日常生活において、よく単位の変換を行う必要がある場面に遭遇します。
たとえば、J(ジュール)や W(ワット)やkW(キロワット)などのエネルギーに関する用語をよく耳にしますが「1J(ジュール)は何W(ワット)や何kW(キロワット)か?」について理解していますか。
ここでは、J(ジュール)やW(ワット)やkW(キロワット)の換算(変換)方法について確認していきます。
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目次
1J(ジュール)は何W(ワット)か?Wsと変換可能
それではJ(ジュール)やW(ワット)との関係・換算方法を見ていきましょう。
実はジュールとワットは直接換算できず、ジュール(J)と変換できるのは「ワット秒(Ws)やワット時(ワットアワー、Wh)」です。
具体的に解説していきます。
まずジュール(J)はエネルギー・熱量そのものの単位であり、ワット(W)は単位時間あたりのエネルギー量の単位です。
表している単位が異なるので直接的には変換できません。
ジュールと直接換算できる単位はWs(ワット秒)であり、1Jは1Wで1秒間出力したエネルギーと定義されています。
つまり1J=1Wsとなるわけですね。
ジュール(J)は Wh(ワット時)とも変換可能
また、ジュールはWhとも直接換算できます。
1Whは1Wで1時間(つまり3600秒)出力した際のエネルギー量のため、1Wh=3600Wsです(逆にいうと1Ws=1/3600Wh)。
1J =1Wsのため、1J=1/3600Whとなるわけですね。
ジュール(J)はキロワット(kW)とも直接変換はできない
上と同じ理由によって、
ジュール(J)はキロワット(kW)とも直接換算できません。
キロワットに時間をかけないとエネルギー量にならないためですね。
ジュールと変換できるのは上のようWsや Whと理解しておきましょう。
まとめ ジュール(J)とワット(W)やWsやWhとの変換方法は変換できる?
ここでは「1ジュールは何ワットで何キロワットか?【JとWやkWとの変換】」について解説しました。
ジュールやワット関連の単位はややこしいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな単位換算に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。