数学を学んでいると、平方根の計算に出会う機会は非常に多いもの。特に√50は中学校の数学や高校入試でも頻出の値であり、その近似値や簡単な形を覚えておくと計算がスムーズに進むでしょう。
しかし、「√50って簡単にするとどうなるの?」「小数ではいくつ?」「覚え方はある?」といった疑問を持つ方も少なくありません。
本記事では、√50の値(整数部分と小数表記)、簡単にする方法、近似値の求め方、さらには覚えやすい語呂合わせまで、徹底的に解説していきます。平方根の理解を深め、計算力を向上させたい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
√50を簡単にすると?【ルート50の値を整数で表す】
それではまず、√50を簡単な形に変形する方法について解説していきます。
平方根を簡単にするとは、根号の中の数をできるだけ小さくすることを意味するもの。√50の場合、50を素因数分解して平方数を見つけ出すのがポイントです。
50を素因数分解すると、50 = 2 × 5 × 5 = 2 × 5²となります。
この5²の部分が平方数なので、根号の外に出すことができるわけです。
√50 = √(2 × 5²)
= √5² × √2
= 5√2
√50 = 5√2
これが√50の最も簡単な形です。
この変形ができると、計算が非常に楽になるでしょう。例えば√50 + √2という計算があった場合、5√2 + √2 = 6√2とすぐに答えが出せます。
また、√50を整数部分で表すと、√50 ≒ 7.07…なので、整数部分は7となります。
√50の小数値はいくつ?【近似値を確認】
続いては√50の小数での値を確認していきます。
√50を電卓で計算すると、約7.0710678…という値になるもの。この値は無理数なので、小数点以下が永遠に続き、循環しません。
実用的には、小数第2位や第3位までで十分なケースが多いでしょう。
| 近似の精度 | √50の値 |
|---|---|
| 小数第1位まで | 7.1 |
| 小数第2位まで | 7.07 |
| 小数第3位まで | 7.071 |
| 小数第4位まで | 7.0711 |
テストや入試では、特に指定がなければ小数第2位までの7.07を使うことが多いです。

ちなみに、√50 = 5√2なので、√2 ≒ 1.414を知っていれば、5 × 1.414 = 7.07と計算することもできます。このように、基本的な平方根の値を覚えておくと応用が利くわけです。
√50の計算方法【近似値の求め方】
続いては√50の近似値を自分で計算する方法を確認していきます。
電卓がない状況でも、ある程度の精度で√50を求められると便利でしょう。
方法1: √2の値を利用する
最も簡単な方法は、√2 ≒ 1.414という基本的な値を使うこと。
√50 = 5√2
≒ 5 × 1.414
= 7.07
この計算なら暗算でも可能です。
方法2: 挟み撃ちの方法
7² = 49、8² = 64なので、√50は7と8の間にあることがわかります。
さらに細かく調べると、7.0² = 49.00、7.1² = 50.41なので、√50は7.0と7.1の間。
7.07² = 49.9849 ≒ 50なので、√50 ≒ 7.07と求められるわけです。
方法3: ニュートン法(発展)
より精密に求めたい場合は、ニュートン法という数学的手法を使う方法もあります。初期値をx₀とし、x₁ = (x₀ + 50/x₀)/2を繰り返し計算することで、真の値に近づいていくもの。
例えば、x₀ = 7とすると、x₁ = (7 + 50/7)/2 = (7 + 7.14)/2 ≒ 7.07となり、1回の計算でかなり正確な値が得られるでしょう。
√50の覚え方【語呂合わせで記憶】
続いては√50の値を覚えやすくする語呂合わせを確認していきます。
√50 ≒ 7.07という値を直接覚える語呂合わせとしては、以下のようなものがあります。
「菜々緒(7.07)がゴーゴー(50)」
モデルの菜々緒さんの名前と、50をゴーゴーと読む語呂合わせです。
また、別の覚え方として、√50 = 5√2という関係性を利用する方法もあるでしょう。
√2 ≒ 1.414 → 「一夜一夜に人見頃(ひとよひとよにひとみごろ)」
これに5をかければ√50 ≒ 7.07
このように、基本的な平方根の語呂合わせを組み合わせることで、複数の値を効率的に記憶できます。
数学が得意な人は、√50 = 5√2という変形自体を覚えておき、必要に応じて計算する方が確実かもしれません。記憶の負担も減るわけです。
√50に関連する計算問題【実践例】
続いては√50を使った実際の計算問題を確認していきます。
例題1: 式の簡略化
問題: √50 + √8 – √2 を簡単にせよ。
