであっても単位体積あたりの価格は、かかった料金/体積(ml,L)で求めることができます。
身近には洗剤1mlあたりの料金比較をするときや、1Lあたりの水道料金を計算するときにこの考え方を使用します。
単位量あたりの計算を上手に活用することで、日常生活をよりリッチなものにしていきましょう。