37インチと聞いて、具体的にどれくらいの大きさなのか、すぐにイメージできるでしょうか。
テレビやモニターの画面サイズ、ジーンズのウエスト表記など、私たちの生活の中で「インチ」という単位は頻繁に使われています。日本で一般的なセンチメートルやミリメートルに換算すると、実際にどのくらいのサイズになるのか、正確に把握している方は少ないかもしれません。
37インチは、大型テレビやウルトラワイドモニター、そしてメンズのズボンサイズとして使用される数値です。海外製品を購入する際や、オンラインショッピングでサイズを確認する際に、インチ表記を理解していないと、想定していたサイズと異なる商品が届いてしまうこともあるでしょう。
本記事では、37インチをセンチメートルとミリメートルに正確に換算し、テレビやモニターの実際の画面サイズ(アスペクト比4:3、16:9、16:10それぞれの場合)、ウエストや靴のサイズとしての37インチについて、わかりやすく詳しく解説していきます。
それでは、まず37インチの基本的な換算値から確認していきましょう。
目次
37インチは何センチで何ミリか?基本換算
37インチをセンチメートルやミリメートルに正確に変換するための基礎を理解することが重要です。それでは、換算の仕組みと具体的な数値について解説していきます。
37インチの正確な換算値
37インチは93.98センチメートル、939.8ミリメートル
に相当します。
【37インチの換算値】
37インチ = 93.98cm
37インチ = 939.8mm
37インチ = 0.9398m
この数値は、1インチが正確に2.54センチメートルと国際的に定義されていることに基づいて計算されています。37に2.54を掛けることで、正確に93.98センチメートルという数値が導き出されるのです。
約94センチメートル、つまりほぼ1メートル弱と覚えておくと便利でしょう。1メートルまであと約6センチメートルという長さです。
日常的な感覚としては「約94センチメートル」あるいは「1メートル弱」と理解しておけば、サイズ感をイメージしやすいはずです。90センチメートルを超えると、かなりの長さがあることが実感できます。
インチからセンチメートルへの換算式
インチをセンチメートルに換算する計算は、非常にシンプルな掛け算です。
【換算の基本式】
センチメートル = インチ × 2.54
ミリメートル = インチ × 25.4
37 × 2.54 = 93.98cm
逆にセンチメートルからインチに換算する場合は、センチメートルを2.54で割ります。例えば、94センチメートルは94 ÷ 2.54 = 約37.01インチとなるでしょう。
スマートフォンの計算機能を使えば、誰でも瞬時に換算できるのです。海外の通販サイトで商品を購入する際や、輸入家電のサイズを確認する際に、この換算式を知っておくと非常に便利です。
計算結果の小数点以下は、用途に応じて適宜丸めることができます。概算値として「約94センチメートル」と覚えておけば、日常生活では十分でしょう。
37インチと周辺サイズの比較
37インチのサイズ感をより明確にするため、前後のサイズと比較してみましょう。
| インチ | センチメートル | 差分 |
|---|---|---|
| 36インチ | 91.44cm | -2.54cm |
| 37インチ | 93.98cm | 基準 |
| 38インチ | 96.52cm | +2.54cm |
1インチ違うごとに約2.54センチメートルの差が生じます。36インチから37インチへは約2.54センチメートル、37インチから38インチへも約2.54センチメートルの増加です。
1インチの差が約2.5センチメートルの違いを生むことを理解しておくと、サイズ選びがスムーズになるでしょう。テレビやモニターでは、この差が画面サイズとして体感できる違いとなります。ウエストサイズでは、フィット感に明確な影響を与えるのです。
37インチは1メートルに非常に近い長さで、36インチ(1ヤード)よりも1インチ長いサイズとなります。
37インチのテレビ・モニター画面サイズ詳細
