この記事では、abstractの意味（ビジネスや論文）や例文や読み方・カタカナ・使い方・品詞も【日本語訳】について解説していきます。
abstractの意味はビジネス・学術分野から日常生活に渡って、多岐に使用されますのでこの機会に覚えていてくださいね。
なお、ビジネスで使える英語表現や普段使いできるものも例文を交えて紹介していますので、状況に応じて使い分けてくださいませ(^^)/
また、abstractの英語表現を使ったポエム（詩）も載せてみましたので、息抜きがてら楽しんでくださいね。
それでは詳しくみていきましょう！
目次
abstractの意味や読み方？スペルや発音（カタカナも）
それではabstractの意味について詳しく見ていきましょう！
結論として、
「abstract」の基本的な意味は「要約・概要（名詞）」「抽象的な（形容詞）」「抽出する・要約する（動詞）」です。
１つずつ確認していきます。
基本的な情報まとめ
・英語: Abstract
・スペル: A-b-s-t-r-a-c-t（8文字）
・発音記号: 名詞・形容詞 [ˈæbstrækt] / 動詞 [æbˈstrækt]
・カタカナ発音: 名詞・形容詞 アブストラクト / 動詞 アブストラクト
・アクセント: 名詞・形容詞は第1音節「Ab」/ 動詞は第2音節「stract」にアクセント
abstractの基本的な意味
・【名詞】要約・概要・抄録
・【形容詞】抽象的な・理論的な
・【形容詞】具体性のない・観念的な
・【動詞】抽出する・要約する・取り除く
abstractの発音のコツ
・名詞・形容詞：「AB-stract」のように「AB」の部分を強く発音
・動詞：「ab-STRACT」のように「STRACT」の部分を強く発音
・同じスペルでもアクセントの位置で品詞が変わることに注意
abstractを使った例文や使い方を10個紹介！
abstractを使った実践的な例文を紹介します。
・Please read the abstract before the full paper.
→論文全体を読む前に要約を読んでください
・The concept is too abstract for most people to understand.
→その概念はほとんどの人には抽象的すぎて理解できません。
・Can you abstract the main points from this report?
→このレポートから要点を抽出できますか？
・Abstract art doesn’t represent real objects.
→抽象芸術は実際の物体を表現しません。
・The research abstract summarizes the entire study.
→研究要約は全体の研究を要約しています。
・Mathematics deals with abstract concepts like infinity.
→数学は無限のような抽象的概念を扱います。
・The software can abstract complex data into simple charts.
→そのソフトウェアは複雑なデータを単純なチャートに抽出できます。
・Her abstract thinking helps solve difficult problems.
→彼女の抽象的思考は困難な問題の解決に役立ちます。
・The conference requires a 200-word abstract.
→その会議では200語の要約が必要です。
・Let’s discuss this in abstract terms first.
→まず抽象的な用語でこれについて話し合いましょう。
abstractの品詞と関連用語まとめ
それではabstractの品詞と関連する用語について整理していきます。
品詞と関連用語まとめ
| 品詞 | 単語 | 意味 |
|---|---|---|
| 名詞 | abstract | 要約・概要・抄録 |
| 形容詞 | abstract | 抽象的な・理論的な |
| 動詞 | abstract | 抽出する・要約する |
| 名詞 | abstraction | 抽象化・抽象概念 |
| 副詞 | abstractly | 抽象的に |
| 名詞 | abstractness | 抽象性 |
| 名詞 | research abstract | 研究要約 |
abstractのビジネスや論文での使い方
続いてはabstractのビジネスや論文での具体的な使い方を整理していきます。
ビジネスシーンでの使い方
・Executive abstract（役員向け要約）
・Project abstract（プロジェクト概要）
・Abstract thinking（抽象的思考）
・Abstract concepts（抽象的概念）
・Abstract models（抽象モデル）
論文・学術分野での使い方
・Research abstract（研究要約）
・Conference abstract（学会要旨）
・Paper abstract（論文抄録）
・Abstract submission（要旨提出）
・Structured abstract（構造化抄録）
abstractを使ったビジネス・論文の例文
・The research abstract clearly outlines the methodology, findings, and implications of the study.
