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ルート23の値(少数と整数)はいくつ?覚え方や近似値や計算方法は?語呂合わせも【簡単にすると?】

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数学の学習において、平方根は避けて通れない重要な概念です。特にルート2やルート3といった基本的な値は多くの人が覚えているでしょう。しかし、もう少し大きな数の平方根、例えばルート23となると、すぐに値が思い浮かぶ人は少ないかもしれません。

実は、ルート23のような一見マイナーな平方根も、理系の試験や実務計算で意外と登場するもの。概算値を素早く求められると、計算の検算や問題の見通しを立てる際に非常に役立ちます。

本記事では、ルート23の正確な値や整数部分、実用的な近似値から、覚えやすい語呂合わせ、さらには自分で計算する方法まで、ルート23に関するあらゆる情報を網羅的に解説していきます。数学が苦手な方でも理解できるよう、丁寧に説明していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

ルート23の値(小数と整数部分)はいくつ?

それではまず、ルート23の具体的な値について解説していきます。

ルート23を電卓や計算機で計算すると、以下のような値になります。

√23 = 4.795831523312719…

この値を見ると、小数点以下が延々と続く無理数であることが分かるでしょう。無理数とは、分数で表すことができず、循環しない無限小数として表される数のこと。ルート23もこの仲間です。

では、整数部分と小数部分に分けて見てみましょう。

項目
整数部分 4
小数部分 0.795831523312719…
小数第3位まで 4.796
小数第5位まで 4.79583

整数部分が4であることは、4² = 16、5² = 25という関係から容易に推測できます。23は16より大きく25より小さいため、ルート23は4と5の間の値となるわけです。

実用的には、小数第2位または第3位までの近似値を覚えておけば十分でしょう。多くの場合、√23 ≈ 4.80という概算値で問題ありません。

ルート23の覚え方や語呂合わせは?

続いては、ルート23を記憶するための語呂合わせや覚え方を確認していきます。

数学の平方根を覚える際、語呂合わせは非常に効果的な方法です。ルート2の「ひとよひとよにひとみごろ(1.41421356)」は有名ですよね。

ルート23についても、いくつかの語呂合わせが考案されています。

√23 = 4.7958…

よな(4、7)くごや(9、5、8)」

意味:夜中に小屋へ行く様子

この語呂合わせで、4.7958までの5桁を覚えることができます。

別のバージョンとしては、以下のような覚え方も。

しなくは(4、7、9、8)ごめん」

意味:しなくてはごめんなさい、という謝罪の言葉

また、もっとシンプルに整数部分と最初の数桁だけを覚えるなら、

√23 ≈ 4.8(よんてんはち)

23(にーさん)は、よはち(4.8)

という覚え方も実用的です。試験などで素早く概算したい場合は、この程度の精度で十分なことが多いでしょう。

語呂合わせは人によって覚えやすさが異なりますので、自分なりのオリジナルを作ってみるのもおすすめ。自分で作った語呂合わせは記憶に残りやすいものです。

ルート23の近似値や概算は?

それでは次に、ルート23の実用的な近似値について見ていきましょう。

計算の場面によって、どの程度の精度が必要かは異なります。以下の表で、用途別の近似値をまとめてみました。

用途 近似値 誤差率
超概算 5 約4%
簡易計算 4.8 約0.08%
標準的な計算 4.796 約0.003%
精密計算 4.79583 約0.0001%

日常的な計算や試験での概算であれば、4.8という値を使うのが最も実用的

でしょう。この値なら暗算でも扱いやすく、誤差も0.1%未満に収まります。

例えば、ルート23を含む計算式があった場合を考えてみましょう。

例題:2√23 + 3√23 の概算値は?

√23 ≈ 4.8 として計算すると、

2 × 4.8 + 3 × 4.8 = 9.6 + 14.4 = 24.0

(正確な値:5√23 ≈ 23.979…)

このように、概算値を使えば複雑な計算も素早く処理できます。

さらに精度を上げたい場合は、分数で近似する方法もあります。√23 ≈ 24/5 = 4.8という分数表現は、計算によっては便利かもしれません。

ルート23の計算方法は?

