最近では県民性と紹介するテレビがの放映や、住む場所の自由の拡大によって、さまざまな地方の特徴を知ることが多くなりましたよね。
例えば、私の妻は広島出身であることもあり、よく広島弁を聞くようになりました。広島弁では、「じゃろ」「じゃけぇ」などの表現が有名ですが、別の広島弁にはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的な広島弁ですが、他の都道府県民にはあまり知られていない用 ものに、「はぶてる」というものがあります。このはぶてるの意味を知っていますか。
ここでは、はぶてるの意味や使い方について解説していきます。
目次
広島弁におけるはぶてるの意味や使い方
広島弁弁でよく使うはぶてるとは、「拗ねること」「怒ってプスーっともするような様」「いじけていること」を表します。
具体的な使い方の例は以下の通りです。
例①
例えば、よくいじけている子がいるとしましょう。その子に注意する際に以下のようはぶてるを使うことができるあります。
「すぐにはぶてる子は、かまってあげないよ」などといいます。
他にも、代表的な広島弁のたいぎいと組み合わせて、使用することもあります。
例②
例えば、ちょっとしたことですぐにいじけたり、怒ったりする友達がいるとします。このような場合に、こっちのあまり良い気持ちがしないですよね。
このようなケースでは、以下のようにはぶてるを使うのです。
「あいつはすぐにはぶてるけえ、こっちもたいぎいわ~」などと表現します。標準語に変換すると、あいつはすぐにいじけるから、こっちも気分が悪いとなります。
このようにはぶてるを使うのです。
関東出身である、私自身初めて聞いたときさっぱり意味がわからなかったので、きちんと理解しておきましょう。
はぶてるの覚え方
このように、いじけるという意味を持つようなはぶてるですが、どのようにするとすぐに覚えることができるでしょうか。
私の場合は、はぶてると聞いたときに、ヘビのハブを思い浮かべました。
そしてハブはちょっと怒っているような様子をイメージできるために、そのハブ+「~してる」のてるをつなげた「はぶてる」になると覚えておくといいです。
そこから転じて「ちょっとしたことでおこる」「いじける」とすると覚えやすいので、おすすめです。
まとめ
ここでは、広島弁のはぶてるの意味や具体的な使い方について確認しました。
はぶてるは、いじける、ちょっとしたことですぐに怒るなど意味を持つ方言です。「あの子はすぐにはぶてるけえ、こっちもたいぎい」などと実際に使用します。
はぶてるの意味を覚えるには、ヘビのハブを連想して理解しておくといいです。広島弁を覚えて人生をより楽しくしていきましょう。