解答:
√50 = 5√2
√8 = √(4×2) = 2√2
よって、5√2 + 2√2 – √2 = 6√2
このように、すべて√2の形に統一することで計算がスムーズに進むでしょう。
例題2: 面積の計算
問題: 1辺が√50 cmの正方形の面積を求めよ。
解答:
面積 = (√50)² = 50 cm²
平方根の2乗は、根号が外れてそのまま中の数になるという性質を利用します。
例題3: 近似値を使った計算
問題: √50の近似値を使って、√50 × 2 の値を求めよ。
解答:
√50 ≒ 7.07なので、7.07 × 2 = 14.14
または、√50 × 2 = 2√50 = 2×5√2 = 10√2 ≒ 10×1.414 = 14.14
どちらの方法でも同じ答えが得られることがわかるでしょう。
√50と他の平方根の関係【比較表】
続いては√50と他の主要な平方根との関係を確認していきます。
平方根の値を比較することで、数の大小関係や計算の見通しが良くなるもの。
| 平方根 | 簡略化 | 近似値 |
|---|---|---|
| √2 | √2 | 1.414 |
| √8 | 2√2 | 2.828 |
| √18 | 3√2 | 4.243 |
| √32 | 4√2 | 5.657 |
| √50 | 5√2 | 7.071 |
| √72 | 6√2 | 8.485 |
このように、√2の倍数の関係にある平方根は規則的に並んでいることがわかるでしょう。
また、√50 = 5√2ということは、√50は√2の5倍の値を持つということ。こうした関係性を理解しておくと、計算ミスを防げます。
√50の実生活での応用例
続いては√50が実際の生活でどのように使われるかを確認していきます。
数学は抽象的に見えますが、実は日常のあらゆる場面で活用されているもの。
建築・設計での利用
正方形の部屋の面積が50平方メートルの場合、1辺の長さは√50メートル、つまり約7.07メートルになります。設計図を描く際、この値が必要になるでしょう。
距離の計算
座標平面上で、原点から点(5, 5)までの距離は√(5² + 5²) = √50 = 5√2 ≒ 7.07となります。GPSやナビゲーションシステムでは、こうした計算が常に行われているわけです。
科学実験でのデータ処理
標準偏差や誤差の計算で平方根が登場することは多いもの。データが50に関連する場合、√50の値を知っておくと素早く計算できるでしょう。
このように、√50は単なる数学の問題だけでなく、実社会でも重要な役割を果たしています。
√50の計算でよくあるミス【注意点】
続いては√50を扱う際によくある間違いを確認していきます。
ミス1: √50 = √25 × √2 = 5 × 2 = 10
これは誤りです。√25 = 5ですが、50 = 25 × 2ではありません。正しくは50 = 25 × 2なので√50 = 5√2 ≒ 7.07です。
ミス2: (√50)² = √100
平方根の2乗は、根号の中の数がそのまま答えになります。つまり(√50)² = 50であり、√100 = 10とは異なるもの。
ミス3: √50 + √50 = √100
これも頻出の誤り。√50 + √50 = 2√50 = 10√2 ≒ 14.14であり、√100 = 10とは違います。平方根の足し算では、根号の中を足すことはできません。
正しい計算:
√50 + √50 = 5√2 + 5√2 = 10√2 ≒ 14.14
こうしたミスを防ぐには、基本的なルールをしっかり理解することが重要でしょう。
まとめ: √50の値と覚え方【復習】
本記事では、√50についてさまざまな角度から解説してきました。
重要なポイントをまとめると、以下のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 簡略形 | √50 = 5√2 |
| 小数値 | 約7.071 |
| 整数部分 | 7 |
| 語呂合わせ | 「菜々緒(7.07)がゴーゴー(50)」 |
| 計算方法 | 5 × √2 または 5 × 1.414 |
√50 = 5√2という変形は、数学の計算を効率化する上で非常に重要です。この関係を覚えておけば、複雑な式の計算もスムーズに進むでしょう。
また、近似値7.07も実用的な場面で役立ちます。電卓がない状況でも、√2 ≒ 1.414を知っていれば簡単に求められるわけです。
平方根は中学数学の重要単元であり、高校数学でも頻繁に登場するもの。√50をしっかり理解することで、数学全体の理解が深まります。
本記事で紹介した語呂合わせや計算方法を活用して、√50の値をしっかりマスターしてください。数学の学習が、より楽しく効率的になるはずです。