数学・算数・SPIなどで確率の問題がよく出てきますよね。
確率の問題は特に「慣れ」が重要のため、たくさん練習するのがおすすめ!
そんなこともありここでは、具体的に「4人から2人選ぶ組み合わせの数は何通り?4枚のカードから2枚のカードを取り出して並べる場合の数はいくつ?」について答えと計算過程を解説していきますので、ぜひご参考に(^^)/
目次
4枚のカードから2枚のカードを取り出して順番に並べる場合の数はいくつ?【場合の数】
まずは4枚のカードから2枚のカードを取り出して順番に並べる場合の数はいくつ?という問題を解いてみましょう。
ここでは、1,2,3,4と記載のカード4枚があるとしましょう。
この中から2枚を選び、並べる場合の数は、4P2という順列の式を使えばOK。
答えとしては、 4 × 3 = 12通りとなります。
詳細説明
上の順列の公式を使えばいい理由は以下の通り。
まず1枚目のカードに選べるものは、1、2、3、4の”4通り”ですよね。
ここで3のカードを選んだとしましょう。
すると2番目に並べるカードの候補は「3以外」の「1、2、4」の”3通り”となります。
つまり、4 × 3=12とすることで、上の4つから2つを選び、順々に並べるのは何通りか?の答えになっているわけですね(^^)/
1つ1つ丁寧に考えるのが確率の問題攻略のポイントです!
4人から2人選ぶ組み合わせは何通り?【確率】
上では順列(順々に並べる)場合は何通り?かを考えましたが、今度は組み合わせを見ていきましょう。
結論として組み合わせの場合ではC(コンビネーション)を使うとよく、4C2を計算すればOK。
よって4人から2人選ぶ組み合わせは何通り?では、「4 × 3 / (2×1)」=6通りが答えとなります。
詳細説明
上の順列の公式を使えばいい理由は以下の通り。
既に4つから2つを選び、”順々に”並べる場合は何通りか?をお伝えしました。
ここで、今回の組み合わせの問題では、
・(1、2)と(2、1)は別の同じ1通りとしてカウント
することが変化したところですね。他の(3、4)と(4、3)を1通りなども同じです。
つまり、今まで順列では順番に並べる2通りでカウントしていた分を、組み合わせでは1通りでカウントするため、4C2の計算(つまり分母(2×1)で割る)をするわけです。
組み合わせの方が、順列よりも小さい数値になると覚えておきましょう(被っている分で割ることになるため)(^^)/
まとめ 4枚のカードから2枚のカードを取り出して並べる数はいくつ?4人から2人選ぶのは何通り?【確率】
ここでは、4人から2人選ぶ組み合わせの数は何通り?4枚のカードから2枚のカードを取り出して並べる場合の数はいくつ?について解説しました。
確率(順列や組み合わせ)は一つ一つ丁寧に考えるのが攻略の鍵。
一緒にたくさんの問題を解き、確率計算をマスターしていきましょう。