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暗電流の測り方は?正しい測定方法を解説!(クランプメーター・テスター・手順・車・バッテリー上がり防止など)

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「愛車のバッテリーがよく上がる」「暗電流を自分で測定したいけどやり方がわからない」という方も多いでしょう。

暗電流の測定は、車のバッテリー上がりを防止するうえで非常に有効な診断手法であり、適切な工具があれば自分でも測定できます。

この記事では、暗電流の正しい測定方法として、クランプメーターを使う方法とデジタルマルチメーターを使う方法の両方を、手順を追って詳しく解説していきます。

正しい測定手順を覚えて、愛車のバッテリー管理に役立てましょう。

目次

暗電流の測り方:2つの基本的な測定方法を理解しよう

それではまず、暗電流の測定に使われる2つの方法の基本について解説していきます。

暗電流の測定方法には、クランプメーターを使う「非接触法」とデジタルマルチメーターを使う「直列接続法」の2種類があります。

クランプメーターを使った測定方法

クランプメーターは電線をクランプ部(口の開閉部)で挟むだけで電流を測定できる計測器であり、回路を切断せずに測定できる利便性が特徴です。

クランプメーターによる暗電流測定手順

①車のエンジンを停止し、すべての電装品をオフにする

②クランプメーターをDC電流モードの低電流レンジ(mA)に設定する

③バッテリーのマイナス端子につながっているケーブルをクランプで挟む

④5〜10分待機してスリープモードに移行した後の電流値を読み取る

⑤測定値が正常範囲(通常20〜50mA以下)かを確認する

クランプメーターを使う方法は回路を切断しないため、ECU(エンジン制御ユニット)のリセットやエラーコードの発生を防げるという大きなメリットがあります。

ただし、低電流レンジの測定精度が不十分な安価なクランプメーターでは、微小な暗電流(数mA〜数十mA)を正確に測定できない場合がある点に注意が必要でしょう。

デジタルマルチメーターを使った測定方法

デジタルマルチメーター(テスター)を電流測定モードで回路に直列接続する方法は、より高精度な測定が可能な方法です。

デジタルマルチメーターによる測定手順

①車のエンジンを停止し、すべての電装品をオフにする

②マルチメーターをDC電流モード(mAレンジ)に設定する

③バッテリーのマイナス端子を取り外す

④マルチメーターを外したマイナスケーブルとバッテリーのマイナス端子の間に直列接続する(COM端子→バッテリー側、電流端子→ケーブル側)

⑤5〜10分待機してスリープモード移行後の電流値を読み取る

⑥正常範囲内かを確認し、測定後は逆順で接続を元に戻す

直列接続法は精度が高い反面、測定中にマルチメーターの接続が外れると突入電流が発生してマルチメーターのヒューズが切れる可能性があります。

作業中は接続部を確実に固定し、不用意に車内の電装品を操作しないことが安全な測定の条件です。

暗電流測定の注意点と正確な測定のコツ

続いては、暗電流測定を正確かつ安全に行うための注意点を確認していきます。

スリープモード移行後の測定が重要

車のエンジンを止めた直後は、ECUや各種コントローラーが処理を継続しているため暗電流が通常より高くなります。

正確な暗電流測定には5〜30分程度待機して、すべての電装系がスリープ(待機)状態に移行してから読み取ることが重要です。

車種によってはスリープ完了まで1時間以上かかるものもあるため、ドアの開閉・ルームランプの点灯など一切の刺激を与えないことが測定精度の鍵となります。

測定レンジの設定と過電流保護

暗電流は通常mA(ミリアンペア)オーダーの微小電流であるため、測定機器は必ずmAレンジに設定します。

初回測定時は最大レンジから始めて徐々に低レンジに切り替える方法が安全です。

デジタルマルチメーターのmA端子には保護ヒューズが内蔵されていますが、突入電流で切れることがあるため、作業前にヒューズの状態を確認しておきましょう。

異常電流の診断方法

暗電流が正常値(20〜50mA)を大きく超える場合は異常電流が存在する可能性があります。

ヒューズボックスの各ヒューズを順番に抜いて暗電流の変化を確認することで、どの系統(回路)で異常電流が発生しているかを特定できます。

特定の回路のヒューズを抜いたときに電流が大幅に低下すれば、その回路に問題があると判断できるでしょう。

まとめ

この記事では、暗電流の測定方法としてクランプメーター(非接触法)とデジタルマルチメーター(直列接続法)の2つの方法の手順と特徴、正確な測定のためのスリープモード待機の重要性、異常電流の診断方法について解説しました。

クランプメーター法は手軽で回路を切断しない利便性があり、マルチメーター直列接続法は高精度な測定が可能という特徴があります。

正常な暗電流の目安は20〜50mA以下であり、これを大きく超える場合はヒューズボックスを使った系統特定による診断が有効です。

定期的な暗電流測定を習慣にすることで、予期しないバッテリー上がりを未然に防げるでしょう。

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