続いては、電卓を使わずにルート23を計算する方法を確認していきます。

平方根を手計算で求める方法はいくつかありますが、ここでは実用的な2つの方法をご紹介しましょう。

方法1:開平法

開平法は、平方根を筆算で求める伝統的な方法です。手順は複雑ですが、原理を理解すれば電卓なしでも正確な値が得られます。

開平法の基本手順:

1. 数字を右から2桁ずつ区切る:23.00 00 00…

2. 最初の区切りに最も近い平方数を見つける:4² = 16が最適

3. 引き算と次の桁を下ろす操作を繰り返す

4. 徐々に桁を求めていく

この方法は時間がかかるため、現代ではあまり実用的ではありません。しかし、平方根の概念を深く理解するには優れた学習方法と言えるでしょう。

方法2:ニュートン法(近似計算)

より実用的なのが、ニュートン法を使った近似計算です。この方法なら、数回の計算で高精度な値が得られます。

ニュートン法の公式:

x(n+1) = (x(n) + a/x(n)) / 2

ここで、aは平方根を求めたい数(23)、x(n)は現在の近似値

実際に計算してみましょう。

ルート23の計算例:

初期値 x(0) = 5(適当な推測値)

1回目:x(1) = (5 + 23/5) / 2 = (5 + 4.6) / 2 = 4.8

2回目:x(2) = (4.8 + 23/4.8) / 2 = (4.8 + 4.7917) / 2 ≈ 4.7958

3回目:x(3) = (4.7958 + 23/4.7958) / 2 ≈ 4.79583

わずか3回の計算で、小数第5位まで正確な値が得られたことが分かります。この方法は収束が速く、実用性が高いのが特徴です。

電卓があれば簡単に実行できますし、原理を理解しておけば様々な平方根の計算に応用できるでしょう。

ルート23を簡単にすると?

最後に、ルート23を簡単な形に変形できるかどうかを見ていきます。

平方根を簡単にする、つまり根号の中を最小の形にするには、その数を素因数分解してみる必要があります。もし平方数(完全平方数)が因数として含まれていれば、根号の外に出すことができるからです。

ルート23の素因数分解:

23 = 23 × 1

23は素数である

23は素数なので、これ以上因数分解できません

。つまり、ルート23は既に最も簡単な形になっています。

比較のために、簡単にできる例も見てみましょう。

元の式 素因数分解 簡単にした形
√12 12 = 4 × 3 = 2² × 3 2√3
√18 18 = 9 × 2 = 3² × 2 3√2
√23 23 = 23(素数) √23(これ以上簡単にできない)
√50 50 = 25 × 2 = 5² × 2 5√2

このように、ルート23は既に最簡形であり、これ以上シンプルにすることはできないのです。

ただし、計算の文脈によっては、近似値で置き換えることで「簡単」にすることは可能でしょう。先ほど紹介した√23 ≈ 4.8という近似値を使えば、複雑な計算も扱いやすくなります。

また、分母の有理化などの文脈では、以下のような変形が役立つこともあります。

分母の有理化の例:

1/√23 = 1/√23 × √23/√23 = √23/23

このような変形は「簡単」というより「標準形」に直す作業ですが、数学的な処理においては重要なテクニックと言えます。

まとめ

本記事では、ルート23について多角的に解説してきました。

重要なポイントを振り返ってみましょう。ルート23の値は約4.796で、整数部分は4です。実用的には4.8という近似値を覚えておくと便利でしょう。語呂合わせでは「よなくごや」や「23はよはち」といった方法が使えます。

計算方法としては、ニュートン法が実用的で、わずか数回の反復で高精度な値が得られます。そして、23は素数なので、ルート23は既に最簡形であることも重要な知識です。

平方根の理解は、数学の基礎として非常に重要。ルート23のような具体例を通じて、平方根の性質や計算方法を深く理解することができたのではないでしょうか。

この知識を活用して、今後の数学学習や実務計算に役立ててください。