AGA(男性型脱毛症)に悩む方は、生活習慣の改善を行ったり、育毛剤を使用したりする方がほとんどです。
ただ、育毛剤は種類が非常に多く、「どれが本当にハゲの回復につながるのか」わからないケースもあるといえます。私自身は人気の育毛剤であるチャップアップの使用経験があり、明らかなAGAの状態から大幅に毛量を増やすことができました。
チャップアップ育毛剤自体に薄毛対策としての効果があるのは間違いないのですが、中でも「正しいチャップアップの使い方」を行えたことがハゲの回復に寄与していると実感しています。そのため、あなたも本気でAGAを治したいと考えているのであれば、適切なチャップアップ育毛剤の使用方法を学び、実践する必要があるといえます。
ここでは、私自身のチャップアップの使用経験も踏まえた「チャップアップの使用量」「チャップアップをつける頻度やタイミング」「チャップアップの付け方」などの効果的な使い方について解説していきます。
目次
チャップアップの育毛効果を上げる使い方
先にも述べたように、チャップアップの薄毛治療への効能を上げるためには、適切な使用方法を実践する必要があります。
以下で、適切なチャップアップの頭皮への塗り方を詳しく確認していきます。
チャップアップを付ける前にはシャンプーを使い清潔な状態にする
頭皮や髪の毛が汚れたべとべとの状態でチャップアップを使用しても、その薄毛の回復への効果は得られにくいです。
これは、異物や皮脂などが頭皮を覆っているような状況になっており「チャップアップをつけてもそもそも浸透しない」「油や異物などが頭皮に浸透してしまうリスクがある」などの現象が起こるためです。

そのため、チャップアップを使用する際にはシャンプーできちんと洗髪するなど、頭皮を清潔な状態にしてから使用しましょう。なお、後に詳しく解説しますが、チャップアップは濡れたままの髪の毛につけると効果が半減してしまうので避けるといいです。
また、チャップアップは1日2回朝と晩に使うのが私自身がおすすめです。そして、夜髪の毛を洗いチャップアップを使用し、就寝後の翌日付けるときにはシャンプーはしない方がいいです。
これは、基本的に1日1回きちんと洗髪していれば、十分に頭皮ケアが出来ており、それ以上髪を洗うと逆にハゲることがあるためです。
チャップアップは部分的よりも頭皮全体に付ける方がいい
チャップアップの使い方の概念として、頭部の全般に使用する方が好ましいということを覚えておきましょう。
チャップアップには「血行促進効果」「脱毛因子の男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の低減効果」があるわけですが、頭皮は皮膚がつながってできているため部分的にチャップアップを塗るより、全体につけた方がこれらの効果をより得られることになるのです。

そのため、薄毛の患部にはもちろんのこと、頭皮の全体的に万弁なく塗っていくようにしましょう。
チャップアップの基本的なつけ方(頭頂部)
チャップアップの基本的な使用方法としては、チャップアップ容器のスプレー部分を頭皮の1cm程度まで近づけた上で、頭皮に吹きかけるといいです。

これは、もし遠いところからチャップアップを使った場合、中身の液体が広がってしまい、頭皮でなく髪の毛に付着してしまいがちです。
そのため、チャップアップを塗りたい薄毛の部分(つむ付近など)から1cm程度の距離を保って使うのが基本的な使い方といえます。
チャップアップの使用量は?30プッシュはつけすぎなのか
また、どのような育毛剤・発毛剤でもいえることですが、頭皮に育毛剤を塗りすぎれば逆にハゲやすくなるといえます。
そしてチャップアップの使用推奨量は、1回あたり30プッシュ(約4ml)とされていますがこれは明らかに多すぎです。

このチャップアップを30プッシュ分(4ml)使用した場合では、使用してみればわかりますが、髪の毛がびしょびしょになります。
実際に30プッシュ分出した量は以下の通りとなります。
※
髪が濡れた状態が長く続くと水分中の雑菌が早い速度で増殖するため、髪の毛が抜けやすくなります。結果としてチャップアップの育毛効果を得られないどころか、逆に薄毛が進行するリスクを高めるため、十分に気をつけるといいです。

