日常生活の中で、ミリメートル(mm)とセンチメートル(cm)の単位変換が必要になる場面は意外と多いものです。例えば、DIYで木材をカットする時、文房具のサイズを確認する時、あるいはお子さんの算数の宿題を見ている時など、様々なシーンで単位換算の知識が役立ちます。
特に「20mm」という数値は、ボルトやネジのサイズ、ノートの罫線幅、テープの幅など、身の回りの製品でよく目にする数字でしょう。この記事では、20ミリメートルは何センチメートルなのかという基本的な疑問から、計算方法、換算のコツ、さらには実生活での活用例まで、わかりやすく解説していきます。
単位変換は一見難しそうに感じるかもしれませんが、基本的な仕組みを理解すれば誰でも簡単に計算できるようになります。さらに、覚え方のコツを押さえておけば、電卓がなくてもパッと暗算できるようになるでしょう。
それでは、まず結論から確認していきましょう。
目次
20ミリメートルは2センチメートル!基本的な答えと計算式
それではまず、20mmが何cmになるのかという基本的な答えについて解説していきます。
20ミリメートル(mm)= 2センチメートル(cm)
この答えは、ミリメートルとセンチメートルの関係性を理解すれば、とてもシンプルに導き出せます。1センチメートルは10ミリメートルに等しいという基本的な定義がすべての基礎となっているのです。
したがって、20ミリメートルをセンチメートルに換算するには、20を10で割れば良いということになります。
計算式:20mm ÷ 10 = 2cm
この計算方法は、他のミリメートルからセンチメートルへの変換にも応用できます。30mmなら3cm、50mmなら5cm、100mmなら10cmという具合です。

ちなみに、逆の変換、つまりセンチメートルからミリメートルへの換算も同じ原理で行えます。2cmをミリメートルに直す場合は、2に10をかけて20mmとなるわけです。
ミリとセンチの関係性を理解する
ミリメートルとセンチメートルは、どちらもメートル法における長さの単位です。メートル法では、基準となる単位(この場合はメートル)に対して、10倍ずつ大きくなったり小さくなったりする体系が採用されています。
具体的には以下のような関係性があります。
| 単位 | 記号 | メートルとの関係 |
|---|---|---|
| ミリメートル | mm | 1/1000メートル |
| センチメートル | cm | 1/100メートル |
| メートル | m | 1メートル |
この表から分かるように、センチメートルはミリメートルの10倍の大きさを持つ単位なのです。つまり、小さい単位であるミリメートルから、一段階大きい単位のセンチメートルに変換する際は、10で割るという操作が必要になります。
なぜ10で割るのか?単位変換の原理
10で割るという操作の背景には、メートル法の十進法という仕組みがあります。十進法とは、10を基準にして単位が構成されているシステムのこと。
「ミリ」という接頭語は1/1000を意味し、「センチ」という接頭語は1/100を意味しています。したがって、1ミリメートルは0.001メートル、1センチメートルは0.01メートルということになるでしょう。
この関係性を式で表すと次のようになります。
1cm = 0.01m
1mm = 0.001m
したがって、1cm = 10mm
このシンプルな関係性のおかげで、私たちは複雑な換算表を覚えることなく、簡単に単位変換ができるのです。
実際の測定例で確認してみよう
理論だけでなく、実際の物を測ってみることで理解が深まります。身の回りにある定規を使って、20mmがどれくらいの長さなのか確認してみましょう。
一般的な定規には、センチメートルとミリメートルの両方の目盛りが刻まれています。定規の0の位置から20mmの目盛りまでの長さを見ると、それが同時に2cmの位置と一致していることが分かるはず。
身近なもので20mm(2cm)程度のものには、以下のようなものがあります。
1円玉の直径は約20mm、一般的な単三電池の直径も約14mmから少し大きめのものだと20mm近くになります。また、500円玉の直径は約26.5mmなので、20mmよりやや大きいサイズ感です。
こうした具体的なイメージを持つことで、20mmという長さの感覚を身につけることができるでしょう。
mmからcmへの換算方法と計算のステップ
続いては、ミリメートルからセンチメートルへの換算方法を、より詳しく確認していきます。
単位変換は、一度方法を理解してしまえば機械的に行えるようになります。ここでは、20mm以外の数値でも応用できる汎用的な換算方法を学んでいきましょう。
