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A3、A4、A5の面積比や倍率はいくつなのか?

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普段で生活している中で、拡大コピーや縮小コピーなどを行いたいときがあるでしょう。

このような書式を指定した印刷を行う中でも、よくA3、A4、A5の変換を求められるケースが多いです。このとき、どのような倍率に設定すればいいのか知っていますか。

ここでは、A3、A4、A5の面積の比や長さの比、倍率(拡大率、縮小率)について解説していきます。

目次

A4とA5では面積の比が2倍

コピー用紙の規格として、A4やA5などの用紙を使うことが多いですが、このAの後につく数字が一つ大きくなることに面積が2分の1(半分)となると定義されています。

つまり、A4はA5の2倍の面積であり、A5はA4の1/2の面積比であるといえます。

印刷時、A5からA4に拡大する倍率の計算

このように面積比でいうとA5(エーゴ)→A4(エーヨン)は2倍となるため、相似比(辺などの長さの比)はルート2倍となります。そして、ルート2=約1.41であるため、理論的には141%の拡大倍率にすると、A5からA4への換算ができるわけです。

なお、余白のことを考慮する場合では、140%の拡大倍率にした方がいいこともあるので、適宜プレビュー機能や試し刷りを行うことによって、最終決定するといいです。

A4からA5への縮小率

それでは、逆にA4からA5に換算するにはどのような倍率にするといいのでしょうか。以下で確認していきます。

今度は上述の相似比(辺の長さの比)ルート2の逆数をとればいいため、1/ルート2=0.707であるため、70%、もしくが71%の縮小倍率に設定するといいのです。

こちらもより最適値を試し刷りによって、探っていくことがおすすめです。

A3とA4では面積の比が2倍

同様に、A3とA4サイズの変換においても全く同じ理論によって、面積の比や拡大、縮小の倍率を求めていくことができます。

念のため以下で詳細の計算手順を確認していきます。

A4からA3への拡大コピーは140%か141%

先にも述べたように、Aの後の数字が1個小さくなるとその面積の比は2倍となります。

よって、A4からA3へのコピー時の拡大率は相似比のパーセント表示と一致するため、ルート2=140%もしくは141%に設定するといいのです。

A3からA4への倍率は70%もしくは71%に設定

縮小率であっても、A3からA4へ換算するためにはA4からA5に変換すると同じ、70%もしくは71%を適用するようにしましょう。

印刷時のA版の変換に慣れ、コピーマスターを目指していきましょう。

まとめ

ここでは、A3、A4、A5の面積比や、拡大、縮小の倍率の計算方法について解説しました。

Aの後につく数字が一つ小さくなるとその面積は2倍になると定義されています。

よって、面積比を相似比に変えると各々換算のための拡大、縮小倍率を求めることができるのです。

よって、A5からA4、A4からA3に変換するには、140%もしくは141%の倍率で印刷するといいです。逆に、A3からA4、A4からA5に縮小するには、70%か71%の縮小率に設定するようにしましょう。

A3、A4、A5などの印刷に慣れ、日常生活をより効率よく、楽しく過ごしていきましょう。

 

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アラサーの男性です。自分が今まで経験・勉強してきた「エクセル」「ビジネス用語」「生き方」などの情報を、なるべくわかりやすく、楽しく、発信していきます。 一緒に人生を楽しんでいきましょう