そのため、チャップアップを使用する量は10プッシュ程度(約1.3ml)にするのがおすすえめです。この量であれば、毛髪がびしょびしょになる心配がなく、かつ頭皮に十分な量のチャップアップ育毛剤の成分を届けられるといえます。
使用量10プッシュ分では、髪の毛が若干湿っているような毛髪の状態となります。
チャップアップアップは濡れた髪に使用しない
なお、チャップアップを付ける際には、湿った髪の毛に使用することは避けましょう。これは毛髪が濡れている状態でチャップアップを使用すると、髪の毛に付着した水分にチャップアップが吸収され、頭皮に有効成分が行き届かなくなるためです。

チャップアップ育毛剤は髪の毛でなく頭皮に働きかけることで、そのAGA治療への効能が得られるといえます。そのため、毛髪が濡れた状態では、ハゲの回復につながりにくくなるわけです。
そのため、チャップアップを使用する前には必ず髪の毛が乾いた状態にしてから使用しましょう。特に夜に使用する場合では、入浴後の使用となるため、髪が濡れたままチャップをつけないよう気を付けるといいです。
チャップアップをつけた後は頭皮マッサージを行うといい
なお、チャップアップを頭皮に塗り込んだ後は、すぐに頭皮マッサージを行うといいです。チャップアップをただ頭に吹きかけただけでは、頭皮への浸透率がそこまで高くなく、表面から流れ落ちたような状況になりがちなためです。
この時に、頭皮マッサージを行うと、チャップアップの有効成分を頭皮の内部に浸透させることができるのです。

具体的には、チャップアップを5プッシュほど吹きかけた後に、頭皮に優しく触れ、表面をずらすようにして30回ほど頭皮マッサージします。マッサージした後に、さらにチャップアップを5プッシュ程頭皮に塗り、さらに揉みこみというように2セット繰り返すのがおすすめです。

なお、マッサージする際は爪をたてたり、力づよくマッサージすることは避けてください。毛根に刺激を与えることによって逆に薄毛になる可能性が高くなります。
チャップアップを付けた後は自然乾燥し、さらにドライヤーで乾かすべき
なお、上述のようチャップアップを使い頭皮マッサージを行った後には、自然乾燥を行いましょう。
自然乾燥せずに、いきなりドライヤーをかけるとチャップアップが頭皮に浸透する前に液体を乾燥させてしまいます。これでは、もちろん育毛効果は得られないわけです。
そのため、頭皮マッサージ後は20分ほど、そのままの状態で髪を乾かすといいです。そして、きちんとチャップアップの育毛成分が頭皮に浸透した上で、最終的にドライヤーをかけて乾かしましょう。

このドライヤーを使う理由としては、先にも述べたように水分が毛髪に残っていると雑菌が繁殖し、ハゲやすくなり可能性があるためです。
なお、ドライヤーを使用する際はずっと温風を当て続けることは避けてください。ドライヤーの熱は強いため、髪の毛や頭皮の温度が非常に上がり、ダメージを与えかねません。
チャップアップを付けるタイミングは朝と夜の2回がおすすめ【使用回数】
このように正しいチャップアップの使い方をすると育毛効果を高めることができるわけですが、使用するタイミングや使用回数はいつがいいのでしょうか。
結論からいいますと、先にも述べたように使用回数は1日2回がおすすめであり、朝と晩にチャップアップをつけるといいです。
これはチャップアップをつけ頭皮に浸透することで、毛母細胞や血管などに有効成分が働きかけるわけですが、時間とともにその育毛効果は薄れていきます。つまり、一度に大量にチャップアップをつけるよりも、時間を分けて頻度を上げた方がよりAGA治療の効果を得られるというわけです。

適切なタイミング・使用頻度でチャップアップつけ、薄毛を改善させていきましょう。
まとめ
ここでは、チャップアップの付け方、タイミング、使用頻度について解説しました。
チャップアップを効果的に使うつけ方としては、
・チャップアップを付ける前に清潔な状態にする
・部分的ではなく、頭部全体につける
・比較的近い位置からチャップアップをつける
・チャップアップの使用量を控える(30プッシュではつけすぎ)
・チャップアップは濡れた髪に使用しない
・チャップアップを付けた後は頭皮マッサージ、自然乾燥、ドライヤーという流れで対応する
・チャップアップを付けるタイミング、使用回数は1日2回朝と晩につける
のがおすすめです。
頭皮の手入れをきちんと行うAGAを克服していきましょう。