ウォーキングやランニングなどを行ったとき、どのくらいの距離を走ったのか気になるものです。
このとき、万歩計などを装着していたものの、移動距離自体を確認していなく、動いたときの歩数のみが記録されていることがあります。
実は「何キロ歩いたか」「何kmランニングしたか」は歩数から距離の目安に換算することが可能であり、この変換方法について解説していきます。
目次
距離、歩数、歩幅の換算方法
「歩いた」もしくは「ランニングした」距離は、歩幅と歩数の積によって換算することが可能です。計算式にすると以下の通りとなります。
このとき、歩幅は「個人」や「ウォーキングかランニングか」などの要素によって変化するため、各々のパターンでの変換方法を考えていきます。
ウォーキング時の歩幅
まず、ウォーキング時の歩幅は、歩幅はおおよそ65~85cmのと範囲に収まることが多いです。(例えば、私の身長は176cmですが、普通に歩いた場合は75cm程度でした。)
そして、今回は平均的な歩幅70cmを採用したとすると、「距離=70cm ×歩数」によって計算することが可能です。
ランニング時の歩幅、距離、歩数の関係
同様に、走っているときの歩数、距離の変換の目安について考えていきます。
ランニング時の歩幅は、歩くときの歩幅よりも大きくおよそ80~160程度といえます。
つまり、ランニング時の歩幅を120cmとしたときは、歩数と距離の関係は以下の通りとなるのです。
このようにして、歩数と距離の関係の目安を求めることができます。
1キロ歩くと何歩になるか、1000歩は何キロに相当するか
それでは、歩数、歩幅、移動距離の換算になれるためにも、代表的な数値を用いて計算してみましょう。
まずは、距離からの歩数への換算考えていきます。
1キロ歩くと何歩になるのか
先にも述べたように、歩くときの1歩はおよそ70cm程度です。
この数値を採用すると、1km=1000m=100000cmを一歩70cmで移動することから、100000 / 70 = 約1429歩と換算できるのです。
単位換算には十分に気を付けましょう。
1キロはランニングでは何歩になるか
続いて、ランニング時の歩数を考えていきます。
こちらでも距離1キロを走ったときの、歩数への換算を行ってみましょう。
ランニング時の歩幅を120cmとすると、100000cm / 120 = 833歩となるのです。
1万歩は何キロ?14000歩は何キロ?
今度は、歩数から移動距離への換算も行ってみましょう。
ウォーキングの目安などで代表的な数値である、1万歩について考えていきましょう。
まずは1万歩歩いたときの距離を計算してみましょう。
ウォーキングで1万歩では何キロ?
上述のよう、歩いたときの歩幅は70cmです。
よって1万歩歩くと70cm ×10000 = 700000cm= 7000m = 7km程度と換算されます。
ランニングで1万歩では何キロ?
同様に走ったときの歩数から距離を計算していきましょう。
同様に計算すればいいので、120cm ×10000 = 1200000cm= 12000m = 12kmとなるのです。
きちんと理解して、自分がどの程度の距離を歩いたのか、走ったのか計算できるようにしておきましょう。
まとめ
ここでは、歩いたり走ったりするときの歩幅、歩数、距離の関係について解説しました。
基本的に距離=歩幅×歩数で換算することができます。そして、ウォーキング時の歩幅はおよそ70cm前後、ランニング時の歩幅はおよそ120cm程度です。
そのため、歩いたり走ったりという状況に合わせて、上の数値を入れて、計算していきましょう。
歩数と距離の変換に慣れ、日常生活で活用していきましょう。