本記事はエクセルで計算式が反映されない原因と解決策について解説します。
ポイントは、以下の通りです。
・セルの表示形式が文字列になっている
・数式の表示がONになっている
・数式の先頭にスペース、アポストロフィが入力されている
目次
エクセルで計算式が反映されない原因と対策1
ある和菓子屋さんの1日のみたらし団子と三色団子の売上個数のデータがあります。
合計の売上個数を出してみましょう。
B5セルに以下の数式を入力します。
=B3+B4
Enterキーを押しても計算結果が表示されず、計算式がそのまま表示されてしまいます。
原因の1つとして、セルの表示形式が文字列になっていることが挙げられます。
B5セルを右クリックして「セルの書式設定」を選択します。
表示形式が文字列になっています。
標準か数値を選択し直してください。(今回は標準を選択します。)
OKボタンを押します。
B5セルに計算結果が表示されるようになりました。
エクセルで計算式が反映されない原因と対策2
原因の2つ目は数式の表示が挙げられます。
数式タブのワークシート分析内にある「数式の表示」がONになっています。
ここをクリックして、OFFにしてください。
B5セルに計算結果が表示されるようになりました。
エクセルで計算式が反映されない原因と対策3
原因の3つ目として数式の先頭にスペースやアポストロフィが入力されていることが挙げられます。
数式の先頭にスペースがある場合、数式が表示されてしまいます。
スペースを削除することで計算結果が表示されるようになります。
また、数式の先頭にアポストロフィ ’ が入力されていると、文字列として判定されてしまう為、数式が表示されてしまいます。
アポストロフィを削除することで計算結果が表示されるようになります。
エクセルで計算式が反映されない(数式や関数:計算式がそのまま表示:自動:合ってるのに)原因と解決策
この記事では、エクセルで計算式が反映されない原因と解決策を紹介しました。
計算式が反映されなくなった時には焦らずに紹介した方法を試してみてください。