数学や科学の分野では、非常に大きな数値を扱うことがよくあります。
その中でも「10の17乗」は、日常生活やビジネスシーンでも頻繁に登場する重要な数値の一つです。
このような背景もありこの記事では、10の17乗の具体的な数値から単位表記、そして実際の入力方法まで、わかりやすく解説していきます。
目次
10の17乗はいくつ?10京?
それではまず、10の17乗が具体的にいくつになるのかについて解説していきます。
10の17乗は、10を17回掛け合わせた数値のことを指します。
つまり、10×10×10×10×10×10×10×10×10×10×10×10×10×10×10×10×10という計算になります。
よって
となります。
日本語での読み方としては「じゅっけい」と表現されます!
また、国際的な場面では、英語圏では10の17乗を「one hundred quadrillion(ワンハンドレッドクアドリリオン)」と呼ぶため、日本語の「10京」と英語の「one hundred quadrillion」が同じ数値を指すことも覚えておくと良いでしょう。
10の17乗の単位表記はギガやメガ?
続いては、10の17乗の単位表記について確認していきます。
例えば、10の17乗メートルは「100ペタメートル(100Pm)」というように表現されることが一般的です。
一方、「エクサ(Exa)」は10の18乗を表す接頭辞であり、記号では「E」と表記されます。
つまり、エクサは100京(1,000,000,000,000,000,000)を意味するため、10の17乗とは10分の1の関係があります。
10の17乗つまり100Pをエクサで表すのであれば0.1Eとなりますね。
10の17乗の打ち方(エクセルやパソコン)は?
続いては、10の17乗をエクセルやパソコンで入力する方法を確認していきます。
エクセルでは、いくつかの方法で10の17乗を表現することができます。
指数表記の使用
最も一般的な方法は、指数表記を使用することです。
この「^」記号は、キーボードの「Shift」キーを押しながら「へ」キーを押すことで入力できます。
POWER関数
また、POWER関数を使用する方法もあります。
「=POWER(10,17)」と入力することで、同様に10の17乗の値を得ることができます。
さらに、科学技術計算では「1E17」という表記も使用されます。これは「1×10の17乗」を意味する指数表記法で、エクセルでも認識される標準的な表記方法です。
10の17乗の表記方法
パソコンの一般的なアプリケーションでは、上付き文字機能を使用して「10¹⁷」と表示することも可能です。
Microsoft Wordやエクセルの場合、「1017」と入力した後に「17」だけを選択し、右クリックしましょう。フォントの設定で「上付き文字」を選択することで実現できます。
Google DocsやLibreOfficeなどの他の文書作成ソフトでも、同様の機能が提供されています。
プログラミング言語では、多くの場合「pow(10,17)」といった記法を使用して10の17乗を表現します!
まとめ 10の17乗の単位表記はギガやメガ?打ち方(エクセル・パソコン)
10の17乗について、その数値から単位表記、入力方法まで詳しく解説してきました。
10の17乗は10京(100,000,000,000,000,000)という数値であり、単位表記としては「100P」として表現されることが多いです。
エクセルやパソコンでの入力方法も、用途に応じて様々な手法を使い分けることができます。
特に現代社会では、デジタル機器の性能表示やデータ容量の計算などで頻繁に遭遇する数値であるため、正確な理解は必須といえます。