手元のお金を増やすためには、自分の収入が支出を上回ることが大事です。ただ、支出をすぐにあげる方が難しく、節約をする方が簡単といえます。
節約にもいろいろな方法がありますが、最も簡単な方法として買い物時に安いものを買うことが大事です。
例えば、トイレットペーパーを買うときに、そのロール数が12ロール、8ロールなどと違ったり、1ロールあたりの長さが異なったりと、「どちらが安いのか」わからず困ったことがあるでしょう。このような場面では、どのようにしてトイレットペーパーのコスパを計算すればいいのでしょうか。
ここでは、トイレットパーパーのメートル単価を求める方法について解説していきます。
目次
トイレットペーパーの1mあたりの価格を計算する方法【メートル単価】
それでは、トイレットペーパーのメートル単価を求める方法を確認していきます。
あるシングルタイプのトイレットペーパーを買うとします。このとき、メートル単価を算出するためには、価格、ロール数、1ロールあたりの長さを確認する必要があるのです。
以下で詳細の手順を確認していきます。
①値段とロール数からロール1個あたりの値段を計算する
トイレットペーパーの価格を求めるためにに、まずは1ロールのコストを算出しましょう。
このとき、1パックの値段÷ロールの個数で、1ロールの値段を計算できます。
②1ロールの値段をロールのメートル数で割る
続いて、今度は1ロール分の価格を、ロールのメートル数で割っていきます。
求められたロールごとの値段÷m数=トイレットペーパーのメートル単価という計算式が成立するわけです。
このような手順で1mあたりのコストが求められるのです。
1mあたりの値段を計算してみよう【トイレとペーパーのコスパ比較】
それでは、トイレットペーパーのメートル単価を計算に慣れるためにも、練習問題を解いていきましょう。
例題
あるシングルタイプのトイレットペーパーでは、ロール長さが90m、8ロールで300円で販売されています。
このときのトイレットペーパーの1mあたりの価格を求めていきましょう。
解答
上の換算式に従ってメートル単価を算出していきます。
1m当たりのコスト=300/ 8 / 90 = 0.417円/mと求められました。
続いて、もう一題練習問題を解いてみましょう。
例題2
あるシングルタイプのトイレットペーパーでは、ロール長さが50m、12ロールで200円で販売されています。
このときのトイレットペーパーの1mあたりの価格を求めていきましょう。
解答2
こちらでも同様に、計算式に従って1m毎のコストを求めていきます。
すると、トイレットペーパーのm単価=200/ 12 / 50 = 0.333円/mと求められました。
つまり、例題2で解説したトイレットペーパーの方がコスパがいいと判断できるわけです。
トイレットペーパーのメートル単価計算に慣れ、節約に役立てていきましょう。
まとめ
ここでは、トイレットペーパーにおける1mあたりの値段を計算する方法について解説しました。
トイレットペーパーのm単価を算出するためには、値段÷ロール数÷ロール当たりのm数で求めることができます。そして、算出されたメートル価格が安いものほどコスパがいいと判断できるのです。
どちらのトイレットペーパーがお得かを見極め、節約に役立てていきましょう。