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21の平方根の値はいくつ?覚え方や近似値や計算方法は?語呂合わせも【簡単にすると?】

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数学の問題を解く際、平方根の計算は避けて通れない重要な要素です。特に21の平方根は、素数の性質を持つ数として特徴的な存在でしょう。

√21は約4.583という無理数であり、完全平方数ではありません。19や23といった近隣の素数と同様に、21も素因数分解すると3×7となり、完全平方数の因数を含まないため、これ以上簡単な形にはできないのです。

しかし、近似値を覚えたり、効率的な計算方法を身につけたりすることで、√21を含む問題もスムーズに解けるようになります。語呂合わせを活用した記憶術や、ニュートン法などの計算テクニックを知っておくと、数学の学習がより楽しくなるはず。

本記事では、21の平方根の正確な値や近似値、実用的な覚え方、具体的な計算方法、そして簡単にできるかどうかの判定まで、包括的に解説していきます。平方根に対する理解を深め、計算力を向上させましょう。

それではまず、21の平方根の基本的な値について解説していきます。

目次

21の平方根の値とは?基本を理解しよう

それではまず、21の平方根の基本的な値と性質について解説していきます。

√21の正確な表記と意味

平方根とは、2乗するとその数になる値のこと。√21は「2乗すると21になる数」を意味します。
数学的に表現すると、x² = 21 を満たすxの値が√21です。平方根には正と負の2つの解が存在しますが、√記号を用いる場合は正の平方根を指すのが慣例でしょう。

√21 × √21 = 21

(√21)² = 21

21を素因数分解すると21 = 3 × 7となりますが、どちらも1乗のままで2乗の因数が含まれていません。そのため、√21はこれ以上簡単な形に変形できないのです。

√21の小数での近似値

実際の計算では、√21を小数で表した近似値を使用することが一般的です。

√21 ≒ 4.58257569495584

一般的には √21 ≒ 4.583 または √21 ≒ 4.58 と覚えておけば十分

小数第2位または第3位まで知っていれば、ほとんどの実用計算に対応できるでしょう。電卓で計算すると更に多くの桁が表示されますが、無理数であるため循環しない無限小数が永遠に続きます。
精度別の近似値を整理してみましょう。

桁数 √21の近似値
小数第1位 4.6
小数第2位 4.58
小数第3位 4.583
小数第5位 4.58258
小数第10位 4.5825756950

試験や課題では、通常小数第2~3位までの精度で十分でしょう。

他の平方根との比較で位置を把握

√21の大きさを直感的に理解するには、近い整数の平方根と比較するのが効果的です。

√16 = 4

√21 ≒ 4.583

√25 = 5

このように、√21は4と5の間に位置し、どちらかといえば5に近い値であることが分かります。実際、16と25の中間は20.5であり、21はそれよりやや大きいため、√21は4.5よりも大きくなるのです。

より詳しく確認すると、4.5² = 20.25、4.6² = 21.16となるため、√21は4.5と4.6の間にあります。さらに4.58² = 20.9764、4.59² = 21.0681なので、4.58がかなり近い値だと判明するでしょう。

平方根 備考
√16 4.000 完全平方数
√20 4.472 2√5に変形可能
√21 4.583 素数の積、変形不可
√25 5.000 完全平方数

21の平方根は簡単にできる?できない理由

続いては、なぜ√21を簡単な形に変形できないのかを確認していきます。

素因数分解と平方根の関係

平方根を簡単にできるかどうかは、素因数分解の結果によって決まります。
21を素因数分解してみましょう。

21 = 3 × 7

この結果を見ると、3も7も1個ずつしか含まれていません。平方根を簡単にするには、素因数が2個以上(2乗の形)含まれている必要があります。
例えば√20の場合はどうでしょうか。

20 = 2² × 5

√20 = √(2² × 5) = 2√5

このように、2²という完全平方数が含まれているため、2をルートの外に出せるのです。

21 = 3¹ × 7¹

2乗の因数が存在しないため、√21はこれ以上簡単にできない

有理数と無理数の違い

√21が簡単にならない理由をより深く理解するには、有理数と無理数の概念が重要です。
有理数とは、2つの整数の比(分数)で表せる数のこと。一方、無理数は分数では表せず、循環しない無限小数になる数を指します。