基本的な換算手順
ミリメートルからセンチメートルへの換算は、以下の3つのステップで行えます。
ステップ1:変換したいミリメートルの数値を確認する
まず、今回の例では20mmという数値が変換対象です。この数値をしっかりと認識することから始めましょう。
ステップ2:その数値を10で割る
20mmの場合、20 ÷ 10 = 2という計算を行います。この「10で割る」という操作が、ミリからセンチへの換算の核心部分です。
ステップ3:答えに単位「cm」をつける
計算結果の2に、センチメートルの単位記号「cm」をつけて、2cmという答えを得ます。
換算手順のまとめ
20mm → 20 ÷ 10 → 2 → 2cm
このシンプルな手順を覚えておけば、どんなミリメートルの数値でもセンチメートルに換算できるようになります。
様々な数値での換算練習
20mm以外の数値でも練習してみましょう。複数の例を見ることで、パターンが見えてくるはずです。
| ミリメートル(mm) | 計算式 | センチメートル(cm) |
|---|---|---|
| 10mm | 10 ÷ 10 | 1cm |
| 20mm | 20 ÷ 10 | 2cm |
| 50mm | 50 ÷ 10 | 5cm |
| 75mm | 75 ÷ 10 | 7.5cm |
| 100mm | 100 ÷ 10 | 10cm |
この表を見ると、単純に小数点を一つ左に移動させるだけで換算できることに気づくでしょう。これは10で割る操作の視覚的な表現方法なのです。
小数を含む場合の換算
実際の測定では、小数を含むミリメートルの数値に出会うこともあります。例えば、20.5mmや20.8mmといった数値です。
これらの場合も、基本的な換算方法は変わりません。
20.5mm ÷ 10 = 2.05cm
20.8mm ÷ 10 = 2.08cm
小数点が含まれていても、同じように10で割るだけ。計算が苦手な方は、先ほど述べた「小数点を一つ左に移動させる」という視覚的な方法を使うと簡単です。
20.5mmなら、小数点を左に一つ動かして2.05cm、20.8mmなら2.08cmとなります。この方法なら暗算でも素早く換算できるようになるでしょう。
mmとcmの換算を簡単にする覚え方とコツ
続いては、単位換算をより簡単に、そして確実に行うための覚え方とコツを確認していきます。
計算方法を理解しても、実際の場面でスムーズに使えなければ意味がありません。ここでは、日常生活で役立つ実践的なテクニックを紹介しましょう。
「ゼロを一つ取る」という簡単ルール
ミリメートルからセンチメートルへの換算で最も簡単な覚え方は、「ゼロを一つ取る」というルールです。
20mmであれば、最後のゼロを一つ取って2cm。30mmなら3cm、100mmなら10cmとなります。
この方法が使えるのは、10で割るという操作が、実質的に「10の位を1の位に、100の位を10の位に下げる」ことと同じだから。つまり、数字の桁を一つ下げる操作なのです。
覚え方の例
20mm → ゼロを一つ取る → 2cm
150mm → ゼロを一つ取る → 15cm
ただし、この方法は末尾にゼロがある数値の場合に限られます。25mmのようにゼロで終わらない数値の場合は、次に紹介する小数点移動の方法を使いましょう。
小数点を左に一つ移動させる視覚的方法
より汎用性の高い方法として、「小数点を左に一つ移動させる」という視覚的なテクニックがあります。
整数の場合、小数点は数字の右端にあると考えます。例えば、20は20.0と同じ。この小数点を左に一つ移動させると2.0、つまり2になるわけです。
この方法の利点は、どんな数値でも対応できること。
25mm → 25.0 → 小数点を左へ → 2.5cm
128mm → 128.0 → 小数点を左へ → 12.8cm
7mm → 7.0 → 小数点を左へ → 0.7cm
特に7mmのような一桁の数値の場合、この方法を使えば0.7cmという正しい答えが導き出せます。「ゼロを取る」方法では対応できない数値も、小数点移動なら確実に換算できるのです。
身近なものでサイズ感を覚える
数値的な換算だけでなく、実際のサイズ感を体で覚えることも重要です。
20mm(2cm)のサイズ感を身につけるために、以下のような身近なものを基準として覚えておくと便利でしょう。
1円玉の直径は約20mmなので、まさにぴったりのサイズ。ポケットに1円玉を入れておけば、いつでも20mmの基準として使えます。
親指の爪の幅も、成人男性であればおよそ20mm前後。自分の指を使って測る方法は、定規がない時の緊急措置として役立ちます。