テレビやモニターの「37インチ」は画面の対角線の長さを示していますが、実際の縦横サイズはアスペクト比によって変わります。続いては、各画面比率における37インチの実寸を確認していきましょう。
画面アスペクト比の基本知識
アスペクト比とは、画面の横幅と縦幅の比率のことを指します。同じ対角線長でも、比率が異なれば画面の形状は大きく変わってきます。
【主要なアスペクト比】
4:3 – 従来型テレビ、古いPCモニター(ほぼ正方形)
16:9 – 現代の地デジテレビ、フルHD・4Kモニター(ワイド画面)
16:10 – ビジネス向けPCモニター(16:9より縦に余裕あり)
4:3は1990年代までのブラウン管テレビや初期の液晶ディスプレイで主流でした。現在では16:9が最も一般的で、映画やテレビ番組、ゲームの視聴に最適化された横長の画面となっています。
16:10は、Webブラウジングや文書作成時に縦方向にスクロールする回数が減るため、ビジネス用途で重宝されるでしょう。ExcelやWordなどの作業が多い方には、16:10の方が作業効率が高いことがあります。
同じ37インチでも、アスペクト比によって使い勝手が変わるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。映画鑑賞なら16:9、ビジネス文書作成なら16:10が適しているでしょう。
37インチの画面比率別実寸サイズ
37インチの各アスペクト比における具体的な画面サイズを見ていきます。
| アスペクト比 | 横幅 | 縦幅 | 画面面積 |
|---|---|---|---|
| 4:3 | 75.2cm | 56.4cm | 約4,241cm² |
| 16:9 | 81.9cm | 46.1cm | 約3,776cm² |
| 16:10 | 79.7cm | 49.8cm | 約3,969cm² |
37インチの16:9モニターは、横幅約81.9センチメートル、縦幅約46.1センチメートルです。デスクに設置する場合、横幅95センチメートル以上のスペースを確保する必要があるでしょう。
16:9と4:3を比較すると、横幅で約6.7センチメートル、縦幅で約10.3センチメートルの差があります。映画鑑賞やゲームを楽しむなら横長の16:9、Officeソフトでの作業が多いなら16:10が使いやすいでしょう。
画面面積では4:3が最も大きくなりますが、現代のコンテンツは16:9に最適化されているため、4:3モニターでは上下または左右に黒帯が表示されることがあります。YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスも16:9が標準です。
37インチモニターの設置と視聴環境
実際に37インチのモニターやテレビを設置する際に必要なスペースを考えてみましょう。
画面本体のサイズに加えて、ベゼル(フレーム部分)やスタンドの幅も計算に入れる必要があります。最近のスリムベゼルモニターでは、ベゼルは左右に各0.5~1.5センチメートル程度まで薄くなっています。
| 項目 | 16:9の場合 | 備考 |
|---|---|---|
| 画面横幅 | 約81.9cm | 実画面サイズ |
| 本体横幅 | 約84~87cm | ベゼル込み |
| 推奨デスク幅 | 110cm以上 | 左右に余裕を持たせる |
| 最適視聴距離 | 1.4~1.9m | 画面高さの約3倍 |
デスク用モニターとして使用する場合、デスクの奥行きは60センチメートル以上、できれば70~80センチメートル程度あると快適です。視聴距離が近すぎると目が疲れやすくなるため、適切な距離を保つことが重要でしょう。
壁掛けにする場合は、VESA規格(200×200mmまたは300×200mm)への対応を確認しておきましょう。37インチクラスになると、重量も6~9キログラム程度になるため、壁の強度や壁材の種類も考慮が必要です。
37インチのウエスト・靴のサイズ
衣類のサイズ表記でも「37インチ」は使用されます。続いては、ウエストサイズや靴のサイズとしての37インチについて詳しく見ていきましょう。
ウエスト37インチのセンチメートル換算