→研究要約は研究の方法論、発見、含意を明確に概説しています
・Our business model requires abstract thinking to identify innovative solutions for complex market challenges.
→私たちのビジネスモデルは複雑な市場課題に対する革新的解決策を特定するために抽象的思考を必要とします
abstractの類語・類義語（簡単に違いや使い分けも）
続いては、「abstract」と似た意味を持つ英単語（類語）とその使い分けを解説していきます。
Summary（要約・まとめ）
・abstractとの違い: より一般的で簡潔な要約を表す
・使い分け: 日常的な要約について使用
・例: Give me a quick summary of the meeting
→会議の簡単な要約をください
Synopsis（あらすじ・概要）
・abstractとの違い: 物語や作品の筋書きに焦点
・使い分け: 映画や本のあらすじについて使用
・例: The movie synopsis was intriguing
→映画のあらすじは興味深かった
Overview（概観・全体像）
・abstractとの違い: より包括的で全体的な視点を表す
・使い分け: 全体の状況や概観について使用
・例: Let me give you an overview of the project
→プロジェクトの概観をお話しします
Theoretical（理論的な・理論上の）
・abstractとの違い: より学術的で理論に基づく性質を表す
・使い分け: 学術的な理論について使用
・例: This is purely theoretical knowledge
→これは純粋に理論的な知識です
Conceptual（概念的な・観念的な）
・abstractとの違い: 概念やアイデアの性質に焦点
・使い分け: 概念設計やアイデアについて使用
・例: We’re still in the conceptual stage
→私たちはまだ概念段階にいます
abstractのスラング表現（簡単に違いや使い分けも）
カジュアルな場面で使える「abstract」に関するスラング表現を紹介します。
TL;DR（Too Long; Didn’t Read）
・意味: 長すぎて読まなかった、要約版
・使い分け: オンラインでの簡潔な要約について使用
・例: TL;DR: The project was successful
→要約：プロジェクトは成功しました
Cliff Notes（要約・概要版）
・意味: 本や文章の要約版
・使い分け: 学習用の要約について使用
・例: Can you give me the Cliff Notes version?
→要約版を教えてもらえますか？
Bottom line（要点・結論）
・意味: 最も重要なポイントや結論
・使い分け: ビジネスでの要点について使用
・例: The bottom line is we need more funding
→要点は、より多くの資金が必要だということです
Nutshell（要約・簡潔に）
・意味: 非常に簡潔にまとめること
・使い分け: 短い要約について使用
・例: In a nutshell, the plan failed
→要するに、計画は失敗しました
High-level（概略の・高次の）
・意味: 詳細ではなく大まかな概要
・使い分け: ビジネスでの概略説明について使用
・例: Give me a high-level overview
→大まかな概要を教えてください
Big picture（全体像・大局）
・意味: 細部ではなく全体的な視点
・使い分け: 戦略的な全体像について使用
・例: Let’s focus on the big picture
→全体像に焦点を当てましょう
abstractの英語表現を使った短いポエム集！息抜きにご使用ください☆
面白いポエムを元に、あなた自身も笑顔＆ポジティブな気持ちになっていただけると私も嬉しいです♪
ビジネスでの英語表現ポエム（フォーマル風）
アブストラクト アブストラクト いつでも要約
サマリー シノプシス オーバービュー
セオレティカル 可能性無限
ビジネスチャンス 逃さずに
普段使い（スラング等）での英語表現ポエム
ティーエルディーアール クリフノーツ
ボトムライン ナットシェル
ハイレベル ビッグピクチャー
いつでもどこでも 要約上手
まとめ abstractの例文・使い方・読み方・品詞・カタカナも・類義語やスラングは？
「abstract」を理解することは非常に重要です。
基本の「要約・概要（名詞）」「抽象的な（形容詞）」「抽出する（動詞）」から始まり、フォーマルなビジネスシーンでは「research abstract」や「abstract thinking」、カジュアルな場面では「TL;DR」や「bottom line」など、状況に応じて使い分けることが大切です。
類語との違いを理解し、スラング表現も覚えることで、より自然で表現力豊かな英語理解が可能になります。日常会話からビジネスまで、適切な「abstract」の意味を理解して使いこなしてくださいね！
