この記事では、「今まで」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)は?例文付き【上司:目上:同僚:部下】について解説していきます。
ポイントとしては、
・「気を付ける」という単語を敬語に変換する語彙力(知っているかどうか)
・その使用シチュエーションの理解(上司や社外担当者、同僚や部下との関係性) です。
なお、かなりかしこまった敬語と標準的な言い換え表現の2パターンで紹介していますが、上司や先方のご担当者様、同僚や部下との関係性によって適切に使い分けることがおすすめです。
それでは詳しく見ていきましょう!
目次
「今まで」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)の単語を詳しく紹介!
それではまず、「今まで」のビジネスシーンに適した言い換え表現についてご紹介していきます。
標準的な場面とかしこまった場面の言い換え表現の2パターンを紹介していますので、相手との関係性に応じて使い分けてくださいませ。
標準的な場面での言い換え表現
・これまで
・今日まで
上記は、 一般的なビジネスの場からフォーマルな場面まで幅広く使用できますね(^^)/
かしこまった場面での言い換え表現
・従来
・かねてより
・永らく
・長らく
・平素
・昨今
・先般
・従前
ここでご紹介した表現は、その時の状況や相手に応じて、適切に使い分けできることが大切です。
一方、一般的なビジネスシーンでは「これまで」「今日まで」などの表現が無難でしょう。
フォーマルな場面や目上の人に対しては、「従来」「かねてより」「永らく」「長らく」「平素」「昨今」「先般」「従前」などの表現が適しています(漢字が多い方が基本的に硬い表現)
過度にフランクだったり、かしこまった表現をしてしまうと、相手にネガティブな印象を持たれることもあり得ます。表現を選ぶ際には注意が必要ですね。
状況に応じた適切な言葉選びを心がけ、より良いコミュニケーションを構築していきましょう。
「今まで」のビジネスでの言い換え用語を使った例文を詳しく紹介!
続いては、「今まで」のビジネスでの言い換え用語を使った例文について解説していきます。
例文(標準的な言い換え表現の場合)
・「これまでのご支援に感謝申し上げます。」
・「これまでの議論を踏まえ、最終的な方針を決定したいと思います。」
・「今日まで培ってきた経験を活かし、新規事業に取り組んでまいります。」
例文(かしこまった敬語の場合)
・「昨今の市場動向を鑑みると、新たな戦略が必要不可欠であると考えます。」
・「先般の会議で討議された内容を踏まえ、具体的な実行計画を立案いたしました。」
・「従前の方針を踏襲しつつ、効率化を図ることが肝要だと存じます。」
・「永らく(長らく)のご愛顧に心より御礼申し上げます。」
・「かねてよりご指導いただいている事項について、進捗をご報告申し上げます。」
・「従来の方針を踏襲しつつ、新たな視点を取り入れていきたいと存じます。」
・「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。」
・「平素は、ご指導ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございます。」
これらの例文は、先ほど上で紹介した言い換え表現を使っています。状況や相手に応じて使い分けることが大切ですね。
自然な会話の流れを維持しつつ、適切な言葉遣いを心がけていきましょう。
まとめ 「今まで」の敬語やビジネスメールでの例文【上司:目上:同僚:部下】
この記事では、「今まで」のビジネスでの言い換え(敬語・メール)は?例文付き【上司:目上:同僚:部下】について確認しました。
ビジネスに適した表現をマスターして、さらに快適な生活を送っていきましょう!