ウエストサイズの37インチは、ウエスト周りが93.98センチメートルを意味しています。
【W37のサイズ】
表記: W37
ウエスト周り: 93.98cm(約94cm)
日本サイズ目安: LLサイズ相当
ジーンズやチノパンで見られる「W37」という表記は、Waist(ウエスト)が37インチという意味です。通常は「W37×L32」のように、股下の長さ(Length)もインチで併記されることが一般的でしょう。
日本のメンズサイズでは、W37はLLサイズに該当します。標準的な成人男性よりも体格の良い方、あるいはゆったりとした着こなしを好む方に適したサイズといえるでしょう。
レディースでは37インチはかなり大きめのサイズとなり、一般的にはほとんど見られません。メンズサイズとして主に使用される数値です。
37インチと日本サイズの対応関係
インチ表記と日本の衣類サイズの対応を確認していきます。
| インチ表記 | ウエスト(cm) | 日本サイズ | 体型目安 |
|---|---|---|---|
| W36 | 91.44cm | L~LL | ゆったり体型 |
| W37 | 93.98cm | LL | 大きめ体型 |
| W38 | 96.52cm | LL~3L | 大きめ体型 |
W37は日本サイズのLLサイズに相当しますが、ブランドやカットによって実寸は2~4センチメートルの幅があります。特に、スリムフィット、レギュラーフィット、ルーズフィットでは、同じW37でも太もも周りやヒップ周りが大きく異なるでしょう。
海外ブランド、特にリーバイスやラングラーなどのアメリカンブランドを購入する際は、インチ表記を正確に理解しておくことが重要です。実際のウエスト周りが90~92センチメートルの方に、W37はゆったりとしたフィット感を提供します。
W37のズボンやデニムを選ぶ際は、実測のウエスト周りより2~4センチメートル大きめを選ぶのが基本です。W37の場合、実ウエストが89~91センチメートルの方に最適でしょう。
リジッドデニム(生デニム)を購入する場合、初回洗濯後に約2~3センチメートル縮むことを想定して、ワンサイズ大きめを選ぶのが賢明です。一方、ストレッチデニムは伸縮性があるため、ジャストサイズでも快適に着用できます。
靴のサイズと37インチの関係
靴のサイズでは、37インチという表記は通常使用されません。
靴のサイズは、センチメートル表記(日本)、USサイズ(アメリカ)、UKサイズ(イギリス)、EUサイズ(ヨーロッパ)で表されますが、37インチ(93.98センチメートル)という大きさの靴は存在しないのです。
| 地域 | サイズ表記例 | 基準 |
|---|---|---|
| 日本 | 25.0cm、26.0cmなど | 足長(cm) |
| ヨーロッパ | EU 37、EU 38など | 独自規格 |
| アメリカ(メンズ) | US 7.5、US 8など | 独自規格 |
ただし、ヨーロッパサイズでは「37」という数字が使われます。これはインチではなく、ヨーロッパ独自の靴サイズ規格で、EU37は日本サイズの約23.5~24.0センチメートルに相当するでしょう。
EU37は主にレディースシューズで使用されるサイズで、日本の女性の平均的な足のサイズに近い数値です。メンズシューズでは、EU37はやや小さめのサイズとなります。
ロングブーツの筒の高さや、ブーツシャフトの長さを示す際には、インチ表記が使われることがあります。その場合、37インチ(93.98センチメートル)という高さは、膝上から太もも付近までの非常に長いブーツを意味するでしょう。
37インチのその他の用途と製品
37インチはテレビやウエストサイズ以外にも、様々な製品や分野で使用されています。続いては、その他の用途における37インチのサイズについて確認していきましょう。
37インチのゴルフクラブ
ゴルフクラブのシャフト長も、インチで表記されることが一般的です。
37インチ(93.98センチメートル)のシャフトは、アイアンの8番や9番で使用される長さでしょう。アイアンのシャフト長は番手が小さくなるほど短くなり、一般的に36~40インチ程度の範囲です。
【37インチのゴルフクラブ】