分類 定義
有理数 p/qの形で表せる(p,qは整数、q≠0) 1/2, 0.75, 3, -2.5, √4
無理数 分数で表せない √2, √3, π, e, √21

完全平方数(1, 4, 9, 16, 25…)の平方根は有理数になりますが、それ以外の正の整数の平方根は無理数。21は完全平方数ではないため、√21は無理数なのです。

実際、もし√21が有理数だとすると、√21 = p/q(既約分数)と表せるはずですが、これは矛盾を導くことが数学的に証明されています。

どんな数なら簡単にできるのか

平方根を簡単にできる条件

を整理しておきましょう。
素因数分解した際に、少なくとも1つの素因数が2個以上含まれていれば、その部分をルートの外に出せます。

√12 = √(2² × 3) = 2√3

√18 = √(2 × 3²) = 3√2

√50 = √(2 × 5²) = 5√2

√48 = √(2⁴ × 3) = √(2² × 2² × 3) = 4√3

逆に、すべての素因数が1個ずつしか含まれない数の平方根は、それ以上簡単にできません。

素因数分解 平方根 簡単にできるか
20 2² × 5 2√5
21 3 × 7 √21 ×
22 2 × 11 √22 ×
24 2³ × 3 2√6

したがって、√21は最もシンプルな形がそのまま√21ということになります。無理に変形しようとせず、この形のまま扱うか、必要に応じて近似値を使用するのが正解でしょう。

21の平方根の覚え方と語呂合わせ

続いては、√21の近似値を効率的に記憶するための方法を確認していきます。

数字の語呂合わせで記憶する方法

√21 ≒ 4.583という数値を覚えるには、語呂合わせが非常に効果的。いくつかのパターンを紹介しましょう。

「良(よ)い娯楽(ごらく)さん」で覚える方法

4.583 → 「良(4)い(い)ご(5)や(8)さん(3)」

または「良(4)い(い)子(5)やー(8)み(3)」

他にも以下のような語呂合わせが考えられます。

4.58 → 「良(4)い(い)小(5)屋(8)」

4.583 → 「死(4)後(5)や(8)さん(3)」

4.583 → 「よ(4)い(い)ご(5)は(8)さん(3)」

自分なりのストーリーや印象的な場面と結びつけると、より記憶に定着しやすくなるでしょう。語呂合わせは人それぞれ覚えやすいものが異なるため、オリジナルの語呂合わせを作ってみるのもおすすめです。

段階的に覚える実践的アプローチ

一度にすべてを覚えようとせず、段階的に精度を上げていく方法も有効です。
まず最初の段階として、√21は4より大きく5より小さいこと、つまり4.○という形であることを理解します。次に、4.5~4.6の間であることを把握するのです。

段階 覚える内容 精度 判断基準
レベル1 4~5の間 整数レベル √16=4、√25=5から判断
レベル2 約4.6 小数第1位 4.5²=20.25 < 21より大きい
レベル3 約4.58 小数第2位 通常の計算で十分
レベル4 約4.583 小数第3位 精密な計算に対応

必要な精度に応じて、どこまで覚えるかを調整できます。通常の計算では小数第2位まで、やや精密な計算でも小数第3位まで知っていれば十分でしょう。

関連する平方根とセットで覚えるテクニック

単独で覚えるよりも、近い値の平方根と関連付けて記憶すると効率的です。

√19 ≒ 4.359

√20 ≒ 4.472

√21 ≒ 4.583

√22 ≒ 4.690

これらを見ると、平方根の値が約0.1ずつ増加していることが分かります。このような規則性も記憶の助けになるはず。
また、完全平方数との関係も覚えておくと便利でしょう。

√16 = 4.000(完全平方数)

√21 ≒ 4.583(21 = 3 × 7)

√25 = 5.000(完全平方数)