一般的なボールペンのキャップの長さも約20mm程度のものが多いでしょう。文房具を使って長さの感覚を養うのも良い方法です。
こうした具体的なイメージを持つことで、数値だけでなく実際の長さとしての理解が深まります。設計図を見る時や、物を作る時に、「だいたいこれくらい」という感覚があると作業がスムーズになるはずです。
日常生活でのmm・cm換算の活用シーンと実例
続いては、ミリメートルとセンチメートルの換算が実際にどのような場面で役立つのか確認していきます。
単位換算の知識は、理論として知っているだけでなく、実生活で使ってこそ本当の価値があります。ここでは具体的な活用例を見ていきましょう。
DIYや工作での活用
DIYや工作の現場では、ミリメートルとセンチメートルの両方の単位が頻繁に使われます。
木材のカットを依頼する際、ホームセンターでは「何センチでカットしますか」と聞かれることもあれば、設計図には「20mm」と書かれていることもあるでしょう。このような時、素早く換算できると作業がスムーズに進みます。
例えば、棚板の厚みが20mmと表記されている場合、これは2cmのこと。家具の設計では、この厚みが重要な要素になります。棚の内寸を計算する時、板の厚み2cmを考慮しないと、実際に物を置けなくなってしまう可能性があるのです。
また、ネジやボルトのサイズも通常ミリメートルで表記されます。「M20」というボルトは直径20mmという意味。これが約2cmだと分かれば、適切な工具を選ぶ際の参考になるでしょう。
子どもの学習サポートとして
小学校の算数では、長さの単位換算が重要な学習項目の一つです。お子さんの宿題を見る時、親が正確に答えられることは大きな安心材料となります。
「20ミリは何センチ?」という問題は、小学校2年生から3年生あたりで学習する内容。この時期の子どもたちにとって、具体的なイメージと結びつけて教えることが理解の鍵になります。
1円玉を使って「この大きさが20mmで、2cmなんだよ」と教えれば、抽象的な数字が具体的なイメージに変わります。定規を一緒に見ながら「20の目盛りと、2の目盛りが同じ場所にあるでしょう」と確認するのも効果的です。
また、算数の文章問題では、様々な単位が混在して出題されることも。「20mmのテープと3cmのテープ、どちらが長い?」という問題に答えるには、単位を揃える必要があります。こうした場面で換算の知識が活きてくるのです。
買い物や製品選びでの判断基準
日常の買い物でも、ミリメートルとセンチメートルの換算は役立ちます。
マスキングテープの幅が「20mm」と表記されている場合、これは2cm。用途に合った幅かどうかを判断する材料になるでしょう。文房具コーナーでは「15mm」「20mm」「25mm」といった複数の幅の商品が並んでいますが、それぞれ1.5cm、2cm、2.5cmと換算できれば、自分のニーズに合ったものを選びやすくなります。
洋服のサイズ表記でも、時折ミリメートルが使われることがあります。特に帽子の内周や、ベルトの幅など。「ベルト幅20mm」と書かれていれば、それは2cm幅のベルトということ。手持ちのベルト通しの幅と比較して、適合するかどうか判断できます。
家電製品の仕様にも、ミリメートルでのサイズ表記が多く見られます。スマートフォンの厚みが「7.8mm」なら約0.78cm、テレビの画面フレーム幅が「20mm」なら2cmということ。購入前にサイズ感を把握する際、この換算能力が役立つはずです。
まとめ
ここまで、20ミリメートルは何センチメートルかという基本的な疑問から、計算方法、覚え方のコツ、そして実生活での活用例まで詳しく見てきました。
20mm = 2cm(20ミリメートルは2センチメートル)
この答えは、「10で割る」「ゼロを一つ取る」「小数点を左に一つ移動させる」といった簡単な方法で導き出せます。一度理解してしまえば、他のミリメートルからセンチメートルへの換算も同じように行えるでしょう。
単位換算は、DIYや工作、子どもの学習サポート、日常の買い物など、様々な場面で必要とされる基本的なスキルです。理論的な理解だけでなく、1円玉や親指の爪など、身近なものを基準にしてサイズ感を体で覚えることも大切。
メートル法の十進法という仕組みを理解すれば、ミリメートルとセンチメートルだけでなく、メートルやキロメートルといった他の単位の換算にも応用できます。10倍、100倍、1000倍という規則的な関係性が、メートル法の大きな特徴なのです。
この記事で紹介した方法を実践して、単位換算を自分のものにしてください。最初は計算が必要でも、慣れてくれば自然と頭の中で換算できるようになるはずです。そうなれば、仕事でも趣味でも、より正確で効率的な作業ができるようになるでしょう。