美容・筋トレや解剖学などで耳にすることの多い「胸鎖乳突筋」という言葉。
首の前側から斜めに伸びる大きな筋肉で、頭を回転させたり傾けたりする重要な役割を担っていますが、漢字だけ見ると正しい読み方がわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、胸鎖乳突筋の正しい読み方から英語表記、発音まで詳しく解説していきます。医療や解剖学、フィットネスなどの分野で役立つ知識として、ぜひ参考にしてください。
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目次
胸鎖乳突筋の読み方は?
それではまず、胸鎖乳突筋の正しい読み方について解説していきます。「胸鎖乳突筋」は漢字だけ見ると少し難しく感じるかもしれませんが、正しくは「きょうさにゅうとつきん」と読みます。
漢字を一つずつ見ていくと、「胸」は「きょう」、「鎖」は「さ」、「乳」は「にゅう」、「突」は「とつ」、そして「筋」は「きん」となります。
特に「鎖」の字は「くさり」と読むことが一般的ですが、この筋肉名では「さ」と読むため、注意が必要です。
胸鎖乳突筋の読み方の由来
この筋肉の名前は、その起始部と停止部の位置から名付けられています。「胸」は胸骨、「鎖」は鎖骨、「乳突」は側頭骨の乳様突起を指し、これらをつなぐ「筋肉」であることを表しています。
解剖学的な名称なので少し長く感じるかもしれませんが、それぞれの部位を示す漢字が使われているため、覚えやすい構造になっています。
専門的な場面では略して「SCM」と呼ばれることもあります。これは後に詳しく記載の英語名の”Sternocleidomastoid muscle”の頭文字を取ったものです。
胸鎖乳突筋の英語表記や発音は?
続いては、胸鎖乳突筋の英語表記や発音について確認していきます。
国際的な医学用語として、また英語の論文やテキストを読む際に知っておくと非常に役立つ知識です。
胸鎖乳突筋の英語表記は「Sternocleidomastoid muscle」です。これは解剖学的な名称で、起始部である「胸骨(Sternum)」と「鎖骨(Clavicle)」、そして停止部である「乳様突起(Mastoid process)」からその名が付けられています。
発音については、カタカナで表すと「スターノクライドマストイド マッスル」となります。分解して発音すると以下のようになります:
– Sterno(スターノ):胸骨の
– Cleido(クライド):鎖骨の
– Mastoid(マストイド):乳様突起の
– Muscle(マッスル):筋肉
英語表記「Sternocleidomastoid muscle」の発音は「スターノクライドマストイド マッスル」です。医療関係者の間では略して「SCM」と呼ばれることも多いです。
この筋肉は解剖学的に非常に重要な位置にあり、首の前側から斜めに走っているため、見た目でも確認しやすい筋肉の一つです。
頭を回したり傾けたりする動きを担当するため、スポーツや日常生活の様々な動作に関わっています。
英語の医学論文や教科書を読む際には、この「Sternocleidomastoid muscle」という表記が頻出します。また、臨床の現場ではより短く「SCM」と略されることも多いので、両方の表記に慣れておくと良いでしょう。
発音が難しいと感じる場合は、単語を区切って練習すると覚えやすくなります。「Sterno-cleido-mastoid」のように区切って発音してみましょう。
医療関係者との会話や国際的な場面で役立つ知識となります。
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胸鎖乳突筋について覚えやすくなるようなポエム
首の両側を斜めに走る
胸骨と鎖骨から始まる力持ち
乳様突起へと伸びて行く道筋
きょうさにゅうとつきん
リズムよく口ずさめば
難しい名前も自然と覚えられる
SCMと呼べば簡単
スターノクライドマストイド
長い名前の筋肉たち
頭を左右に動かすたび
あなたの首を支える
大切な仲間を忘れないでね
胸から鎖、乳突へ
五つの漢字が紡ぐ名前
解剖学の扉を開く鍵
まとめ 胸鎖乳突筋の英語や読み方・発音等も解説!
この記事では胸鎖乳突筋の読み方は?英語表記・スペル・発音等を解説しました。
さまざまな筋肉の部位を理解、日々の生活に役立てていきましょう(^^)/
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