21が16と25のほぼ中間よりやや大きい位置にあるため、√21も4と5の中間よりやや5寄りになることを理解しておくと、記憶が定着しやすくなるでしょう。

21の平方根の計算方法を詳しく解説

続いては、実際に√21を求める具体的な計算方法について確認していきます。

筆算による開平法での求め方

電卓のない時代から使われてきた開平法は、手計算で平方根を求める伝統的な方法です。
開平法の基本的な手順を√21で実践してみましょう。

1. 数を右から2桁ずつ区切る → 21.00’00’00…

2. 最大の2乗数を見つける → 4² = 16 < 21 < 5² = 25

3. 商に4を立て、21 – 16 = 5

4. 次の2桁(00)を下ろして500

5. (4×2)×□ + □² ≦ 500 となる□を求める

6. 80×5 + 5² = 425 < 500、80×6 + 6² = 516 > 500

7. よって商に5を追加 → 4.5

この方法を繰り返すことで、4.582…という値が順次得られていきます。やや複雑に感じるかもしれませんが、何度か練習すれば身につくでしょう。
実際、次の段階では商が4.58となり、さらに進めると4.583と精度が上がっていきます。

ニュートン法による近似計算

より効率的に近似値を求めるには、ニュートン法(Newton-Raphson法)が有効です。
この方法では、x² = 21を解くために、適当な初期値x₀から出発し、次の式で逐次的に改良していきます。

x_{n+1} = (x_n + 21/x_n) / 2

実際に計算してみましょう。

初期値 x₀ = 4.5 とする

x₁ = (4.5 + 21/4.5) / 2 = (4.5 + 4.667) / 2 ≒ 4.583

x₂ = (4.583 + 21/4.583) / 2 = (4.583 + 4.583) / 2 ≒ 4.583

驚くべきことに、わずか1回の反復で小数第3位まで正確な値が得られました。この方法は収束が非常に速く、実用的でしょう。
初期値を4や5に設定しても、2~3回の反復で十分な精度に達します。

反復回数 初期値4.0の場合 初期値5.0の場合
0回 4.000 5.000
1回 4.625 4.600
2回 4.583 4.583

二分法による区間絞り込み

二分法

は、平方根が存在する区間を半分ずつ狭めていく方法です。
まず4² = 16 < 21 < 25 = 5²より、√21は4と5の間にあることが分かります。

区間[4, 5]の中点4.5を試す → 4.5² = 20.25 < 21

√21は4.5より大きい → 区間を[4.5, 5]に更新

中点4.75を試す → 4.75² = 22.5625 > 21

√21は4.75より小さい → 区間を[4.5, 4.75]に更新

中点4.625を試す → 4.625² = 21.390625 > 21

√21は4.625より小さい → 区間を[4.5, 4.625]に更新

このプロセスを繰り返すことで、徐々に真の値に近づいていきます。確実ですが、ニュートン法より収束は遅いでしょう。

ただし、二分法は常に正確な範囲を提供してくれるため、誤差の範囲を厳密に管理したい場合には有用です。例えば「√21は4.58以上4.59以下」といった情報が必要な場合に適しています。

まとめ

21の平方根について、値や計算方法、簡単にできない理由から覚え方まで詳しく見てきました。

√21 ≒ 4.583(または4.58)

21 = 3 × 7であり、2乗の因数を含まないため変形不可

語呂合わせ「良い娯楽さん(4583)」で覚えると便利

√21は4と5の間、より正確には4.583程度の値を持つ無理数です。素因数分解すると3×7となり、どちらも1乗のままであるため、これ以上簡単な形に変形できません。
この性質は21が持つ数学的な特徴によるもの。完全平方数の因数を含まない数の平方根は、必然的にそのままの形で扱うことになります。無理に簡単にしようとせず、√21という表記のまま計算を進めるか、必要に応じて近似値を使用するのが正解でしょう。

計算方法としては、開平法による伝統的な筆算、ニュートン法による効率的な近似計算、二分法による区間絞り込みなど、様々なアプローチが存在します。特にニュートン法は収束が速く、わずか1~2回の反復で実用十分な精度が得られるため、手計算でも実践しやすい方法です。

平方根を簡単にできるかどうかは、素因数分解の結果が鍵。21のように素数の積で表される数は、2乗の因数を持たないため、平方根は最もシンプルな形のまま扱います。
近似値を覚える際は、段階的なアプローチが効果的でしょう。まず4~5の間という大まかな位置を把握し、次に4.6前後、さらに4.58、最終的に4.583という具合に精度を上げていけば、無理なく記憶できます。

平方根の理解を深めることは、数学全般の基礎力向上につながります。√21という具体的な例を通じて、平方根の性質や計算方法、そして簡単にできる数とできない数の違いを理解していただけたでしょうか。今後、様々な平方根の問題に出会った際には、ぜひ本記事の内容を活用してみてください。