数学の学習において、平方根の計算は避けて通れない重要な単元です。特に√34のような完全平方数ではない数の平方根は、正確な値を求めることができず、近似値で表現する必要があります。
本記事では、√34の値や覚え方、計算方法について詳しく解説していきます。語呂合わせを使った暗記法や、電卓を使わずに近似値を求める方法など、実用的なテクニックもご紹介。
受験勉強や日常の計算で役立つ知識を、分かりやすくお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
34の平方根の値はいくつか
それではまず、√34の具体的な値について解説していきます。
√34は無理数であり、正確な値を有限の小数で表すことはできません。しかし、近似値として表現することは可能です。
√34 ≒ 5.830951894845301
一般的には、小数第2位または第3位まで覚えておけば十分でしょう。つまり、√34 ≒ 5.83という値が実用的です。

また、√34には正と負の2つの値が存在します。数学的に厳密に言えば、34の平方根は+√34と-√34の2つ。ただし、通常√34と表記する場合は正の値を指すのが一般的です。
| 表記 | 近似値 | 用途 |
|---|---|---|
| √34 | 5.83 | 日常計算 |
| √34 | 5.831 | やや精密な計算 |
| √34 | 5.8309518948 | 高精度計算 |
なぜ√34が無理数なのか。それは34が完全平方数ではないためです。5²=25、6²=36であることから、√34は5と6の間の値となります。
34の平方根の覚え方と語呂合わせ
続いては、√34の覚え方と語呂合わせを確認していきます。
数学において、よく使われる平方根の値を暗記しておくことは非常に有効。特に試験では電卓が使えない場合も多く、主要な平方根の近似値を覚えておくメリットは大きいでしょう。
√34の語呂合わせとしては、以下のようなものが考えられます。
√34 ≒ 5.83
「ゴミ散らかす(5.83)34歳」
少しユーモラスですが、こうした語呂合わせは記憶に残りやすいもの。自分なりのストーリーを作ることで、より定着しやすくなります。
他にも、√34を覚える際の工夫として、近い値の平方根と関連付ける方法があります。
| 平方根 | 近似値 | 関連付け |
|---|---|---|
| √32 | 5.66 | 4√2 |
| √34 | 5.83 | 中間値 |
| √36 | 6.00 | 完全平方数 |
√36=6という分かりやすい値の少し手前と覚えるのも一つの方法です。√32≒5.66、√34≒5.83、√36=6.00という流れで記憶すると、相互に関連付けて覚えられるでしょう。
34の平方根の計算方法
続いては、√34の計算方法について解説していきます。
電卓やコンピュータを使わずに√34の近似値を求める方法はいくつか存在します。ここでは代表的な2つの方法をご紹介しましょう。
開平法による計算
開平法は、筆算で平方根を求める古典的な方法です。手順はやや複雑ですが、電卓がない状況でも正確な値が求められます。
34.00 00 00…
↓
5.830…
開平法の詳細な手順は長くなるため省略しますが、小数点以下も順次計算できるのが特徴。ただし、現代では電卓が普及しているため、実用性は限定的でしょう。
ニュートン法による近似計算
より実用的なのが、ニュートン法を用いた近似計算です。この方法では、初期値から始めて反復的に精度を高めていきます。
x_{n+1} = (x_n + 34/x_n) / 2
初期値を6と設定した場合の計算例を見てみましょう。
x_1 = 6
x_2 = (6 + 34/6) / 2 = (6 + 5.667) / 2 = 5.833
x_3 = (5.833 + 34/5.833) / 2 ≒ 5.831
わずか2回の反復で、かなり正確な値が得られることが分かります。この方法なら、暗算でもある程度の精度で計算可能でしょう。
はさみうち法による推定
さらに簡単な方法として、はさみうち法があります。
5² = 25、6² = 36であることから、√34は5と6の間。より細かく見ると、5.8² = 33.64、5.9² = 34.81なので、√34は5.8と5.9の間です。
| 値 | 平方 | 判定 |
|---|---|---|
| 5.8 | 33.64 | 小さい |
| 5.83 | 33.9889 | やや小さい |
| 5.85 | 34.2225 | やや大きい |
| 5.9 | 34.81 | 大きい |
このように範囲を絞り込んでいけば、手計算でも近似値を求められます。
34を簡単にする方法
続いては、√34を簡単にする方法について確認していきます。
平方根を簡単にするとは、ルートの中身を因数分解して、ルートの外に出せる数を探す作業のこと。例えば√18 = √(9×2) = 3√2のように変形します。
では、√34は簡単にできるのでしょうか。
34 = 2 × 17
34を素因数分解すると、2と17の積になります。どちらも1回ずつしか現れないため、√34はこれ以上簡単にできません。
完全平方数の因数を含んでいないため、√34という形が最も簡潔な表現となるわけです。
| 数 | 素因数分解 | 簡単にした形 |
|---|---|---|
| √32 | 2⁵ | 4√2 |
| √34 | 2×17 | √34(変化なし) |
| √36 | 2²×3² | 6 |
このように、√34の前後の数と比較すると、その特徴がより明確になります。√32は4√2に、√36は6に簡単化できますが、√34は既約形です。
ただし、計算の途中で√34が現れた場合、そのまま√34として扱うのが正解。無理に小数に直す必要はありません。
34の平方根に関連する計算例
続いては、√34を使った具体的な計算例を見ていきます。
実際の問題で√34がどのように扱われるのか、いくつかのパターンを確認しましょう。
四則演算の例
2√34 + 3√34 = 5√34
√34 × √34 = 34
√34 ÷ √2 = √(34/2) = √17
同じ根号を持つ項は、係数を足し引きできます。また、√34を2乗すれば元の34に戻るのは、平方根の定義そのものですね。
方程式への応用
次の方程式を解いてみましょう。
x² = 34
x = ±√34
このように、2次方程式の解として√34が現れることもあります。答えは+√34と-√34の2つ。
三平方の定理との関連
直角三角形において、2辺の長さが3と5のとき、斜辺の長さは次のように求められます。
c² = 3² + 5² = 9 + 25 = 34
c = √34
三平方の定理を使った計算でも、√34は頻繁に登場する値と言えるでしょう。
| 直角を挟む2辺 | 斜辺 | 近似値 |
|---|---|---|
| 3, 5 | √34 | 5.83 |
| 1, √33 | √34 | 5.83 |
実生活では、建築や設計の場面でこうした計算が必要になることもあります。
まとめ
本記事では、34の平方根について詳しく解説してきました。
√34 ≒ 5.83
これ以上簡単にできない既約形
語呂合わせを使った覚え方や、ニュートン法による計算方法など、様々なアプローチをご紹介しました。受験や実務で必要になった際は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
平方根の理解を深めることで、数学全体の理解も深まります。√34をマスターして、さらなる学習に活かしていきましょう。