長さ: 93.98cm
該当クラブ: 8番アイアン、9番アイアン付近
使用場面: ミドルアプローチ、120~150ヤード
ゴルフクラブは番手が小さくなるほどシャフトが短くなる傾向があります。8番アイアンや9番アイアンは37~38インチ程度が標準的な長さです。
ドライバーは通常43~46インチ程度、5番アイアンは38~39インチ程度が一般的なため、37インチはミドルアイアンからショートアイアンの領域となります。クラブフィッティングの際には、身長や腕の長さに合わせて適切なシャフト長を選ぶことが重要でしょう。
37インチのタイヤ外径
自動車のタイヤサイズでも、インチ表記が使用されます。
タイヤの場合、タイヤ全体の外径をインチで示すことがあります。37インチのタイヤ外径は93.98センチメートルとなり、大型SUVやカスタムトラックで使用される大径タイヤに相当するでしょう。
| 車両タイプ | タイヤ外径 | 外径(cm) | 用途 |
|---|---|---|---|
| 一般乗用車 | 24~28インチ | 61~71cm | 通常走行 |
| SUV標準 | 29~32インチ | 74~81cm | 舗装路・軽オフロード |
| リフトアップSUV | 35~40インチ | 89~102cm | 本格オフロード |
37インチのタイヤを装着するには、車両を大幅にリフトアップする必要があるでしょう。通常の乗用車では、タイヤハウスに収まらないため、サスペンションの改造やボディリフトが必要となります。
オフロード走行を楽しむカスタムジープ、大型ピックアップトラック、本格的なランドクルーザーなどで、37インチタイヤが選ばれることがあります。地上高が非常に高くなり、岩場や深い水たまり、砂漠などでの走破性が大きく向上するのです。
37インチのその他製品
その他にも、37インチのサイズが使用される製品をいくつか見ていきましょう。
野球のバットでは、37インチ(93.98センチメートル)はプロ野球選手が使用する長尺の木製バットのサイズです。非常に長いバットとなり、使いこなすには相当なパワーと技術が必要となるでしょう。
【37インチが使われる主な製品】
・大型テレビ、ウルトラワイドモニター
・ズボン、ジーンズのウエストサイズ
・ゴルフアイアン(8番、9番)
・野球バット(長尺)
・大型SUVのタイヤ外径
・ロングブーツの筒高(非常に長い)
テニスラケットのグリップサイズでは、37インチという表記は使用されません。テニスラケットの全長は通常27~29インチ程度が一般的です。
布地の幅を示す際には、37インチ(約94センチメートル)という規格が使用されることがあります。1ヤード(36インチ)よりも1インチ広い幅となり、やや特殊なサイズといえるでしょう。
それぞれの用途で、93.98センチメートルという長さが最適なサイズとして採用されているのです。
まとめ
37インチは93.98センチメートル、939.8ミリメートルに相当します。
テレビやモニターの画面サイズとしては、アスペクト比によって実際の縦横が異なり、16:9の場合は横幅約81.9センチメートル、縦幅約46.1センチメートルです。デスク用モニターとしては大型の部類に入り、リビング用テレビとしては中型から大型のサイズといえるでしょう。
ウエストサイズとしての37インチ(W37)は、ウエスト周り約94センチメートルで、日本のLLサイズに相当します。ジーンズやチノパンなど、海外ブランドの製品で見られるサイズです。
靴のサイズとしては37インチという表記は一般的ではありませんが、ヨーロッパサイズでEU37という表記があります(これはインチではなく、日本サイズの約23.5~24.0センチメートル相当で、主にレディースシューズで使用されます)。
その他、ゴルフアイアン(8番、9番)の長さ、野球バット、大型SUVのタイヤ外径など、様々な製品で37インチという規格が採用されています。
インチからセンチメートルへの換算は、インチに2.54を掛けるだけの簡単な計算です。37インチ = 93.98センチメートルという数値を覚えておけば、商品選びの際に実際のサイズを正確に把握できるはずです。